1928年うまれだから生きていれば今年で90歳だ。
生誕90周年だな。
手塚治虫先生と一緒だな。
おいらが最も尊敬し、いまだに最も好きな俳優がこのビック・モローである。
おいらの世代が最後のファンくらいかもしれないなあ。
そのうち、聞いたことないなあ。そんあ俳優という言葉が聞こえてきそうだが。
それでいいのだ。
この写真は昭和41年のTVガイドに出ていたおいらのコレクションからのものだ。
コンバットの撮影のないときには基本マリブ(米西海岸にある日本の沖縄の様なリゾート地)に住んでいて
ここでコンバット!の脚本を書いたり読んだりしていたらしい。
カメラや黒澤映画のファンでこの写真にはレンズ(ミラーレンズのようだ)は日本製とあるが、カメラはどうなんだろう。
昭和41年にたとえばライカ用のレンズをシグマのような日本のレンズメーカーが作っていたのだろうか?
右手に持っているのはレリーズで三脚を使っても被写体が遠すぎるのでぶれやすいからレリーズを使ってシャッター
を押すのだ。
している時計は不明。なんだろう?
とにかくモローといえばリアルな演技というおいら好みの芝居が得意な人。
こういう人って本当にいるよなっていうよな芝居を見せてくれる人なんだ。
WW2の陸軍軍曹、建設会社の工員、ゲイの囚人、人種差別主義者の会社員
サケ漁の漁師、黒人に化ける白人、人殺しの保安官、超不良の高校生 などなど特殊な役もうまいことこなす。
もうこういう人は出てこないだろうなあ。ヴィック・モローの代わりはいなーい。
ちなみにこのダーティーメリークレイジーラリーでの役は拳銃などもたない警察官フランクリン部長役。
(拳銃を持たない理由は、持っている奴らはハリウッドのTVドラマを観すぎなヤツだから自分はもたないという理屈だった)