昨日、衝撃のニュースに
ハッとしました。


整形を繰り返した

扇風機おばさん(ハン ヘギョンさん)

が57歳という若さで急死したというのです。




不法な整形手術を繰り返し
3倍に膨れ上がった顔。

脂肪のない細い身体、

そのアンバランスな感じはとても奇妙で

扇風機おばさんと揶揄されました。




ここからは知らなかったのですが


1983年 21歳で
スターを夢見て来日したヘギョンさんは


もっと、綺麗に、なりたい。
そうすれば自分は陽の目を見ることができる

と整形に足を踏み入れた。


なかなか美しい方でしたが
顔を大きくみせる
張り出したエラがコンプレックスだったようです。


不合法な藪医者のもとで、
顔にシリコンを注入した

心に空いた穴を
シリコンを注入することで、塞ごうとした。

綺麗になっていると思いこんでいた彼女は

お金が底を尽きた40代からは
自らの手で食用油を、顔に打ち続けた。


街を歩くと容赦なく突き刺さる世間の目
人の目が怖くて怖くて仕方なかった…



ラジコン模型用のギアオイル(工業用オイル)も自分の手で注入していた

美とは逆の方向に
急加速していった韓国の57歳女性。


太ることを、恐れて
肉などは食べない生活

死因は肺塞栓症(の、可能性)
顔や頭の異物 で血流が乱れたのでしょうか。


美容整形の現場にいるナースとしては
不適切な方向へとまっすぐ駆け抜けていった
彼女へ 思いがこみあげます。


ただ美しくなりたかっただけなのに


彷徨い続けて道が見えなくなった彼女を

歩む照らして道をしめしてあげられる誰かが
いたらよかった。






美しさってなんですか。

まわりの人の目って そんなに冷たかったですか。




そんな思いで孤独に戦っていたなんて

生きていたら
ただただ 抱きしめたかったです。




追記
晩年はキリストの教会に通い そばにいてくれる人もいて 穏やかに過ごされたようですおねがい

外見の美醜は関係なく
大切なことが人生にはたくさんあります。