この雑誌に（元祖でこちゃり？）という記事が載っていたのを思い出した。
記事の内容は１９６８年８月発行の少年マガジンに掲載された富士フラッシャーテン/ファイブの広告。
この自転車をデコチャリ第１号に認定したい。
フラッシャーとはテールに並べた複数のライトが順にフラッシング【点滅】することで
曲がる方向を示すターンシグナルランプで、その起源は１９６０年代中ごろのアメリカ車。
日本車で初めて装備されたのは６７年１１月に発売のトヨタ・センチュリーであった。
６８年春には富士自転車がフラッシャーシリーズを発売したのである。
その後１０数年の自転車業界に吹き荒れた激しいギミック開発競争・販売合戦の
火付け役になろうとは・・・
後に他社から続々と複雑 巨大化したギミックも加わりデコチャリ全盛時代へと
突入していったのである。 【バイスクル・ナビ１９９３より抜粋】
この富士フラッシャーが２９８００円 先日紹介したミヤタサンライズが３３５００円ですから
やはり当店のこのモデルは７０年前後と思います。
６０年代後半から８０年代半ばまで大流行し、当時の少年たちの物欲を刺激し続けたデコチャリ
今後もかっての少年の皆さん【お父さん達】
の当時を懐かしむ一助になれれば幸いです。