滋賀は時間の流れがゆっくりしていて、

一番落ち着ける場所。

　新春のパリッシュを飾ってくれたのは、テレビドラマをはじめCMや映画で活躍中の女優、上原美佐さん。

　上原さんは滋賀県のご出身。中学２年生の時にお姉さんと行った遊園地で、モデル事務所からスカウトされたのがこの世界に入るきっかけになったとか。モデルはアルバイト感覚で楽しくやっていたという上原さん、高校時代には子供の頃からの夢だった女優の道を目指して、親元を離れ単身で東京へ。現在20歳、今ではテレビ、雑誌で注目を集めている若手タレントのひとりだ。滋賀に住んでいた頃は、長浜や彦根のショッピングセンターにもよく行かれたとか。今は忙しくて年に数えるほどしか地元に帰ってこれないものの、やはり帰った時は当時のお友だちと会うのが楽しみだという。彼女にとっては滋賀は時間の流れがゆっくりしていて一番落ち着ける場所。偶然だけど発売された写真集も滋賀がロケーションになっている。

　女優という仕事をされてて良かったことを聞いてみると、「もともと人と出会うことが好きなんです。出会いから学ぶこともたくさんありますから。仕事を通じて知らなかった人との出会いがたくさんあること、昔より考え方が広がったこともよかった思います。」というお答え。ひとり東京でがんばってきた彼女らしく、女優として、また人間として成長をのぞかせる。小学生の頃に描いた「女優になる」という夢を叶えた彼女の次の目標は、映画のヒロインを演じること。スクリーンいっぱいの彼女を見るのもそう遠くないかもしれない。

　パリッシュ読者には「今年もみなさんにとってよい１年でありますように」というメッセージ。１月１６日に放映される『スチュワーデス刑事８』に出演する上原さんをみんなぜひ見て欲しい。


【プロフィール】
女優　1987年生まれ 滋賀県出身
TVドラマ「天体観測」「クニミツの政」、バラエティ番組「世界ウルルン滞在記」など多数出演。
また、コカ・コーラ、山之内製薬、J-フォンなどCMでも活躍。
ヒット映画「呪怨（じゅおん）」でもその演技力が高く評価され、
演技派女優として期待がかかる。