凄く迫力がのある『龍王』(見たことのない仏像ですので、はっきりした名前はわからないのです)


いつも古い仏像を買って修理のご依頼をしていただきます方は、日本人形やジュモーの人形コレクターで、とても良い仏像を見つけられて、修理のご依頼をいただきます。

『後世に残しておきたい』そんな気持ちがとても嬉しく、安田明玄仏所としてもできる限りな事をさせていただいております。




傷みからして、江戸時代より古いもののようです。


彩色はほとんどなく、龍の一部が赤く

龍王の腕線などに少し金色が見えます。


いつの時代かの仏師が彫ったものでとても勉強にもなります。


大きさは龍の台座も合わせて30㎝ぐらいなのでそんなに大きくなく、おそらく他の仏像の脇侍として作られたものではないでしょうか?



小さいですが、目は玉眼が入っていて、眼光の鋭さは当時のまま威光を放っています。


傷みは割れもありますが、中までは腐っていない様ですので、痛んだ所を埋木して剥がれる所は剥がして修理しています。







修理のご依頼は、信頼の安田明玄仏所

どの様な仏像でも修理させていただきます。