甲府地方検察庁東側の舞鶴通りを、南側から撮影


今日は、ボロ電の警察署前駅と相生町駅の間にある甲府地方検察庁付近を、廃軌道さんぽしてみました。

ボロ電が舞鶴通りを走っていた頃から、検察庁はここにあったようです。

通りに面した柵沿いに、甲府地方検察庁の歴史が書かれていました。




甲府地方検察庁は、甲府法務総合庁舎に入っているようです。



写真付きで、歴史が説明されています。

明治5年9月

山梨裁判所として山梨郡甲府錦町に設置

明治8年9月

庁舎新営工事着工



明治9年〜

明治9年3月

庁舎竣工

明治9年9月

府県裁判所が廃止され、静岡地方裁判所甲府支庁となる

明治14年10月

甲府始審裁判所と改称

明治22年7月

所在地が市制施行により甲府市になる

明治23年11月

裁判所構成法の施行により、甲府地方裁判所検事局となる

大正4年9月

庁舎改築工事着工

※まだ、この頃はボロ電は、開業していない。



大正5年〜

大正5年5月

庁舎竣工

大正12年9月

関東大震災により庁舎破損し、復旧工事着工

昭和20年7月

戦災により庁舎全焼

昭和22年5月

検察庁法の施行に伴い、裁判所から分離独立し、甲府地方検察庁として発足

昭和22年12月

甲府市錦町4番地(現在地)に庁舎新営工事着工

※この写真には、ボロ電の架線と思われる電線が映り込んでいる。



昭和24年〜昭和36年

昭和24年5月

庁舎竣工

昭和27年7月

山梨地方公安調査局が設置され入居

昭和36年4月

火災で庁舎消失、甲府地方裁判所の一部を借り受け移転

昭和38年1月

庁舎新営工事着工

※この写真には、ボロ電の架線とレールが映り込んでいる。



昭和38年〜平成23年

昭和38年10月

庁舎竣工 甲府保護観察所、山梨地方公安調査局が入庁し、甲府法務合同庁舎となる

※ボロ電の形跡は、跡形もない。