みんなにもっとファッションを

楽しんでもらえたらいいですね。

　高校３年生の時、写真週刊誌に掲載されたスナップがきっかけでスカウトされ、卒業後に女優を目指して単身で上京。現在、TVCMや映画に出演、ファッション誌『JJ』のモデルとして表紙を飾るなど、モデル、そして女優として脚光を浴びている桜井裕美さんをインタビュー。

ー大津のご出身ですが、滋賀を離れてみてどうですか？
「東京でモデルの仕事をはじめた頃は、滋賀出身です！って言いにくかったですね。滋賀って、全国的にはあまり有名ではないじゃないですか、琵琶湖があるくらいで…。でも、離れてみると、夏も冬も自然の中で遊べて、いいところだなぁと思うようになりました」

ー東京じゃ、自然の中で遊ぶって難しいですもんね。滋賀にお住まいの頃はどんなトコに行かれてましたか？
「夏はやっぱり琵琶湖ですね。冬はスノボで琵琶湖バレーに行ってました。あと、大津パルコにはよく行きました（笑）」

ーモデル、そして女優として。ご自身に対し、また周囲に対して今感じていらっしゃることを聞かせてください。
「雑 誌のお仕事だと、やっぱり私がモデルをしている服をみんなにも着て欲しいなって思います。私がきっかけになって、もっとファッションを楽しんでもらえたら いいですね。自分自身に対しては、それまでの自分の考え方と違う人たちと接して、考えさせられることが多くなったし、考え方の幅が広くなったんじゃないか と思います」

ーそうですね。考え方の違う人と接するのはシンドイ時もありますけど、それを通じて人間の幅が広がることは確かですね。桜井さんの今後の展望はどうですか？
「モデルのお仕事を続けながら、女優として映画やドラマもがんばっていきたいです。TVのお仕事は今でも緊張しますけど、それも楽しむ気持ちでやっていきます」
ー最後に、滋賀のファンにメッセージをお願いします。
「これからも応援してください」

ー絶対応援します（笑）。


【プロフィール】
1981年生まれ
雑誌『JJ』モデル。CMではカネボウ化粧品、キリンビール、ツーカーグループ、スカイパーフェクト TV等で活躍。
2004.春公開予定の映画「天使に逢えば…」では、ヒロイン高瀬千夏役に抜てき。
女優としても評価と注目が高まっている。