今回は、PCエンジンの

 

森田将棋PC です。

 

昨今の藤井ブームに乗っかり紹介します。

 

コンピューター将棋ソフトといえば、

 

このシリーズを思い浮かべる人も多いと思います。

 

歴史は古く、1985年にPC88、98用のソフトとして

 

リリースされたのが初出です。

 

家庭用ゲーム機としては、ファミコン、スーパーファミコン

 

の次にこのソフトがリリースされました。

 

動作環境は、レトロフリーク。

 

それでは、ソフトです

 

タイトル画面

モードは4つ。ただし、軍人将棋は

携帯機のGTが2台とソフトが2枚ないと

プレイできません

 

入門教室は、初心者でも親しみやすい

様に、駒をモンスターに見立てて

プレイできます。もちろん通常の

駒モードにも変更可能

 

先手後手が選べて、駒落ちもできます。

自分が先手を取ります。

(自分の代わりに指してもらうのは、

 コンピューターソフトです)

 

対局スタート。説明書が無くても、

なんとなくどのモンスターがどの駒

なのか分かる感じです

 

ハーピーは角です。移動するときは

羽ばたきながら移動。アニメーションしている

ので、動作は若干緩慢な感じ

 

玉が動くときは、偉そうな感じで

移動します

 

勝負も終盤に差し掛かるところ。

さすがに最近のAIなので、

かなり有利に進めています

 

勝利しました。

最後は簡単な詰め筋です

 

次は将棋道場

本格的に勝負するなら

こちらを選びましょう

 

このモードでは、自分も

駒落ちさせることもできます。

今度はコンピューターが先手にします

 

こちらが後手でも、

プレイヤーが必ず下になります

 

18手目。少し攻め込まれて

いる感じですが、駒組は

こちらの方がバランスが良さそうです

 

32手目。かなり駒得になっていて

駒の効きも雲泥の差です。

優勢でしょう

 

47手目。これはさすがに勝てそう

 

そして、58手で勝利。

相手は全く飛車を使えていなかった

です。最近のAIだと楽勝でした

 

特別企画として、以前紹介した

朝日新聞連載 加藤一二三 九段将棋 心技流

と対戦させたいと思います

 

加藤一二三の方は実機でプレイ。

森田将棋はレトロフリークでプレイします。

相手は最強の家武善隆

 

森田将棋が先手で対局します

 

22手目。下が後手の加藤一二三。

上が先手の森田将棋です。

飛車角交換をして、加藤一二三

飛車を敵陣に打ち込んだところです

 

46手目。森田将棋の駒得が

大きく優勢ですが歩がないのが

気になるところ。一二三は龍1枚では

攻め手が無い感じです

 

51手目。森田が3三馬と王手を

かけて万事休す。取ると銀打ちで詰み

なので、逃げるしかないですが

 

55手で詰ませて

森田将棋の勝ちになりました

 

暫定王者は森田将棋PCということで、

次に将棋ソフトを紹介するときに

防衛戦をしようと思います。

 

もう一つのモード詰将棋

 

こちらは、問題が用意されている

訳ではなく、自分で作った問題を

コンピューターに解いてもらうモード

です

 

きちんと作っていれば、

ちゃんと解いてくれます

 

という感じで、PCエンジンでも

森田将棋を楽しめます。

 

裏技はありません。

 

 

モンスター将棋はおまけのような感じで、

 

棋力も弱いです。むしろ軍人将棋を

 

プレイできるようにしてほしかったですね。

 

対人戦は無理ですが、CPU戦なら

 

実装できたと思うので少し残念です。

 

このソフトの実力は、高い方だと思います。

 

最近のAI相手では、完敗でしたが

 

加藤一二三のソフトには圧勝してました。

 

思考時間が長めなのが欠点。

 

今後も、色々な将棋ソフトの紹介の際、

 

対戦させて実力を比べてみたいかなと

 

思っています。