ポケット・ミュージカルス「大阪漫歩」 | 続アメマのおとしもの

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●なんば花月 昭和51年4月上席
●ポケット・ミュージカルス「大阪漫歩」 構成/藤井賢

 
 
 
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【出演者】
中山三吉、三輪やすひこ、中岡秀樹、松本伸一、藤健一、姉川巌、黒木徳信、中西剛青木ミキ、高橋陽子/晴乃ダイナ/村山マリ、橋本仁美/浜裕二
演奏・・・藤井博明カルテット

【あらすじ】
タイ焼きの屋台を営む夫婦(三輪やすひこ青木ミキ)。田舎からやすひこの親父(中山三吉)が出てくることになったのだが、エエカッコするため親父にはレストランを経営してると言ってしまった。そこへ親父が出てて大阪案内していると、かつて三吉が勤めていた料亭のお嬢さん(高橋陽子)と再会。しかし料亭は潰れて借金だらけ、頼みの綱だった板前(松本伸一)も行方知れず。借金取りのヤクザ(中岡秀樹、姉川巌、黒木徳信)に追われて帰って来た板前だが、金を払えるはずもない。三吉はお嬢さんの力になってやろうと借金を払ってやる。事件は解決したかに見えたが、やすひこ夫婦は自分らの嘘を告白する。

【雑感】
吉本新喜劇でよくあるお話の展開をコント仕立てにし、その間に浜裕二が唄ったり、晴乃ダイナの紙切りが入ります。
私が花月に行き出した頃は、オムニバスコントと歌という構成で、このようなストーリー性のあるのはあまりなかったですね。
後にオール巨人と結婚した青木ミキが出てます。


この当時の吉本新喜劇の体制は3月から木村進間寛平が別れてそれぞれ単独座長に、船場太郎が専科入り。このなんば花月ですと上席・・・間寛平山田スミ子、中席・・・木村進片岡あや子、下席・・・谷しげる・伴大吾中山美保という出番になりました。

※あくまでも台本を読んだままに記事を掲載しています。実際に上演された際には、キャストやタイトルに変更があったかもしれませんのでご了承下さい。