(珈琲よもやま話 no,16)
▼『浅煎コーヒーと深煎コーヒー』どっちが濃いの?
『軽い味のコーヒーは、成分も軽い???』
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実は「浅煎のコーヒー」の方が、コーヒーの成分は多いということを知っていますか?
お店で「深煎のコーヒー」を注文する時は「濃い方のコーヒー」と言い「浅煎のコーヒー」を注文する時は「軽い方のコーヒー」と言う言葉を普通に使っていますが、コーヒーに含まれる成分量から言えば「浅煎のコーヒー」の方が成分は多いのです。
コーヒーの成分量から言えば、決して軽くはないのです。
焙煎でコーヒー豆を深く煎ると「苦味」の味は増しますが、豆に含まれているコーヒーの成分は、深いコーヒーほど焼失していきます。
一番多い成分は「カフェイン」ですが、苦いコーヒーほど「カフェイン」は少なくなっているのです。
『眠気覚ましに濃いコーヒーをください』ではなく『眠気覚ましに軽いコーヒーをください』の方が、本当は正しい選択となります。
コーヒーは、時間の経過と共に味も劣化していきますが『劣化スピードが遅いのは浅煎コーヒー』の方なのです。
それは成分含有量が多いことと深く関係しているのです。
但し、今のお話は『完熟した焙煎』であることが、前提でのお話です。
『未成熟な不完全な浅煎コーヒー』だと、コーヒーの成分もシッカリと引き出しえていませんので『コクのある味わい深い味』にはなりにくいからです。
ここでも『焙煎技術の良し悪し』が深く問われるところです。
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