「上り坂あり、下り坂あり。人生は‟まさか”の連続」

「人生のやり直しスイッチはもう押しません」

 

 

 

『カルテット』、最終回前編の9話目です。

 

 

 

 

 

 

「早乙女真紀はこの人とは全くの別人です」

と、富山県警の大菅から聞かされた鏡子は混乱。

 

 

その後、大菅に真紀の過去や、違う名前を語っていた経緯を詳しく聞かされた鏡子は、留置所にいる幹生に報告する。

 

10歳の時に事故で母親を亡くし、母親の再婚相手の義父に引き取られた真紀は、ずっと暴力を受けて生きて来た。

14年前、「早乙女真紀」の戸籍を買った真紀はそのまま行方をくらます。

そして同じ時期に、育ての親である義父は「心不全」で死亡・・・・・・

 

 

その頃別荘でも問題が。

 

 

いよいよ別荘売却の話が本格化し、すずめ以外の二人も知る事になる。

「僕はこの生活を失いたくない。皆さんを思いっ切り甘やかしたいんです。だから、もう少し時間を下さい」と懇願する別府を信じる4人。

 

しかし別府の努力空しく、別荘は売却される事に。

その夜、諭高が就職を決めて来た事による祝賀パーティーを開いていた処へ、大菅達が真紀を訪ねて来る。

 

 

真紀が「早乙女真紀」ではないと聞かされ、言葉も出ない3人。

 

 

次の日には任意同行ながらも富山県警に出向く事になった真紀から、これまでの嘘と真実を聞かされる。

 

「真紀さんが過去どんなだったかなんて関係ない。私が知ってるのは今の真紀さん。今の真紀さんが皆を好きだって真実には変わらない。だって溢れてたから。好きって溢れ出るモノでしょ? だからそれは絶対に嘘じゃない。真紀さん、私達に信じて欲しいか欲しくないか、それだけ言って」

と断言するすずめの言葉に、真紀は泣きながら「信じて欲しい」と訴える。

 

 

4人で過ごす最後の夜を皆で楽しみ、次の日「ノクターン」での演奏に挑んだ。

 

 

演奏を終えた真紀はすずめにヴァイオリンを託し、大菅達と富山へ・・・・・・・・

 

 

 

 
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肉付け一切なしで、4人の事のみに絞ってあらすじ書きました。

 

 

やっぱり戸籍売買だったんだ・・・・・・・

 

どっちかな?と思ってた。

宮部みゆきの小説にも同じような戸籍問題を題材にした小説があって、そっちが先週の終わりにパッと頭に浮かんだから、殺人やらかして成りすましてるのか、じゃなくて買い取ったかのどっちかって。

 

買い取りで良かった(いや、それも良くないけど笑)と思ったのも束の間、

 

義父の殺人疑惑??

 

がかかってるとは・・・・・・・・・・・・

 

 

 

別荘も結局守れなかったし、真紀はいなくなってしまうし

 

予告は「アレ」だし!!

 

どーなるの!? これから!!オロオロ(゚ロ゚;))((;゚ロ゚)オロオロ

 

 

 

大菅が幹生に真紀の過去を語った時に、幹生が「真紀ちゃんは被害者だ」って言った事に対して、「加害者の少年はまだ12歳でした」って言った大菅を、私はぶっ飛ばしてやりたかった。

 

「彼が事故を起こした事によって、家族は職を失いバラバラになりました。彼は、その日生まれた彼の弟と一度も一緒に暮らしてません。そんな彼の家族に、賠償の請求をし続けたんですよ」

 

って・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

かける同情の方向を間違えてんじゃねーよ、刑事のクセに!!( ̄へ  ̄ 凸

 

 

 

 

少年だったら、人一人殺しても構わないのか?

わざとじゃない事故で人一人殺したとしても、それは「仕方なかった」で許されるのか?

加害者の家族が不幸になったら、罪はなかった事になるのか?

 

違うでしょ!?

そんな事にいちいち同情されてたら、亡くなった人の魂は浮かばれないよ!

愛する者を奪われ、残された人間の辛さは報われないよ!

そんな事すらわからないのかよ、人間として!!

 

 

確かに、快楽殺人とかそんな殺され方をしたワケではないから、目が曇るのもわかるけど。

「少年だから」「ワザとじゃなかったから」「家族が苦しんだから」で「殺人」が許されるのであれば、法律なんていりません。

大菅は何を血迷ってあんな事を口走ったんだろうと、観ててワナワナ震えてしまいました。

 

多分大菅は、真紀を「犯罪者」として見てるから。

その犯罪者の真紀に、苦しめられた「加害者」の方を「被害者」目線で見ちゃってるんじゃないかな。

そして、このドラマをずっと観て来て真紀に感情移入してしまってる私は、真紀を「加害者」とは思いたくないって意識に捉われ過ぎてるのかも・・・・・・

 

 

 

「ノクターン」にも転換期が訪れます。

 

今まで周りを散々振り回して来た、「淀君」「楊貴妃」の別名をもつ有朱がとうとうその腹黒さを炸裂させました。

 

自分が保有してる株が一気に下落し、大損した有朱は「ノクターン」のマスター大二郎を誘惑しようとします。

 

 

だけど大二郎はそんな有朱の目論みを見抜いてるかのように、「僕が愛してるのはママだけだから、そんな事しないでくれる?」とキッパリと拒否。

 

二人の駆け引きをドアの外で窺ってた多可美(と4人)も有朱の本性を知る事となり、有朱は「ノクターン」をクビ。

そして有朱の後釜として、諭高が「ノクターン」へ就職する運びに。←あらすじの「諭高の就職祝賀パーティー」への件です

 

 

 

 

こうやって、バカ女有朱にも引導が渡されたワケですが、最後はしっかりと退職金(店側の都合で辞めさせるワケだから、退職金・・・ではないかなw)を受け取り、喜々として辞めて行った有朱は、これからもああやって逞しく世の中渡って行くんだろうな~と感じました。

 

周りを不幸にしながら

 

ってオマケ付きでイラッイラッイラッ

 

 

 

 

 

予告では、「一年後」ってなってたけど・・・・・・・本当に予測が付きません。

 

 

「カルテット ドーナッツホール」は本当にあれでもう終わりなのか?

 

4人が共に暮らす日はもう来ないのか?

 

すずめの、諭高の、そして別府のそれぞれの片想いはどうなる!?

 

 

 

・・・・・・・・最終回までまだまだまだミゾミゾさせてくれるドラマです。

 

 

 

 
 
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