神戸みゆき~大切なキミがいなくなっちゃってから~
あれからどれ位の時間が経ち、どれ位の月日が流れたのかな?
それにしても、1年って早い。
本当に早い…。
もう、この日が来たんだだと思うと、去年の21日の事を思い出しちゃうよ。
そう、
かんべの死を知り、悲しみにくれた事。
彼女がいなくなってからもう1年なんだね。
あっと言う間だったな…。
辛かったあの頃。
今は殆ど吹っ切れたけど、まだ辛く感じる部分もあります。
去年はもう、悲しみに暮れまくりました。
ここから暫く、1年前の話をさせて下さい。
てか、かんべを知って、もう8年になるんだな。
何で知ったかは忘れちゃったけど、とにかく、あの笑顔に魅かれたんだよなあ。
それだけじゃないよ。
あの素晴らしい演技力。
そして、
誰よりも努力を惜しまず、100%以上のものを出して頑張るキミの姿。
立派たな、カッコイイなと感じた。
実際に見た事ないけど、ミュージカル版「セーラームーン」。
誰もが、キミの演技を評価してたよ。
こちらも見た事なかったけど、「ウリナリ」の社交ダンス部。
誰と、どんな踊りをしたのか見たかったな。
「バトロワ2」で演じた筧今日子。
クールだけと優しい性格のキャラだった。そして、迫真の演技(特に爆発のシーン)もなかなかだった。
この作品では、最後まで生き残ったよね。
「響鬼」
「バトロワ2」の今日子とはうって変わって、おおらかで明るく、ちゃきちゃきした性格の日菜佳を演じてたね。
平成ライダーヒロインで、1番好きなキャラだよ。
他にも、数々のバラエティー、ドラマ、舞台、CMとかに出たよね。
勿論、知らないい部分も多くあるけど、知ってるものは、どれも良い思い出だよ。
とにかく、尽きない。
また、あの太陽のように明るい人柄と愛らしい笑顔は、いつも皆を和ませてくれてたよね。
彼女の愛嬌のある笑顔には、いつも励まされ続けました。
自分は、実際にかんべに会った事もなければ、生で見た事もありません。
つまり、TVや雑誌、ネットでの彼女しか見た事がありません。
でも、それでも、彼女の活躍を見る度、とても喜んだんだ。
そんな彼女が体調崩し、入退院を繰り返してたたなんて知らず、自分は普通に毎日を過ごしてました…。
そして去年の今日、彼女は急性心不全により亡くなりました。
21日、急に飛び込んできた、“神戸みゆき死去”のニュース…。
初めに聞いた時は、ドッキリかと思った。
夢だと思った。
いや、実際そうであって欲しかったんだ…。
でも、話は現実のものだった。
頭の中が真っ白になった。
当たり前、信じたくなかった。
訳分かんなかった。
起こった現実をどうしても受け止められず、悲しみと涙が溢れ出した。
もう、何もかもが嘘であって欲しかった…。
大好きだった憧れの人が、目の前からいなくなっちゃった…。
そう思うと、とても辛かったよ…。
かんべの死を知ってから暫くは、彼女の事を思い出しては胸を詰まらせ、涙にくれる日々、
彼女と関わった関係者たちのブログを見て胸を詰まらせる日々、
悲しみを隠そうと、無理して明るい表情を作ったり、気分転換に何かをやる日々が続いた。
でも、その度に悲しみは大きくなる一方でした。
それは数日続き、
終いには、やる気もすっかりなくなり、抜け殻状態になってしまった。
また、何でタイムマシンやドラゴンボール、デンライナーが無いの?とか、自分の命をあげるから、代わりにかんべを生き返らせてよ、と何度も考え出すようになりました。
それだけもう、ただただ悲しかった。
そう言えばね、訃報を聞いてすぐの事だったかな?
不思議と、彼女が近くにいるような感じがした。
何か、自分を呼んでると言うか、励ましてると言うか…?
でも、余計に悲しくなっちゃって…。
そして、彼女がいない事に実感がないまま、気持ちは段々塞いでってしまい、
“かんべの元に行きたい”と思う気持ちが強くなってって…、
遂に、“後追い”を考えるようになりました…。
友達の数人にも、遺書めいたメールを送りました。
そんな中、ある日、
夢にかんべが出てきました。
しかし、彼女は何故か、涙を沢山流してました。
そして、真剣な眼差しで自分に平手打ちをした彼女は、こう言いました。
“お願いだから、生きて…!!”
と。
恐らくあれは、彼女が後追いを考えてた自分を叱りに来たんだと思います。
自分は、彼女のこの言葉で目が覚めました。
そして、彼女にこう誓いました。
“君を忘れない、そして、明日をしっかり生きるから”、と。
夢の中で彼女と、この“約束”を交わしました。
これを守りながら、毎日を生きてます。
それに、自分は今日まで、どんな時もかんべの事忘れたりしなかった。
特に辛い事があった時は、彼女の明るい笑顔が力になって、頑張れた。
前に進めた。
かんべには、いっぱい助けられました。
去年の話、なかなか上手く言葉に出来なくてすみません。
ただ1つ言いたいのは、どんな事があろうと、彼女は自分の心の中でちゃんと生きてるって事。
そして、記憶の中にもちゃんといるって事。
人が本当に死ぬのは、誰からも忘れ去られた時。
1人でも多くの方がかんべを思ってくれてれば、彼女は確かに、生きた“証”を残せた事になるね(^0^)
そう言えば、かんべが言っていた。
「一生懸命生きなきゃ勿体ない」
と。
そうだよね!
彼女から学んだ事、
貰ったもの、
これらを力にし、かつ、これからも彼女との約束を守り、先にある未来(あした)に向かって、しっかり生きて行きます!!
人生を後悔しないように…。
そして、
命は大切にしていきたい。
過去はやり直せないけど、そこからまた新たに始められる。
未来は、自分次第で変える事が出来る。
でも、
命は新しくする事も、変える事も出来ない。
だからこそ、大切にしていかなきゃ!!
かんべ、
ボクはまだまだ未熟な人間ですが、
どうか、大い空の上から見てて下さい!
ううん、僕だけをじゃなく、
キミを愛した多くの人たちも。
どうかよろしくm(__)m