川柳の町・久米南町 | FM岡山DJ牛嶋俊明オフィシャルブログ

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『Fresh Morning OKAYAMA』は、今日も2時間30分の生放送。

『A Touch Of Breeze~風と空と水と~』(毎週金曜日9:25頃~)は、NPO法人タブララサ理事長の河上直美さん、岡山県自然保護センターの”てっちゃん”こと山田哲弘さんとお届け~。


第20シリーズ 久米南町編。久米南町シリーズも最後の話題になりました。

最後は川柳について。実は久米南町は、『川柳の町』なんですね~。


戦後から川柳作りが盛んに行われ、エンゼルの宿る森『川柳の小径・公園』も整備されています。

一昨年11月には、町制施行60周年記念事業として、『最大の川柳教室~LARGEST SENRYU LESSON~』が行われ、見事にギネス世界記録TMを達成しました。※『ギネス世界記録TM』とは、Web使用時の正式な表現です。


なぜ川柳の町なのか?そして、エンゼルの宿る森『川柳の小径・公園』とは?今週と来週の2週に渡ってじっくりお届けします。


お話は、弓削川柳社の最高顧問の長谷川紫光さん、副会長の池上英之さん、事務局長の杉山静さんに伺いました。


弓削川柳社は、川柳愛好家の集団。“社”とついているが、会社ではありません。結社と思っていただければ・・・とのこと。


弓削川柳社は昭和24年(1949年)1月15日に発足。戦後の混乱の中、これから町をどうしていくか?と考えた時、文化協会の中に川柳グループがあって、その流れから川柳をするようになったとか。


川柳によって新しい町づくりをしよう!同じやるなら日本一の川柳町を築こう!を合言葉に川柳普及運動を開始したのです。


今年で67年になりますが、最初は4人で発足した会も、今では全国に約600名の会員がいるそうだ。凄い人数ですね~。


以来、毎月本句会が開かれる他、町内外各地でグループ句会が開かれているとの事。また、毎月機関誌『紋土』を発行。既に800号を超えるなど、今でも途切れることなく発行されているそうです。


そんな久米南を象徴するようなスポットが、昭和52年(1977年)に出来た川柳の小径&川柳の公園です。


川柳公園は久米南町の中心部が見下ろせるほどの高い場所にありました。その登り道(遊歩道)が川柳の小径です。


句碑はすべて自然石で、刻まれた句は地元の人だけでなく、全国からの応募作も多く、とても読みごたえがありました。字がその人の筆跡というのもいいですね~。


301基319人の句碑があるそうです。まさかこんなにあるとは!もちろん、長谷川さん、池上さん、杉山さんの句碑もあります。

長谷川さんの句は、

風少し是空の花と戯れる

是空は般若心経に出てくる色即是空のこと。風が吹いて花が落ちるが、その落ちた花と風が戯れているように見えた。それを詠んでみたとの事。この句は10年~15年前のもので、今思うと『若いなぁ~』と思うそうです。そして、もうひとつ。

落ちてなお燃える椿の朱を愛でる

綺麗ですね~。30歳の頃に作ったものだそうですが、風景が浮かびそうです。この川柳がある川柳公園・ひだまり広場の句碑(第一公園)は、椿の名所で、長谷川さんの句碑は椿の下に立っているとの事。へー!凄い!では、池上さんの句は??


円満に引き分け妻と差し向かい

池上さんは若い頃に大酒飲みで、奥様としょっちゅう喧嘩をしていたとの事。そんな中で出来たのがこの句。これまでいろんな事があったと思いますが、奥様のことを書いたのは、奥さんに感謝しているという意味があるのでは?でも、奥さんからは『なんでこんなのを出すんだ?』と言われたとか。でも、奥様はきっと喜んでいると思いますよ~。そこで長谷川さんが一言!『例会でも奥様の句が多いよ~』。それには一同大爆笑!!『本当は仲がいいんですよ~』と杉山さん。でしょうね~。こうしてみると、本当に川柳に人柄が出る感じがします。さぁ、続いて杉山さんの句は???


手の温み想い出してる遠い夢

川柳始めて35年ほどになるそうですが、これは作り始めて2年目に作った句だとか。杉山さんの句碑は川柳の小径のすぐ上がり口のところにあります。高校卒業して大阪に約3年いたそうですが、その頃の甘い思い出だとか。そのシチュエーションは想像にお任せしますとの事ですが、句碑の字はご主人が書いてくれたそうです。へーっ!

それでは、我々が気に行った句を紹介すると、まず、てっちゃんが気に入った句は。

口笛を吹いて私の道を行く(倉敷市 萩原紫紅さん)

楽しいことだけじゃなくて辛いことがあったとしても、口笛を吹いて今の道を行くぞ!という強い意志が感じられ、心がキュンときたそうです。直美ちゃんは、

種ひとつ落ちて大地は見逃さず


小さいものでも絶対に見てもらっているよ!というところがあるのかなぁ~?との事。そして、もうひとつ!

仕事好き旅行も好きな妻が好き(瀬戸内市 池畠悦夫さん)

こういう旦那さんいいなぁ~と思ったとか。奥様は喜ばれたでしょうね~。さぁ、最後に牛嶋が気にいった句を紹介すると・・・


一つ泣き三つ笑える種を蒔く

日々いろいろ生きていると辛いことも楽しいこともある。辛くても向き合っていきていきたい!やがては笑えるから・・・という想いが込められている気がしました。


長谷川さんに、『三人とも良いセンスしている!』と言われましたが、みなさんの作品が素晴らしいからですよ~と言いたいです。でも、自分が作ることを考えると簡単に作れないなぁ~。


うまく作るコツは『5・7・5のリズムを身につけること』と長谷川さんはおっしゃいました。


久米南町ではジュニア向けに川柳教室をしており、子どもの頃から川柳作りは体に染み付いているとか。

長谷川さん曰く、『実は日本語のリズムは、5・7・5になっている』との事。意外に会話に注目したら、5・7・5になっていたりするそうです。


例えば、ご主人が朝、新聞を読もうと思ったら老眼鏡がない。で、奥様に『老眼鏡の入っている引き出しを持ってこい!』と言うとしたら・・・

ないはずはない 引き出しを もってこい


ははは。なるほど!コメントを言うとき、5・7・5を意識すると良いコメントになるのかも!!


5・7・5は、日本人の心にストレートにくる並びなのかもしれません。世の中に出回っている標語も5・7・5ですもんね~。長谷川さんが言うには、新聞の見出しにも5・7・5は多いとの事。へーっ!!今度見てみようっと。


エンゼルの宿る森『川柳の小径・公園』の詳細は下記の通り。是非、見に行ってみてください。

所在地:岡山県久米郡久米南町下弓削
問合せ:久米南町産業建設課 086-728-4412
アクセス:JR津山線 弓削駅/車5分


さぁ、川柳の話は来週も続きます。どうぞお楽しみに~。


PHOTO BY TETSUHIRO “のび太” YAMADA






























牛嶋さんのブログをご覧の皆様、こんにちは!

「A Touch Of Breeze」や「オマケ」でブログに出ている「山田 哲弘」です。

 
牛嶋さんや多くの人たちから「てっちゃん」と呼ばれています。
どうぞ気軽に「てっちゃん!」と読んでください♪
でも、一部の人から「ブラック山田」と呼ばれることがあります…(汗)!
なぜ、ブラックなのか?
それは…、…
ここで書くのは止めておきましょう~。
私に直接聞いてくださいね♪

さて、今日から本当に始まるのでしょうか?
「今週のぼく!」。

英語で言うと「This week I am!」

なんか英語の方がカッコイイですが、自己主張が強くなりすぎですね!

アメブロ、アナウンサーランキングNo.1のブログに素人の私が書き込んでもいいのか…

よし!

牛嶋さんのファンから苦情が「5つ」来たら止めることにします!
苦情は早めに牛嶋さんへお願いいたしま~す^^;

さぁ!
記念すべき一回目。
「読書専用眼鏡」を手に入れました!

 
数年前から小さな文字が見えにくくなり…
ごまかしごまかし過ごしていましたが…

文字を読むのがおっくうになり出したので「これはいかん!」と思い、専用眼鏡を購入!
クラッシックな黒のフレームにしました。
これで目の疲れを気にせず本を読むことができそうです!

眼鏡をかけた自分の姿を鏡で見ると…

 
ん?
あれっ?
どこかで見たことがある…
どこだろう…

あっ!
ほらほら!
あの有名なアニメ「ドラ○もん」の…

「のび太」!

ということで…
今週は「リアルのび太」になってしまったお話でした!
街中で見かけても「のび太~!」って呼ばないでくださいね!
振り返ってしまいますから(笑)

ちゃんちゃん!





















再び・・・牛嶋です。












う~ん。















やはり、ドSのウシジマくんが書いた方が面白いかもね(笑)。