プルミエール・ビュル | 深煎りSOMMELIERの“日々是葡萄酒”

深煎りSOMMELIERの“日々是葡萄酒”

~突然?ワインに目覚め…ワインエキスパート、ソムリエの資格を取得してしまった“親父”の備忘録?~

プルミエール・ビュル(最初の泡)というネーミングとピンク色でNo.1の文字が描かれているエチケットがインパクト“大”のスパークリング。
その由来は、1531年にリムー地域の修道僧が偶然に瓶の中にワインを残したところ、二次発酵が自然に起こり炭酸ガスが発生、よってシャンパーニュのドン・ペリニヨン僧よりも早い時期からスパークリング・ワインを造っていたということから来ているんだそうです。

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【シュール・ダルクとは?/サイトより引用】
シュール・ダルクは、1946年に南仏リムー地方に設立された、この地域の先駆者の生産者協同組合。
畑は7500haにも及び、地中海とピレネーに挟まれた粘土石灰質の日当たりの良い斜面に広がっています。
アペラシオンのリムーは、4つのテロワールに分かれ、それぞれ独自の微気候と土壌を持っています。そこから産み出される個性をより際立たせるために、収穫量を抑え手摘みにより収穫を行うなど丁寧にワインを造っています。
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■ヴィンテージ/2013年
■種類/泡(白)
■タイプ/ブリュット
■生産国/フランス
■生産地/ラングドック・ルーション、リムー
■生産者/シュール・ダルク
■原産地名称/A.O.C.ブランケット・ド・リムー
■セパージュ/モーザック(90%)、シュナンブラン(5%)、シャルドネ(5%)
■ALC/12%

◆色/輝きのあるほのかにグリーンがかった淡いイエロー。気泡はキメ細やかで、溌溂と持続。
◆香/グレープフルーツ、レモン、メロン、花梨の果実香と牡丹、スイカズラ、白い花、焼いたパン、炒ったアーモンドやバター、蜂蜜等の豊かな芳香、ほのかに石灰のようなミネラル香も感じられます。
◆味/ドライなニュアンスを含んだフレッシュな果実味としっかりとしたコクのあるピュアな酸味にクリーミーな泡のフレーヴァーが心地良く溶け込んだエレガントな味わい。余韻にはほのかなビター感とミネラリーなテイストが持続します。

ラングドックでは、ブラケット・ド・リムー等の発泡ワインのメイン品種として使われることが多い「モーザック」。フランスは南西地方が故郷と言われているようですが、芳醇なアロマと生き生きとした酸が印象的な爽快感溢れるヴァン・ムスーでした。

☆ 80 pt ☆