昨日は、「奇跡のコース」を読む会を開催しました。

シンプルに、「奇跡のコース」という本を読み

思い思いに解釈してくものなのですが

昨日の文章の中で

「あなたはあなた自身を知りません」
という文章が出てきた時に

うたわれるもの」というアニメのハクオロさんを思い出しました。

ハクオロさんは、重症を負い、ある村で看病されるのですが
仮面が顔に張り付いていて、取り外しが出来ません。
そして、記憶喪失になっています。

彼は、自分を助けてくれた姉妹と村長の家に住み込むのですが
それからは、ただひたすら他者のためだけに生きます。

自分が何者かを知らないまま
姉妹の保護者となり、亡くなった村長の代わりに村を治め
村と村の戦争があり、どんどん国が大きくなっていく中で
とにかく人の為だけに動きます。

エゴがない人なんですよ。

最後になって彼の正体が明かされます。

アニメを楽しみたい人のために、ネタバレはしませんが。。。

「奇跡のコース」を読み進めていくと
「本来、私たちは何者であるのか?」ということが
分かってくるような気がします。

この本は、百科事典並みに分厚い本なので
「簡単にさくっと真理を教えてよ。」という私たちには
かなり荷が重いのですが、だからこそゆっくり読み進めていくうちに
水が土に沁み込むように理解が進むようです。

私たちも、ハクオロさんのように
本当の自分の顔も見ることが出来ず
記憶喪失な状態であるような
そんな気がしています。

誰でも、子供の頃は神様に近い存在で
幼子がふとした言葉を話す時に
神聖なものを感じるのに
大人になるにつれて
「汚れてしまう」かのように
自分の利益だけを考えたり
ネガティブなことに引きずられてしまうのは
なぜだろう?と思います。

子どものままだったら良いのに。

でも、きっと、そのままだったら成長がないのかもしれないですもんね。
大人になって、世間というものを知り
良いことも悪いことも知るなかで
やっと、また、子供の頃のように
純粋な気持ちや心を取り戻していく過程が
人生の醍醐味なのかもしれません。

今日は長文をお読みくださり
ありがとうございました。
ハクオロさん、二次元イケメンです。
今日も良い一日をお過ごしくださいね。