日光鱒鮨本舗が「道の駅日光」に出店~東武日光駅「日光埋蔵金弁当」(1550円) | 駅弁ブログ ライター望月の駅弁いい気分

日光鱒鮨本舗が「道の駅日光」に出店~東武日光駅「日光埋蔵金弁当」(1550円)



夕方、花盛りの東武日光駅へやってきました。

ホームには、GWの上り臨時特急

「きりふり296号」が発車時刻を待っています。

東武日光駅の駅弁は、既に売り切れ・・・。

繁忙期に東武日光で駅弁を求める場合は、

予約が肝要だと思います。



そんな東武日光の駅弁を手掛ける業者の1つ

日光鱒鮨本舗が、今市の中心部、

国道119号沿いにグランドオープンした

「道の駅日光・ニコニコ本陣」に出店していました。



道の駅におけるお店の屋号は「美彩たむら」。

お店の方に伺うと、日光鱒鮨本舗のお嬢さんが、

田村さん家に嫁いで独立し、「道の駅日光」で

駅弁の新規展開を図ることになったそう。

コチラのお店では、調理設備を兼ね備えており、

お店オリジナルの地元食材を使った惣菜も

手掛けていくようです。



そして嬉しいのは、道の駅にもちゃんと

「駅弁販売ブース」が設けられたこと。

クルマ社会で暮らしている地元の人に

「駅弁文化」をキチンと認知させる上でも、

こういった場所は、大事ですよね!

訪れた日は、まだ地元の方向けの

プレオープンの日でしたが、東武日光駅における

日光鱒鮨本舗の駅弁がフルラインナップ!

下今市駅からも徒歩圏内なので、

東武日光駅で入手できなかった場合は、

コチラをのぞいてみるのもよさそうです。

道の駅自体、やや駐車場が手狭という印象ですが、

日光宇都宮道路・今市ICからも遠くないので、

空いていれば、車でもぜひ立ち寄ってみては!?



さてさて、今回、この「道の駅日光」を

訪れるきっかけとなったのは、

日光鱒鮨本舗の伝説の駅弁、

「日光埋蔵金弁当」の受け渡し場所として、

「美彩たむら」が指定されたことによるものです。

16万2000円と日本一高額な駅弁として

つとに有名な「日光埋蔵金弁当」ですが、

実はいくつかの価格帯があります。

全て予約制ではあるものの、前日までの予約で

1個から簡単に入手できるのは「1550円」バージョン。


※日光鱒鮨本舗ホームページ(予約電話番号等)

http://www.masuzushi.com/




「1550円バージョン」が簡単に入るのは、

実は調製元の日光鱒鮨本舗の各種駅弁の

「詰め合わせタイプ」の商品のため。

つまり、各種駅弁のいいトコ取りをしたのが、

「日光埋蔵金弁当」の1550円バージョンなのです。

なので、スペーシアの個室なんかを取って、

みんなで一杯やりながら帰る場合は、

この駅弁を予約しておけば、いいつまみになるかも。




日光鱒鮨本舗の看板商品「日光鱒寿し」は、

笹に包まれて、3カン入っています。

川魚系の寿司駅弁なら、これが全国トップクラス!




この鱒寿しのキモと云っていいのが、

栃木・高根沢産のコシヒカリのシャリに挟まれた、

日光名物の「ゆば」の存在!

ゆばの独特の旨みが、米の甘み、酢の酸味と

相まって、食欲をそそってくれるんですよね!

望月は大体、土産で買って帰るパターンが多いかも。

この寿司を食べて帰るまでが「日光」です!




最近は、様々なカラーリングが登場している

東武の特急スペーシア。

1990年の登場から25年を迎えて、

バブルの残り香と共に、まだまだ走り続けます。