本作品の狂言回しにして小泉さんの悪辣なストーカーである大澤悠、彼女が執拗に小泉さんにアプローチし、そして冷遇される様子は、小泉さんの一風変わったキャラクター、「人類よりも麺類」というスタンスを際立たせる印象的な場面であり、そして、最早本作品の一種の様式美と言ってもいいのではないでしょうか。

(小泉さんから不審者として通報される大澤悠)

また、大澤悠が浮かべる悲しみや落胆の表情は、非常に胸踊るものがあります。執拗かつ悪辣なストーカー行為の報いでもあり、ある種のカタルシスを覚える方もおられるのではないでしょうか。言い過ぎですねごめんなさい。

てな訳で、これから大澤悠が小泉さんから冷遇される事例について紹介していきたいと思います。


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ラーメン大好き小泉さん


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今回は、事例紹介に先立って、大澤悠のキャラクター等の概要について説明させて頂きたいと思います。



基本情報及び容姿

16歳の高校1年生です。血液型はO型、好きなラーメンの系統は豚骨系です。その他好きな料理は和食全般です。

(大澤悠)

黒髪で髪型はショートカット、ラーメンを食べる時にポニーテールなどにする必要のない省エネ仕様です。作中において、小泉さん、あるいは中村美沙のようにクラスの男子からお誘いを受けたり街中でナンパされたりすることもなく、また、彼氏もいないことから、容姿のレベル的には普通ってことなのかな?と思われます。

身長は160cm、女子の中では比較的高いほうなのではないでしょうか。体型はスレンダーです。


家族等

家族構成は両親と大学生の兄(19歳)の修とのことです。大澤修は大学の友人とと共に作中にもよく登場しますが、両親は登場したことはありません。家はマンションの503号室であり、マンションの場所は都内は文京区の白山のあたりかな?とも思われます(1巻第9話において、「ガッツ麺」のお店の前で倒れていた小泉さんを保護してたので、そのあたりかな?と思われます)。

また、従姉妹のお姉さんとして絢音(25歳)もいます。

(兄・大澤修(左下)、従姉妹・大澤絢音[中央)」


交友関係

中村美沙と高橋潤と仲がいいです。皆でよくご飯を食べたり買い物に出掛けたりしています。

(高橋潤と中村美沙)

中村美沙の家にはお泊りもするみたいです。その他のクラスメイトともカラオケに行ったりします。小泉さんとは自称・親友です。


特技等

料理は得意です。両親が共働きで不在がちであり、小さい頃から親に代わってご飯を作っていたためだそうです。

作中においても、1巻第9話において、ラーメン屋さんの前で行き倒れになっていたため保護していた小泉さんが目覚めた後、オリジナルアレンジの即席麺を振る舞い、美味しかったためか小泉さんは夢中で食べていましたし、4巻第5話においては、ラーメンサラダ春巻きやラーメンサラダサンドを作り小泉さんに食べさせるなど、その腕前を披露しています。

(料理は得意)

また、行き倒れになっていた小泉さんを家までお姫様だっこで連れて行ったので力もそれなりに強いと思われます。

(意外と力持ち)

そして1巻第1話では、二郎の「ぶたダブルヤサイマシマシニンニクアブラカラメ」を、初見にも関わらず完食してしまっています。何気に恐るべし胃のキャパを持っています。実はヤバい奴です。

(二郎完食するも大ダメージ)

学校での成績は、特に良くも悪くもないようです。


性格

とにかく前向きな性格です。座右の銘は「めげない 引かない あきらめない」のようであり、小泉さんからどんなに冷たい扱いをされようともメゲたり心が折れるようなことはありません。どうやらその性格は大澤家の人間としての考えらしいです。

(冷遇にも「めげない 引かない あきらめない」)

嫉妬深い面もあり、中村美沙や高橋潤などが小泉さんとラーメン屋に行ったり普通に話したりしているのを見ると嫉妬に駆られます。自分は小泉さんのメアドを知らないのに2人が知っていたり、あと小川乃愛がナチュラルに小泉さんと連絡先を交換したりすると暗黒モードに入ったりします。かといって引きずる訳ではありません。

(嫉妬からの暗黒モード)

衝動的に行動する面もあり、新幹線で名古屋を通過する時、小泉さんらしき人を見かけただけで手ぶらで後者したりします。


小泉さんに対するストーカー行為

この物語そのものが大澤悠の小泉さんへのまとわり付きから始まったと言っても過言ではないでしょう。

(物語は二郎の前から始まる)

とにかく執拗に小泉さんにストーカーをします。下校時に声をかけ無視されても付けて行きますし、小泉さんがラーメン屋に入ると、隣や向かい側に勝手に座ることもしょっちゅうです。

(勝手に相席)

新幹線に乗ってる時でも、途中の駅で小泉さんらしき人物を見かけただけで後先考えず、ほぼ文無し状態でその駅に降りてしまったりもします。

返信が全く無いにも関わらず、執拗かつ一方的にメールも送り続けています。

家では小泉さん観察日誌もしたためています。



(参考:アニメでの振る舞い)


小泉さんに焦がれる余り、心が壊れかけることもあります。

(壊れゆく心)


ストーカーの理由は元々可愛い女の子が好きなのと、「ラーメンに夢中な小泉さんに夢中だから」らしいです。

(告白?)

以上、小泉さんのストーカー・大澤悠の全般紹介になります。

正直、ウザい面も否定できませんが、何だかんだ言って凄く魅力的なキャラクターだなって思います。ラーメンにしか興味のない小泉さんの個性を際立たせるには必要不可欠なキャラクターであり、また、他者に対して一切興味を持たない小泉さんに対して熱烈な興味を抱くキャラという、本作品の一風変わった人間模様を象徴するキャラクターでもあるのかな?と思います。いつもクールでどこか人間味が希薄な小泉さんに対し、よくジタバタしているという行動の対照性もまた面白さを醸し出しているのではないでしょうか。

(対照的な2人)

以後、血湧き肉躍る、大澤悠が冷遇されるシーンについて紹介していきたいと思います。


最後まで読んで頂きありがとうございました。


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ときに、大澤悠は、「ラーメン大好き小泉さん」の実質的な主人公らしいです  by作者

(7巻裏表紙の作者コメント)

主人公とかヒロインを冷遇するって何なんだよ?と突っ込みを入れざるを得ません…(^◇^;)