ローマ時代の巨大水道橋、ユネスコ世界遺産に指定されているポン・デュ・ガール(Pont du Gard)は、南仏プロヴァンスのすぐ隣、ラングドック地方ガール県にあります。

紀元1世紀にローマ人によって作られた高さ49メートルのこの巨大な水道橋は、
水源から50キロも離れたニーム(Nîmes)まで水を届けていました。その高さは世界最大で、その3階建の構造は現存する唯一のものです。1000人ほどの労働力でたった5年で作られたのだそうです。その圧倒的な姿は必見です。

今では、ガルドン川(Le Gardon)が
流れる渓谷に架かる部分だけが残っていますが、保存状態もよく、橋の上を歩いて渡ることができます。

橋を囲む一帯は、165ヘクタールもの保護地区となっていて、豊かな自然が残っています。
夏場は、橋の下を流れるガルドン川が一般開放され、川辺で日光浴をしたり、泳いだり、カヌー下りを楽しんだりできます。

気付かず見過ごす人も多いのですが、実は橋を山側に渡った先にある階段を上がると、ポン・デュ・ガール全景が見渡せる絶景スポットがあります。渓谷を背景にそびえ立つ雄大な姿は、迫力満点、圧巻です。お見逃しなく!

(ポン・デュ・ガール全景および近景) 

(ポン・デュ・ガールが架かるガール川)

コモジャポンでは、ポン・デュ・ガールや円形闘技場で有名なニームなど、ローマ遺跡を巡るプライベート・チャーターを企画しています。お問い合わせは下記。

<インフォメーション> 

ポン・デュ・ガール(Pont du Gard)公式ページ(日本語)
400 Route du Pont du Gard
30210 Vers-Pont-du-Gard

<アクセス>
アヴィニョン(Avignon)から西に約25キロ、車で約30分

ニーム(Nîmes)から北西に約23キロ、車で約30分



(参照元)
Avignon-et-Provence.com / Pont du Gard公式ページ / ユネスコ公式ページ

(S.U)
 

---------------------------------

コモジャポン(E.u.r.l Com O' Japon)では南仏における観光・通訳・各種サービスを提供しています。南仏で《まるで日本にいるかのような》サービスをご希望の際はお気軽にお問い合わせください。