こんにちは!いよいよクリスマスが近づいてきましたね!!
皆さまは今年、どのように過ごされますか?

街中ではいたるところでクリスマスツリーを見かけますね♪
もちろんご自宅で飾っている方も多いと思います。

飾る時もワクワクしてしまうツリーですが、そのオーナメントには、様々な意味や由来があるのはご存知でしたか?
今回は、飾りが持つ起源を一部ご紹介します!


クリスマスツリー頂上の星
ツリーに欠かせないのは頂上にある星。
子供の頃、これだけは自分で飾りたい!と言っていた方も多いのでは?

この星は、通常「トップスター」と呼ばれ、イエス・キリストの誕生とともに空に輝いた「ベツレヘムの星」が由来となっています。
この星が東方の三賢人に誕生を知らせ、イエスの生地ベツレヘムまで導いたと言われています。


クリスマスツリーイルミネーション
もともとツリーを飾る文化は8世紀頃からありましたが、16世紀に宗教家マルティン・ルターが、ツリーにろうそくを灯したことが始まり。
ルターが夜に森を歩いている時、木々の間で煌めく星の美しさに感動し、子供たちに見せてあげたいという思いから、モミの木にロウソクを飾って再現したそうです。

その後定番となったものの、火事の心配があったため電気の普及とともに、イルミネーションをつけるようになりました。


クリスマスツリーオーナメントボール

赤やゴールドなど、様々な色合いや文様のあるボール、これはキリスト教の聖書にあるアダムとイブが口にしてしまった「禁断の果実」を表しているとのこと。

オーナメントを飾る前は、実際にリンゴを吊り下げていたこともあったそうです。
キリスト教の祭事なので、聖書の内容に関連した装飾も多いようですね!


クリスマスツリー靴下
ツリーにぶら下げたり、プレゼントを入れたりする靴下は、サンタクロースのモデルとなった司教、聖ニコラウスの言い伝えが元となっています。
4世紀頃、聖ニコラウスは真夜中に貧しい家庭を助けようと、窓からこっそり金貨を投げ入れました。
すると、その金貨がちょうど暖炉に吊るされていた靴下に入ったそうです!

この話が「クリスマスの夜に靴下を置いておくと、サンタクロースがプレゼントを入れてくれる」という
伝承の由来となりました。


クリスマスツリーキャンディケイン


「ケイン(cane)」は「杖」という意味があり、名の通り先の曲がったステッキの形をしたお菓子です。

飾り始めた起源は諸説あり、木にひっかけやすい形をしていることや、イエス(Jesus(ジーザス))の頭文字「J」を逆さにした形であることが由来と言われています。
また迷える人々を導く「羊飼い」の杖をモチーフにした、などの説もあるようです。

キャンディケインに多いのは赤と白の縞模様ですが、なんと赤は「キリストの血」、白は「純潔・清らかな心」を表しているんだとか!
色味にも様々な意味があるのは面白いですね。


毎年飾っているお馴染みのオーナメントにも、意外な由来や意味があったのは驚きですね!
いつもより、クリスマスツリーが神聖なものに見えるのではないでしょうか?
他の飾りにも面白いストーリーが隠れているので、色々調べてみてくださいね♪