妹・香里奈にライバル心も楽しく演技
08年9月にスペシャルドラマで放映、ストーリーだけでなく
ドラマで着用している洋服の一部が公式サイトで購入できると、
話題性でも注目を集めたドラマ「リアル・クローズ」(関西テレビ
/フジテレビ系)が、連続ドラマとして放映されている。
主人公・絹恵を務める女優の香里奈(25)が、ファッション、
仕事、恋愛で悩みながら、「自分の生き方とは?」を探し成長
する女性を演じる。実姉で女優の能世あんな(30)、
えれな(27)も前作に続きレギュラー陣として登場、再び
3姉妹での共演となっている。
仕事に対してストイックな部分は共通
--“仕事の鬼”のようなストイックな女性、木村瑞穂という
役柄について、自身と似ている点は?
「仕事に対して取り組む姿勢や意識に共通項を感じますね。
でも、瑞穂がの表にまでストイックさを出しているところには、
関わり難そうな人だなぁって思います(笑)」
--嫉妬する相手が実妹、やりにくくない?
「どちらも手を抜かずに向かい合うからこそ、遠慮なしに
できるし、ぶつかっても大丈夫って思えるんです。お互いを
知っているからこそ演じやすいです」
少しのきっかけがファッションに生きれば…
--番組の公式ウェブサイト(http://real-clothes.ktv.jp/index.html )
には、視聴者の女性から黒木瞳演じるカリスマ部長・美姫の
言葉が勉強になるとコメントが寄せられている。
「人間は見かけより中身」(絹恵)、「中身が外見ににじみ出る、
外見が全て」(美姫)、ご自身はどっちのタイプですか。
「一概にどちらかとは言えないんですが、美姫さまが言った
『内面が外見ににじみ出てくる、それを含めて受け入れられ
ない人は未熟』には、納得してしまいましたね。
内面はどこかににじみ出てくると思いますし、最終的には
美姫さまの言葉に納得させられてしまうんですよね(笑)。
100%そう思えないという人がいたとしても、多少ひっかかる
言葉ではないでしょうか」
--では、ご自身が気になったセリフは?
「美姫さまが引用したココ・シャネルの言葉ですね。
『20代の顔は自然の贈り物、50代の顔はあなたの功績』
そういう50代のステキな女性になりたいですね。そのため
には、普段の生活態度をもう少し気をつけよう、休日の
過ごし方ももっと有意義に過ごさなければいけない
と思うようになりました」
リアル・クローズとは?
--ドラマのテーマでもある、「リアル・クローズ」、
自分の人生にフィットする服とは一体なんでしょう?
「流行は気になると思うけど、それをただ真似するだけでは
なく、自分自身が似合うものをきちんとチョイスすること、
選ぶ力を身につけることではないでしょうか。女友達と外食
するときにはオシャレした格好で出かけ、バーベキューに行く
ときにはジーンズなどラフな服装にする。
家にいるときにドレスを着て過ごす人はあまりいないです
よね。頑張りすぎずに、その時どきで自分らしく、楽に過ご
せる服装がリアル・クローズだと思います。
今、私は30歳ですが、そんなに“若い若い”した格好よりは、
大人カジュアルなもの、すごく上質な素材やラインがきれいな
もので大人なカジュアルさを演出するように心がけています」
--ドラマでは、それぞれがリアル・クローズを見つけること
ができるんでしょうか?
「(今後)絹恵がどんどん美姫さまに気に入られて、たぶん
瑞穂自身の嫉妬の心もどんどんと大きくなっていくと思うので、
その3人の対立がどうなるか。今後のペシェ・ミニョンをはじめ、
越前屋がどう変わっていくのか。今後、いろいろな催しが
行われるので、そのイベントで登場する新しいお洋服の
ジャンルも期待して欲しいです。3姉妹で一緒にドラマを共演
するのはこれが最後だと思うので、楽しみながら最後まで
突っ走っていきたいな」
今後の展開から目が離せそうにない。
産経msnより引用