先日紹介した「アルティメットルミナス ウルトラマン03」
（https://ameblo.jp/adgorori2/entry-12550771984.html）で組んだソフビのバルタン星人達であります。
「不滅のバルタン星人セット」（バンダイ）
サイズは現行のソフビ「ウルトラ怪獣500」よりやや小ぶりです。
↑このセットに入っていない、代表的な歴代バルタンがまだいますので紹介します。↓
向って左からバルタン星人3代目。
真ん中、ウルトラファイトのバルタン。
右、ウルトラマン80登場の５代目バルタン星人。
各、バルタンの説明はタグの裏面↓をお読み下さい。
この３体がセットから漏れたのは似た造型で２体要らないだろうと判断されたのではないかと思います。
そこで、この３体と似ているのを並べて見ました。
３代目と２代目の比較。
造型は同じです。実物は顔の塗装の違いで区別が付きますが、ソフビだと曖昧ですね。
ソフビでの違いは下半身のギザギザががあるかどうかです。
3代目はメフィラス星人に操られてビルの合間に登場しただけで映像で下半身が写っていないんですね。
これをいいことに下半身の塗装をはぶいたのがソフビの3台目です。
ウルトラファイトのバルタンとバルタン星人ジュニア（４代目）との比較。
これもよく似ています。
帰りマンのジュニアはアトラク用のウルトラファイトから型どりされたとの事です。
ウルトラファイトのバルタンはなんと星人ではなく怪獣あつかいで、名前が「バルタン」なのです。
このせいでしょう。本来は彼が４代目となるところを帰りマンのジュニアが４代目となったわけです。
５代目と初代。
一見似ていないのですが、この５代目のモチーフは初代です。
ウルトラマン80に登場した5代目のバルタンとされていますが、初登場は79年の映画「ウルトラ怪獣大決戦」。
主に初代ウルトラマンのオムニバス映像で構成された映画ですが、初代バルタンとマンの対決を新たに追加撮影して完成させたものなのです。
その追加シーン用に作られたのがこの５代目バルタンなのです。
つまり、５代目のデザインモチーフは完全に初代バルタンなのです。
この映画の公開の79年は懐古ブームから3次怪獣ブームと言われた頃でしたが、作り手がまだ少ないマニアに答えるような意識が足りなかったんですね。それが、いまいち初代と似ていない理由なんだと思います。
追加映像のウルトラマンの造型も初代バルタンと闘ったAタイプでは無くCタイプでした。