会田誠(1965ー)の《美しい旗(戦争画リターンズ)》屏風 二曲一双 を国立近代美術館の常設展で見ました。
とても気になったのが、「これ戦争画?」ってこと。
戦争とか戦いとかの匂いがしないんですよね、日本と韓国の国旗を持って立つ2人の若い女性が向かい合って立っています。
解説パネルには対立か対話かわからない、って書いてありましたが、、、ぼくには、スポーツの試合の終わった後のノーサイドのような雰囲気がします。
さらに言えば、これからの未来に、平和に向かって歩いて行く、2人の決意表明のような気がするんですね。
作者はこの作品には、戦争とかより、競争をして、勝たなければ気が済まない人間の本質を問うようなきがします。てか?
尚。裏側も見えるようになっていて、(使用されたのかもしれない?)襖が使われていますね。