メキシコ ソコロクルーズ報告 その2 | Dive Family Yellowのブログ

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DiveFamily Yellowがお送りするダイビング情報!

おはようございます。
さてさて本日は伊豆でガイドの予定が・・・先日の大雪などの影響を考慮して延期となりましたので引き続き「メキシコ ソコロツアー報告」と参りたいと思います。

とは言え、行った日数を勿体ぶってUPしていると流石に飽きられそうなのでどうやって報告をするか未だに迷い迷っております(汗)

う~~~ん、どうするか・・・・



と、迷ていても進まないので前半・後半って事でいこうかなと(汗)

ではでは、クルーズ前半報告の始まり始まり~

2月1日にヴェレンティーナ号に乗船した我々は、一路南下しソコロ諸島へ。
2月2日は丸1日の移動でございます。
まあ、正直この時ばかりは・・・飲むしかない(笑)
この時間に今回初めてお会いする方々との簡単なコミュニケーションの大切な時間です(笑)
私も普段は飲めないお酒が・・・中々飲めるけです♪
あっ、ちなみにヴァレンティーナ号はソフトドリンク、ビールが飲み放題!
ワインは残念ながら食事の際の一杯だけがサービスですが。。。

2月3日の早朝には最初の到着地「サンベネディクト島」に到着。
いよいよダイビングのスタートです。
ダイビングは1日4ダイブ。勿論全てではないですがね~

2月3日 サンベネディクト島

水温 23℃
透明度 15m~25m
島はクルーズ船で一週約1時間くらいの大きさって行っていた気がします。
島は火山で出来た島だけあって何だか独特の雰囲気。
首位が全て海の為に島の東西南北で岩肌の感じが全く違って見えます。
きっとあたる風などの影響でしょうか・・・

【1ST ラス・クアビアタ】
先ずは、最初の最初。
ウエイトチェックやスキルチェックを兼ねてのチェックダイブ。
前情報で聞いているよりも遥かに穏やかな水面。
しかし、想像以上に陸も水中も少し寒いのです(汗)

ラス・クアビアタで潜降直後、さて泳ごうとすると私の真横にはいつの間にか
「マンタ」
しかもサイズが・・・でかい!
今まで一番見た大きさで最大級のマンタが「ラジャアンパット」で見たものでしたがそれよりも大きいサイズ(汗)
周囲に誰もいないのもあって写真を撮ろうと構えると・・・カメラが全く反応無し・・・
数十秒頭が真っ白になりました。
なにせボタン操作もまったく効かない訳でございます。
真っ白な頭の中に浮かぶのは「水没・・・」の2文字。

いや~気持ちを落ち着かせるのに数分かかりました。
じっさいその時点で水没してたら正直どうにもならないと腹をくくり1stダイブは撮影無し。
結果的にバッテリーの充電不足が原因というなんともオマヌケな話だったのですが、正直ヒヤヒヤしました(滝汗)

【2nd キャニオン?】
さて、船上にもどり充電を可能な限り行い2本目スタートです。
チェックダイブのポイントから移動しサンベネディクト島の2大ポイントの一つ「キャニオン」へ。
ブリーフィングで見たマップを頭に叩き込み潜ります・・・がどうやらマップでみた景色は一向に出てきません。
う~~~ん、どうやら違うポイントだなと行った感じでした(笑)

でもこのサンベネディクト島、意外にポイント以外の場所にマンタが沢山おります。
移動中も水面をよく見ていると大きなマンタが水面下にいたりします♪
ポイントがなんだかずれてるなと気がついて間もなく現れたのは・・・


大きなブラックマンタ!
いや~ブラックマンタはやっぱりカッコいい訳です♪


他のチームはハンマーヘッドシャークなどもGETしたようでした~

【3rd キャニオン】
さて、しきり直して「キャニオン」へ。
ブリーフィングでは結構な流れが入るポイントとの事。
そして狙いは「ハンマーヘッドリバー」

さて、初めてのポイントは少々緊張する訳で・・・さっそくエントリー。
エントリー前から少しだけ疑問だったのが、水面を見る限り「流れてない。。。」
潮周りも大潮周りだったので期待と緊張があったのですが、水中に入っても全く流れがありません。
う~~~ん、嫌な予感。
少々の不安を感じつつ、ハンマーリバーを見るの根待ちポイントへ。
ここでも流れは全くなし・・・
地形を見る限り確かに通常は流れている場所だなと思う地形なのですが、流れてない。

そして、待てど暮らせどハンマーはやってこず(汗)
それどころか魚が全然おりません・・・0ではないですが。
なんと写真は・・・ストロボテストに撮影した1枚のみ・・・

【4th キャニオン】
まあ、自然相手のスポーツです。
3本目の様な事も時間帯やタイミングで十分あり得るかなと思い、気持ちを切り替えてこの日最後のダイビング。
時間帯的には夕方4時スタートなのでサンセットダイブです。
流れは同じく全くなし(汗)
4本目も同じく・・・シャッターチャンスに恵まれず。

他のチームはキハダマグロ、ハンマーヘッド、ガラパゴスシャーク、シルキーシャークなどをGETしたようでした(涙)

う~~~ん、これはひょっとして過去最大の空振りダイビングなのではと自問自答(冷汗)

2月4日 サンベネディクト島
水温 23℃
透明度 15m~25m
ダイビング2日目も同じくサンベネディクト島。
ソコロ島へは今回のクルーズでどうやら行けない事が決定(軍事演習の為)
でも伺った話では、このクルーズのメーンポイントは後半戦の「ロカパルディーダ」とのことなので納得!
この日はしっかり流れが入って・・・群れが沢山・・・と祈りつつダイビングスタート。

【1st キャニオン】
先ずは早朝ダイブでキャニオン。
狙いは勿論ハンマーヘッドシャーク。できればリバー状態。

またもや根待ちポイントへ移動し、ハンマーヘッドが現れるのを今か今かと待ちます。
でもこの根待ちの水深が25m。
う~~~ん、深い。
まあ、ハンマーヘッド見る為には当たり前の水深なのですが。
今回はみんなナイトロックス使用だったので問題ありませんが、普通のエアータンクでは正直皆に合わせたダイビングプランは組めませんね(汗)
ソコロはナイトロックスSP必須です♪

根待ちで待てどもどうやら現れる気配のないハンマーでしたが、突然その姿を現します・・・
しかし、単体。
しかも、けっこう臆病。
個体は結構な大きさがありますが、私の想像以上にここのハンマーは神経質の様です。
目で見れても写真で撮れる距離には中々来てくれない訳です。
しかも追いかけようもんなら、一目散に逃げてしまいます(汗)


なのであんまり逃げないホワイトチップを撮ってみました(涙)

【2nd ボイラー】
続いては、母船ごと少し移動しボイラーという島の西側のポイントへ。
ここの陸上風景・・・撮り忘れてしまいました。
水中にはとっても巨大なビルの様な根があり、そこがマンタの絶好のクリーニングステーションになっているとか。


根のトップは水深2m~ボトムは40mくらいまで深くなるポイント。
地形だけでもダイナミックなポイントです。
島の直ぐ側には同じ様な地形が水面に飛び出してるので、なんだか面白い訳です。

水温 23℃
透明度 20m~

潜降直後から早速現れました・・・


マンタ!
あっちなみに、マンタの下にある岩が低い方の根でございます。
「とってもフレンドリー」とは説明を受けていますが、どれ程かわからなかったのでスタートから15分程は観察です。
しかし、待てばドンドン集まってきて私の視界に収まったマンタは最大5枚。
しかも全てがとってもビックなんです(汗)


多分、だれもマンタを追いかけずジッと我慢出来れば、太陽を中心にマンタ5枚を入れた写真が撮れたかな~と思いたいのですが、残念ながらフレンドリーかつビックなマンタに皆さん少々興奮気味。
マンタもファインダーの外側から突然フレームインしますが、ダイバーも一緒にフレームインしてきます(涙)

ここのマンタは焦らなくても少し離れた所で待っていれば何故か
「君も写真撮る~?」的な動きで必ず待っているダイバーに近づいてきます(笑)
私も数々の所でマンタを見てきましたが、この「ボイラー」でみられるマンタ程【大きく】そして【物怖じしない】マンタはいないんじゃないでしょうか?
どうやらダイバーの吐く泡が好きみたいですよ(汗)

なので通常だと中々撮影できない、正面や



真上からのショットも


簡単に撮れちゃいます。
私の下手な写真でも今回のクルーズで撮影した(シャッターを切った)マンタの写真数はなんと100枚越え。
まあ無駄打ちが勿論大多数ですが、そこそこ見られる写真でも30は超えるくらい撮れちゃいます!
『どんな生物よりもマンタが好き』って方は是非「ボイラー」へ!

【3rd ボイラー】
続いてもボイラー。
まあまだこの段階ではマンタの写真もそう沢山撮ってはいないので、前回のダイビングで撮ってないアングルになるのチャンスを伺いながらマンタをメインに。

でも、そんな時こそ目の前のモノ意外を見てみる事に価値があったりもします。
根からは遥か沖。
距離にして40m以上離れた場所に、見た事もない丸々とデカデカとした物体が。
ざっとその大きさ3~4m。
(汗、汗、汗・・・)
写真には撮れませんでしたが、まぎれもなくヤツです・・・
今だ生では見た事のない、超凶暴なサメ「タイガーシャーク」

怖いと思いつつも、その方向へ泳いでみましたが・・・気付かれてしまったのか・・・一目散に逃げて行ってしまいました(汗)
いや~しかしかなりの距離でみましたが、そのフォルムは・・・なんだかある意味素敵でしたよ~。
必死に追いかける私を見て、この日ガイドだったペドロは謎のポーズ。
想像するに「タイガー?」って聞かれたんだと思いますが(汗)

その後、さらにサメに遭遇。


こちらは、ヨコ移動の距離40mではなく、足元の水深40m付近を泳ぐガラパゴスシャーク。
こちらも相当な大きさでした。
こちらも近づいて撮影したかったですが、いかんせん経過時間と水深が・・・

そのあと2本目同様、マンタを皆で撮影しそろそろ安全停止ってタイミングで私の耳に飛び込んできた声の主は・・・
ボイラーで聞こえきた声の主は・・・

そう!「イルカ」です。
しかもその数ざっと15。
いや~正直このタイミングで???って感じです。
あと3分早ければ完全水中でしたが、殆ど安全停止も終了し浮上開始してる最中だったので水面での撮影になってしまいました。




【4th キャニオン】
さてこの日最後のダイビングも引き続きのボイラーでございます。
3本目はマンタ以外にも沢山目には出来たので、この日担当のペドロには「タイガー見たい」とプレッシャーを。
夕方だし、捕食時間帯に会うのはとても危険な気もしますが・・・是非写真に撮りたいって事で(汗)

でも残念ながら4本目のダイビングは残念ながらのマンタオンリーでした~
その代わり?といっては何ですが、中々生でその姿を見れないこんなダイバーの姿も。


【ディブリーザー】使用のダイバーです。
う~~~ん、羨ましいぞ!

2月5日 サンベネディクト島
さて、本来ならこの日は【ロカパルディーダ】へ移動し終えての予定でしたが、予定より西風が強く朝までキャニオンで停泊。
結局ダイビング3日目もサンベネディクト島でのダイビングとなりました。

しかし、その予定変更が奇跡を呼びます。
朝、目覚めるて1本目の準備に取りかかっているとクルーが
「Kujira~」
って言っています。
ん?再度聞き直すと「ホエール」・・・「あっクジラね!」
って感じで何と母船の直ぐヨコに親子のザトウクジラが出現。
それを聞いた皆のテンションは一気に上昇。ってかもう私を含め興奮状態(笑)
通常よりも早い準備速度でみんな急かされるようにディンギーへ乗り移りダイビングスタートです。
水中は早朝6時30分。正直まだまだ暗い。

私たちは残念ながら後半出発チームだったので、相当な巡り合わせでないとザトウの親子には水中で会えないかな~と思っていました。
まあ結果的に水中で会う事はかないませんでしたが、ダイビング中ずっと「親子の会話」が聞こえてく訳です。
諦めの悪い私は見れもしないとわかっていてもキョロキョロ、キョロキョロと周囲を満てばかり(汗)
ハンマーを根待ちしても、マンタがクリーニングにきても、イルカが3頭泳いできても頭の中はクジラのみ・・・
って事で、1本目に撮った写真は

またもやホワイトチップのみ(汗)

う~~~ん、ダイビングでクジラ見たかったな~。
でも後半戦に期待がこれで高まった訳です!
ちなみに、1stチームも水中ではその姿を拝めなかったようなのですよ。

2nd&3rd キャニオン
最終的にこの日の夜からロカパルディーダに向かうため、この日3ダイブとなりました。
正直、このクルーズでキャニオンは一番潜ったポイントですが・・・ハズレ感も半端ない感じでした。
でも決してこのポイントが悪いのではなく、私たちのタイミングが悪いのです。
大物狙いダイビングの一番辛いパターンにはまった感じでしょうか(汗)
目にはそれなりに見えてはいるので、水中写真や動画を重視して言えば消化不良気味でしたかね(笑)
でもきっと流れが入っていれば、説明通りの物は見れるんだろうなーと感じるポイントでした♪

さて、とっても長くなった前半戦。
今日はこの辺にしておきましょう(笑)
後半戦はまた後日のお楽しみに~~~。
後半戦は、いよいよメーンポイント【ロカパルディーダ】でダイビングです♪

おっ楽しみに~~~♪


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