小正月・いちごの日・ウィキペディアの日「今日は何の日・1月15日」 | 東山凛太朗のブログ

1月15日月曜日

皆様おはようございます。体調はGOODですか?うがい、手洗い、消毒を欠かさずになさっていますか?

今日は「小正月」「いちごの日」「ウィキペディアの日」です。

まず「小正月」から。

「小正月」は「こしょうがつ」と読み、正月の1月15日に行なわれている行事となります。
また、14日から16日までの3日間であったり、14日の日没から15日の日没までという考え方もあるそうです。
小正月は古くから日本にある風習であり、小正月までが門松を飾る「松の内」だとされていましたが、江戸時代になると徳川幕府の命によって1月7日までの大正月までが「松の内」だとされました。
しかし、江戸を含めた関東地方以外には全く広まる事はなく、現在でも1月15日までが松の内となっています。
現在ではほとんど見かけなくなった風習ですが、日本の古来の風習では小正月の朝には小豆粥を食べる風習があったそうです。
この風習については「土佐日記」や「枕草子」といった有名な文書にも記されています。
現在でも小正月の朝に小豆粥を食べる風習が残っている地域があって、主に東北地方などの農村を中心にして小豆粥を食べる文化が残っているそうです。
大正月には年神様や祖霊を迎えるような行事が中心に行なわれますが、小正月には豊作祈願などの農業に関連する行事が中心に行なわれています。
また、昔の成人式とも呼べる「元服の儀」が1月15日の小正月に行なわれていた事から、一時期は1月15日が「成人の日」として制定されていました。

 

一般的な小豆に比べて粒が大きく艶があることから高級品とされている「大納言小豆」ですが、日本では古くから縁起の良い食べ物だとされていますよね。
しかし、なぜ「大納言小豆」が縁起が良い食べ物だとされているのかが気になりますよね。
それは日本古来の武家社会の考え方が関係しているのです。
大納言小豆の特徴として煮込んだ時に煮崩れを起こしにくく、小豆の実が割れないことが挙げられます。
武家社会では「実が割れる=腹が割れる」という考え方から切腹を連想し、縁起が悪いことだとされていたため、調理しても腹が割れない大納言小豆は縁起が良いものだとされたのです。
そのため、武家社会では自分が切腹しなくて済むように願いながら大納言小豆を食べる風習が広まり、それが現在にも残っているのです。

 

和菓子には小豆が使われることが多くその中でも似ている食べ物に「ぜんざい」「お汁粉」「あんみつ」がありますよね。
これらには一体どのような違いがあるのでしょうか。
実は地域によって呼び方が変わるそうで、関東では汁気の多いものを「お汁粉」、汁気が少ないものを「ぜんざい」と呼んでいるそうです。
関西では餡子の種類によって呼び方が変わり、こしあんを使ったものが「お汁粉」、粒あんを使ったものが「ぜんたい」とされているそうです。
基本的にはどちらも小豆を佐藤で甘く煮込んで、餅や白玉団子をトッピングした甘味になります。
「あんみつ」については小豆を煮込んで作られるものではなく、餅や白玉団子の上にそのまま粒あんなどをのせて、フルーツを飾り付けたものになります。
また、お汁粉とぜんざいが温かい甘味であるのに対して、あんみつは冷たい甘味となります。

 

*1月15日と言えばかつて「成人式」と呼ばれていたのを思い出す人も多いことでしょう。小正月から由来しているのでしょうね。

 

次に「いちごの日」について。

なぜ1月15日が「いちごの日」なのかというと、1月15日という日付が「いち(1)ご(5)」という語呂合わせであることが由来となっています。
「いちごの日」については全国いちご消費拡大協議会によって制定された記念日となります。
いちごの旬は春先から初夏の時期に迎えますが、実は冬の期間中が最もいちごの消費量が多くなる時期なんです。
冬にはクリスマスであったり正月があったり、その他にもたくさんのお祝いごとがあるため、その時にケーキが食べられることから、いちごの需要が高まるそうです。
いちごはもともとハウス栽培が盛んな果物なので、冬の時期にも出荷できるように調整して栽培を行なっているそうです。
果物狩りといえば夏や秋の時期を思い浮かべるかもしれませんが、いちごについてはハウス栽培が行なわれている事から冬にもいちご狩りが行なわれているんです。
ちなみに、このほかにも1月5日が「いちごの日」となっていますが、こちらについては果物のいちごとは関係が無い記念日のようです。
1月5日の「いちごの日」については、15歳という世代を表現したいわゆる「いちご族」が由来となっていて、高校受験を控えた15歳の世代にエールを送る記念日となっています。

 

いちごは表面にたくさんのつぶつぶがあり、見た目にかなり特徴のある果物ですよね。
あのいちごの表面のつぶつぶはいちごの種だと思われがちなんですが、あのつぶつぶこそがいちごの実であって、いちごの種ではないんです。
それでは今までいちごの果肉だと思って食べていた部分は何なのかというと、実はいちごの茎の部分なんです。
このような果物は「偽果(ぎか)」と呼ばれていて、茎の部分がまるで果実のように大きくなっていることが特徴となっています。
赤い見た目をしていてとても美味しそうに見える事から、動物に種と一緒に食べてもらって、糞として種がまかれることによって生息域を増やしてきたそうです。
いちご以外にもリンゴやナシについても「偽果(ぎか)」の一種だとされています。

 

ビタミンCを含んだ果物といえば皆さんは何を想像しますか?
ビタミンCといえばレモンを想像する人が多く、そのためレモンにはビタミンCが多く含まれていると考えられていますよね。
しかし、実はレモンにはそんなにビタミンCが含まれていないんです。
いちごと比較をしてみても、実はいちごを2つ食べればレモン1個食べたのと同じだけのビタミンCが摂取出来るんです。
そもそもレモン1つに対してビタミンCが100mg含まれているとされていて、これは成人が1日 に必要とするビタミンCになるため、ビタミンCの基準がレモンになっています。
しかし、皮ごと食べなければ100mg摂取出来ないため、それ以外の果物や野菜を食べていた方が効率よくビタミンCを摂取出来るんですね。

 

*皆様は「いちご」お好きですか?美味しいですよね?食べ方もいろいろありますね。

 

最後に「ウィキペディアの日」について。

なぜ1月15日が「ウィキペディアの日」なのかというと、2001年1月15日にインターネットの百科事典サイトである「ウィキペディア」が公開されたことが由来となっています。
ウィキペディアが公開されてから2周年である2003年1月15日には、ウィキを編集するいわゆる「ウィキペディアン」の手によって、ウィキペディアの誕生の日を祝うべく、ウィキペディア英語版のメインページのデザインが新しくされました。
当初のウィキペディアの目標では10万を超える記事を作る事が目標だったそうで、担当者の間では10万記事の達成には5年以上はかかるものだと考えられていました。
しかし、このプロジェクトは担当者の予想をはるかに上回るペースで成長を遂げた結果、年内には2万の記事を突破し、2年目には10万記事を達成することができました。
このプロジェクトが始まった当時には多くの人々が失敗に終わるだろうと予測をしていましたが、いい形で予想を裏切り「誰もが望む時に24時間いつでも記事を作成できる」という方法が確立され、現在では日本でも貴重な情報源として大活躍を見せています。
ウィキペディアの編集は世界中の誰にでも出来ますので、「ウィキペディアの日」には何か記事を執筆してみてはいかがでしょうか。

 

ウィキペディアの記事はボランティアによって無料で執筆されているものですが、そもそもウィキペディアを運営するのにもお金がかかりますし、どのようにして運営されているのかが気になりますよね。
もちろん記事を書いたり、荒らしから記事を守ったり、ウィキペディアの運営方法やルールを決めているのはボランティアです。
しかし、サーバーの維持費や購入代金、サーバーを設置するための建物の家賃、メンテナンスをするためのエンジニアなどを雇うのにはお金がかかってしまいます。
これはアメリカのウィキペディア財団が寄付を募っていて、その寄付されたお金によって賄われているのです。
ウィキペディアに寄付を募る項目が表示されていることがありますが、運営については全てその寄付を収入源としていたんですね。

 

そもそも「ウィキペディア」というサイト名はどのような由来があって決められたかを知っていましたか?
「ウィキペディア」の「ウィキ」については、ウェブブラウザを使う事によってインターネット上でウェブページをどこからでも編集できるシステムのことを指します。
いつでも場所を問わずに誰もが簡単にページを編集できるため、まさにウィキペディアにぴったりのシステムですよね。
そもそも「ウィキ」はハワイの言葉で「速い」という意味が込められていて、ウェブページの更新が素早く更新できるという意味も込められています。
「ペディア」については英語で百科事典という意味の「エンサイクロペディア」が由来となっています。
この二つの言葉を合体して「ウィキペディア」というサイト名にしたそうです。

 

*皆様は「ウィキペディア」を信じますか?人によっては偏りや偏見がある場合が多く、ファン同士でしばしば書き換えが行なわれていますね。

 

今週もよろしくお願いいたします。

 

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