今回はタミヤ模型の1/24 スポーツカーシリーズより、

スバル インプレッサ WRC 2001を作っていきます

 

 

「あれ?ビートルはどうした」と思うかもしれませんが、

僕は複数のジャンルの模型を同時進行で製作していくのが好きでして

人呼んでビュッフェスタイルだとかすたみな太郎式とか色々ありますが、要するに別腹ってやつですね

 

この車は、スバルの名スポーツワゴン インプレッサを

WRC( World Rally Championship)というラリー世界大会用にカスタムしたもの、ということでいいんですかね

 

なぜ今回これを選んだのかは、デカールの練習にちょうどいいかと思ったんですよね

デカールを貼ること自体はそこそこ好きな作業で、ガンプラやスケールモデルにも付属のデカールや

市販デカールを貼りつけたりしてきましたが、大きいデカールが苦手なんですよね

それこそラリーカーやレース仕様の車は、ラッピングや企業のロゴマークなどがこれでもかと

入っているので、修行が如く無理やり経験値を上げていきます

 

 

箱を開けて中を確認してみましょう

 

・Aランナー

シャシー本体やボディーのカスタムパーツ、ラリーカーらしくロールケージなど

ロールケージは横転や激しいクラッシュから運転手を守る強化骨格みたいなものですね

ランナーの時点で綺麗なマイカブルーの成型色になっていてワクワクしてきますが、

シャシーもマイカブルーになってるんですよね まだ説明書を見てないので配色が分かりませんが、

セミグロスブラックとか吹かないといけないのかな...

 

 

・Bランナー

主に内装、インテリアで構成されています

素晴らしい半光沢の成型色ですね

私、黒いパーツに「セミグロスブラック」と塗装指示があった場合、基本塗らないんです

だって成型色の時点でどの塗料より「セミグロスブラック」してますからね

実際の車もインテリアで半光沢の黒いパーツって、樹脂そのままの色で塗られてないことがほとんどですよね

 

 

・Cランナー

エキゾーストパイプやラジエーター関連のアルミ色のパーツ構成です

 

 

・Dランナー、Eランナー

Dランナーはドライブシャフトやサスペンションなどの足回り関連のパーツです

丸っこいパーツはヘルメットでしょうか。ラリーカーらしくていいですね

 

Eランナーはシャシー関連のパーツですね

 

 

・Fランナー、Gランナー

ランプのクリアパーツですね

嬉しいことに、既にそれぞれ色付きでクリア成型されています

無色クリアだと塗装ムラに気を遣いますからね...

 

 

・Hランナー

ホイールですね

表に見える部分がゴールドで塗装済みとなっております

コトブキヤのキットで塗装済みパーツとかは見かけますが、

タミヤでみたのは私これが初めてです

内側が塗られていませんが、組んで気になるようだったら塗ります

 

 

・Jランナー

ガラスやランプカバー等のクリアパーツ関連です

右にある板状のパーツは、説明書を見るとシャシーの底面に取り付ける

砂や小石などから駆動部を守るガードパネルらしいのですが、クリアパーツとはこれ如何に...

塗装するんでしょうか

 

さて、Iランナーが見当たりませんでしたが、ボディーにタグ付けされているわけでもなさそうなので、

バリエーションキットとして出ているグレートブリテン仕様のパーツが付いたランナーかもしれません

 

ナイトステージ用の6連ランプポッドや、運転中のドライバー、ナビゲーターなどが付属しているみたいです

 

 

・ステッカー関連

スポンサーロゴが盛りだくさんに入ったデカールセット、

スバルらしい星がキラキラしている蛍光イエローのデカールセット、

おそらくランプのリフレクターであろうミラーシール、

バックミラー等に使われるメタルインレットマーク、

窓枠用カット済みマスキングシールが入っています

 

スポンサーロゴの多さに圧倒されますが、マスキングシールが入っててよかった...!

これが無いキットだとえらく面倒になりますからね

 

 

ボディーを見ていきましょう

 

Aランナーと同じマイカブルーの成型色で非常に見栄えしますが、気になる点も多少あります

実車とのフォルムの違いとかは、そもそもそんなに詳しくないのでわかりません

 

 

特に気になった点として、ルーフがえらいことになってますね

ウェルドラインはまあ成型色の都合上しょうがないとして、

内装やカスタムパーツを取り付けるためのガイドのダボ穴がかなりもっこりしています

ルーフを触るとまるで点字のように感じ取れるくらいには冴羽獠になっちゃってるので、

そこそこペーパーをかけなきゃいけないですね

ピンバイスで穴を開ける指示もあるので、開けてからまとめて削っちゃいましょう

 

ちなみにシティーハンターではエンディングのGet Wildよりオープニングの愛よ消えないでの方が好きです

 

リアのパーティングラインが多少入り組んだところにあるので、
ディテールを崩さないようにスポンジやすり等の柔軟なやすりで慎重に削りましょう
 
 
余分な箇所を削り落としたら、ボディー全体に1000番くらいのペーパーを軽くあてて、
1500番のサーフェイサーをぶわっと吹きます。
 
写真を見ると、なぜカスタムパーツ関連が後付けなのか、
最初から取り付けてまとめてサフを吹けばいいのではないかと思うかもしれません
これにはとある事情がありまして
 
 
サフを吹いてから後で気付いただけ
 
 
作る前に説明書に一度目を通そうな!
 
また続きます
 
トラストミー