昨日、Twitterのタイムラインに銀座いせよしのポスターに対する批判が流れてきました。
続々と。
togetterにも「ハーフの子を産みたい方に」銀座いせよしのポスター(志水雅子)が話題にとまとめられており、もう、なんというか、こりゃ呉服が廃れる訳だわ……と、感じました。
「ハーフの子を産みたい方に」というキャッチコピーが一番ひどいんですが、それ以外にも「ナンパしてくる人の年収は上がる」、「着物を着ると扉がすべて自動ドアになる」という着物人を莫迦にしたような、着物を好きという気持ちを侮蔑したようなコピーが並びます。
そして、これが「東京コピーライターズクラブ」で新人賞に入選したという事実。
この東京コピーライターズクラブというのは「東京を中心に日本全国で活躍するコピーライターやCMプランナーの団体。TCCは、おそらく世界で最大のコピーライターの集団。毎年4月、前年度に実際に使用された広告の中から、優秀作品を選出。その制作者を「TCC賞」受賞者として発表し、秋に受賞作品のほか優秀作品を掲載した「コピー年鑑」を発行している。(by Wikipedia)」だそうです。
現在は「ガス・パッ・チョ!(東京ガス)」を考案した谷山雅計氏が会長。
唯一まともなコピーがこれ。
これだけにしておけば、叩かれることもなかったでしょうにね。
着物人や、着物を好きだけど着ない人を敵に回したと気づく日がくるんでしょうか。
私なら以後、こちらとは縁を切らせていただきますが。