ヤクルトは 1回ウラディミール・バレンティン外野手(34)の「30号」で先制。 2回は西浦直亨内野手(27)が「8号」。阪神が 3回に 2点をかえすと、ヤクルトは 3回に 4点を追加した。ヤクルトは 5回無死 1、 3塁から井野卓捕手(34)が初球をスクイズ。 1点を追加しリードを 6点に広げた。先発石川雅規投手(38)は 6回まで 2失点の好投。ヤクルトは 3点リードの 9回、無死満塁のピンチを招くも抑えの石山泰稚投手(29)が踏ん張り、今カードを勝ち越した。ヤクルト石川は「5勝」目、阪神岩田稔投手(34)は「3敗」目。阪神が先発岩田稔の危険球退場から暗転した。 3回に 2点を奪い、 1点差に迫ったその裏、先頭青木への初球速球が完全に抜けて、頭部付近をかすめた。金本監督が土山球審のもとに歩み寄り、リクエストによるリプレー検証が可能か確認した。急きょ「2番手」で岡本洋介投手(32)が登板したが、 2本の適時打を浴びるなど 4点を失った。 3回までに 7点のビハインドになり、好調の打線でもはね返せなかった。長期ロードは好調を維持するが、 5カードぶりに負け越してしまった。阪神は今季初勝利を目指した先発・岩田稔投手が、 1点を追う 3回先頭で青木宣親外野手(36)に頭部死球を当てたとして、危険球退場を宣告された。極めて微妙な 1球に対して、金本知憲監督(50)のリクエストは認められず、そこから大暗転。阪神・谷本修球団副社長兼本部長(53)は試合後、意見書の提出を検討することを明かした。青木に対しては 6月30日の対戦(神宮)でも岩貞祐太投手(26)が頭部死球を当て、危険球退場になっていた。ここ数年、阪神の投手はヤクルトの打者に多く死球を当てており、岩田の 1球も危険だったことには変わりないが…。緊急登板の岡本も西浦に当て、不穏な空気も流れた。クライマックスシリーズを争うであろうライバルとの間にモヤモヤと“遺恨”が残った神宮の悪夢。 4年ぶりとなる 5カード連続の勝ち越しも逃し、なかなか波に乗れない。

岩田稔投手が危険球によって退場になった。 2- 3で迎えた 3回、先頭青木に対しての初球が頭部付近へ。ヘルメットのつばをかすめたとして死球になり、同時に退場処分が告げられた。今季初勝利を目指した 4度目の先発マウンド。 2回までに 2本塁打で 3失点したが、直前の攻撃で 1点差に詰め寄っていた。岩田は 3回先頭で青木に頭部をかすめる死球で危険球退場。それを差し引いても内容が悪く、初勝利はならなかった。「被安打3」のうち「2本」が本塁打で 4失点。 1回、バレンティンに「2ラン」を浴びると、 2回にも先頭の西浦にソロを浴びた。

大山悠輔内野手(23)が今季初めて先発から左翼に入り、「3番打者」として 2安打 2打点と奮闘した。 3点を追う3回二死 1、 2塁のチャンスの打席。ヤクルト左腕石川が投じた内角高めの変化球を捉え、左中間を破る「2点適時2塁打」を放った。福留孝介外野手(41)の休養日で巡ってきたチャンスで必死にアピールした。 5回にも二死走者なしから左前打を放った。 3安打を放った 5月27日巨人戦(甲子園)以来となるマルチ安打。だが、追い上げムードで迎えた 7回の 4打席目は一死 1塁から 3邪飛に倒れ、悔しさが残った。 1打席に集中し、必死のパッチで結果を求めていく。 3塁手として開幕戦に先発しながら、打撃不振で 6月には 2軍降格も経験した 2年目。好結果にも浮かれず気を引き締めた。守備では軽やかに飛球もつかみ、 2- 7と引き離された 5回も、二死から痛烈なライナーで左前打。 3点を追う 9回無死 1塁でも四球を選び、劣勢のなか 3出塁した。 5月27日の巨人戦(甲子園)での 3安打以来 3カ月ぶり、ようやく今季 5度目のマルチ安打だった。これ以上、もたもたできない。がむしゃらな大山が、もう 1度虎を加速させる。

記事をまとめてみました。

 

 

 <ヤクルト 8- 5阪神>◇16回戦◇阪神10勝 6敗 0分◇19日◇明治神宮野球場

 ヤクルトは 1回バレンティンの「30号」で先制。 2回は西浦が「8号」。阪神が 3回に 2点をかえすと、ヤクルトは 3回に 4点を追加した。

 ヤクルトは 5回無死 1、 3塁から井野が初球をスクイズ。 1点を追加しリードを 6点に広げた。先発石川は 6回まで 2失点の好投。

 ヤクルトは 3点リードの 9回、無死満塁のピンチを招くも抑えの石山が踏ん張り、今カードを勝ち越した。

 ヤクルト石川は「5勝」目、阪神岩田は「3敗」目。

  3回裏、阪神先発岩田稔投手が危険球退場となり土山剛弘球審(左)と話す金本知憲監督=明治神宮野球場

 阪神が先発岩田稔の危険球退場から暗転した。 3回に 2点を奪い、 1点差に迫ったその裏、先頭青木への初球速球が完全に抜けて、頭部付近をかすめた。金本監督が土山球審のもとに歩み寄り、リクエストによるリプレー検証が可能か確認した。「審判がそうやって危険球と宣告した以上は覆らないということだから。ビデオ判定もないし」と指揮官は振り返る。

 急きょ「2番手」で岡本が登板したが、 2本の適時打を浴びるなど 4点を失った。 3回までに 7点のビハインドになり、好調の打線でもはね返せなかった。長期ロードは好調を維持するが、 5カードぶりに負け越してしまった。

 阪神先発岩田稔投手=明治神宮野球場

 えっ、当たった!? 阪神は今季初勝利を目指した先発・岩田稔投手が、 1点を追う 3回先頭で青木宣親外野手に頭部死球を当てたとして、危険球退場を宣告された。青木が「分からない」と話す極めて微妙な 1球に対して、金本知憲監督のリクエストは認められず、そこから大暗転。阪神・谷本修球団副社長兼本部長は試合後、意見書の提出を検討することを明かした。

 青木が首をすくめる。バックネット方向に体をよじり、岩田の危ない球を避けようとした。梅野のミットも弾かれる。一瞬、時が止まった。死球!? ン…!?  3回無死、先頭の青木が起き上がり、 1塁に歩き出す。土山球審のジャッジは危険球退場。神宮球場がざわついた。

 岩田の退場後、土山球審と話した金本監督は試合後「審判がね。危険球って宣告した以上は覆らない、ということだったから。ビデオ判定もないし」と会見場に用意された椅子に腰掛け、腕を組みながらやりとりを明かした。

 頭部付近に投球が来た青木宣親外野手。阪神には岩貞祐太投手にも当てられている=明治神宮野球場

 腑に落ちないのは指揮官だけではなかった。試合の行方を大きく分けた岩田の44球目を最も近くでみていた梅野は「ヘルメットに当たった音はしてなかった」と主張した。土山球審からは「先にヘルメットに当たった音がして、その後、ミットに当たった」との説明を受けたという。帰りのバスへ歩を進めながら「ランナー 1塁とワンボールとでは全然違う。(審判団で)確認はしてほしかった」と率直な心境を漏らした。

 連盟担当でもある谷本副社長兼球団本部長は「当たってなかったら、誤審ですよね? 当たっていましたか?」と報道陣に逆質問。意見書提出については「(映像を)見てから考えます」と含みをもたせた。今季初勝利を目指した岩田が立ち上がりからピリッとしない内容もあり、ただフラストレーションばかりがたまるものだった。

 青木に対しては 6月30日の対戦(神宮)でも岩貞が頭部死球を当て、危険球退場になっていた。ここ数年、阪神の投手はヤクルトの打者に多く死球を当てており、岩田の 1球も危険だったことには変わりないが…。緊急登板の岡本も西浦に当て、不穏な空気も流れた。クライマックスシリーズを争うであろうライバルとの間にモヤモヤと“遺恨”が残った神宮の悪夢。 4年ぶりとなる 5カード連続の勝ち越しも逃し、なかなか波に乗れない。

  3回、青木宣親外野手の頭部付近に投げ、危険球退場となった岩田稔投手。当たったか、どうか非常に微妙だった=明治神宮野球場

◆土山剛弘球審

 「金本監督からは抗議でなく、質問されました。『リクエストできるんですか』ということなので。『できません』と言いました。危険球の判断はリクエストできません」

★危険投球について

 投手の投球が打者の顔面、頭部、ヘルメット等に直接当たり、審判員がその投球を危険球と判断したとき、その投手は即退場とする。 (2018セ・リーグアグリーメントより) ◎リクエストできないプレー (1)投球判定(ストライク・ボール)(2)ハーフスイング(チェックスイング)(3)自打球(4)走塁妨害(5)守備妨害(6)インフィールドフライ(7)審判員より前方の打球(8)ボーク。これ以外に【注】基本として審判員の判断に基づく判定は対象外とする-との条項があり、岩田の危険球はこれに該当するとみられる。

 

 阪神先発の岩田稔投手=明治神宮野球場

 岩田稔投手が危険球によって退場になった。 2- 3で迎えた 3回、先頭青木に対しての初球が頭部付近へ。ヘルメットのつばをかすめたとして死球になり、同時に退場処分が告げられた。

 今季初勝利を目指した 4度目の先発マウンド。 2回までに 2本塁打で 3失点したが、直前の攻撃で 1点差に詰め寄っていた。

  3回、ヤクルト・青木宣親外野手に死球を与え危険球退場を宣告され肩を落とす岩田稔投手=明治神宮野球場

 阪神の岩田稔投手が19日、神宮球場で行われたヤクルト16回戦で危険球による退場処分を受けた。退場は今季両リーグで11人目。 3回、先頭の青木の頭部付近に投球を当てた。

  3回裏ヤクルト無死、青木宣親外野手への頭部死球で退場する岩田稔投手(中央)=明治神宮野球場

 岩田は 3回先頭で青木に頭部をかすめる死球で危険球退場。それを差し引いても内容が悪く、初勝利はならなかった。「被安打3」のうち「2本」が本塁打で 4失点。 1回、バレンティンに「2ラン」を浴びると、 2回にも先頭の西浦にソロを浴びた。「先発投手としての役割を果たすことができず、チームに迷惑をかけてしまい申し訳ないです」とコメントした。

 

  3回表阪神二死 1、 2塁、「2点適時2塁打」を放った大山悠輔内野手=明治神宮野球場

 大山悠輔内野手が今季初めて先発から左翼に入り、「3番打者」として 2安打 2打点と奮闘した。 3点を追う3回二死 1、 2塁のチャンスの打席。ヤクルト左腕石川が投じた内角高めの変化球を捉え、左中間を破る「2点適時2塁打」を放った。「もうやるしかないと思っていたので」。福留の休養日で巡ってきたチャンスで必死にアピールした。

  5回にも二死走者なしから左前打を放った。 3安打を放った 5月27日巨人戦(甲子園)以来となるマルチ安打。だが、追い上げムードで迎えた 7回の 4打席目は一死 1塁から 3邪飛に倒れ、悔しさが残った。「明日以降も自分にとっては全部が勝負だと思う」。 1打席に集中し、必死のパッチで結果を求めていく。

  3回、 2点 2塁打を放った大山悠輔内野手=明治神宮野球場

 「3番・左翼」で 8日以来の先発を果たした阪神の大山が 3回の 2点 2塁打を含む 2安打をマークした。

  3点を追うこの回二死 1、 2塁の場面で石川の高めの直球を捉え、左中間へ打ち返した。起用に応え「僕にとっては 1打席 1打席が全て勝負なので」と話した。 3塁手として開幕戦に先発しながら、打撃不振で 6月には 2軍降格も経験した 2年目。好結果にも浮かれず「一日だけじゃ駄目。続けられるように」と気を引き締めた。

  3回、 2点 2塁打を放った大山悠輔内野手=明治神宮野球場

 指揮官の大胆起用に、大山はがむしゃらに応えた。「3番」で、しかも左翼手として巡ってきたチャンス。もう逃せない。全力でつかみにいった。 2点 2塁打を含む、約 3カ月ぶりのマルチ安打だ。

 「僕にとっては 1打席 1打席、すべてが勝負なので。もうやるしかないと思ったので」

  0- 3の 3回二死 1、 2塁。ベテラン左腕、石川が投じた内角高めのボールを、見事に腕をたたんで捉え、ライナーで左中間を真っ二つにした。 1点差に迫る 2点 2塁打だ。 7月 4日の中日戦(甲子園)で放った「右越え3塁打」以来、実に出場21試合&28打席ぶりの長打だった。16日の広島戦(京セラ)では 2- 2の 8回無死満塁で決勝の中前適時打。今カードでは左翼ポール際へ大きなファウルを放つなど調子は確実に上がっていた。金本監督の「3番・左翼」という起用に、結果で応えた。

  5回にも左前打を放ち、 2安打 2打点の大山悠輔内野手。金本監督の期待に応えた=明治神宮野球場

 福留の今季14度目の休養日で“空席”となった左翼のスタメンに、今季初めて入った。昨年 8月18日の中日戦(ナゴヤドーム)以来、 1年ぶりだった。しかも、わずか今季 2度目の「先発3番」。今季は開幕を 3塁レギュラーで迎えたが、不調で 2軍降格も経験した。そして、打撃で好調を取り戻しつつある現在は、 3塁では鳥谷も状態を上げつつある。この日の「3番・左翼」は、キャプテンの休養を機に将が大胆に与えてくれた、またとないチャンスだった。

 守備では軽やかに飛球もつかみ、 2- 7と引き離された 5回も、二死から痛烈なライナーで左前打。 3点を追う 9回無死 1塁でも四球を選び、劣勢のなか 3出塁した。

 「僕にとっては全部が勝負だと思う。チャンスをモノにできるか、できないか。続けられるように頑張ります」

  5月27日の巨人戦(甲子園)での 3安打以来 3カ月ぶり、ようやく今季 5度目のマルチ安打だった。これ以上、もたもたできない。がむしゃらな大山が、もう 1度虎を加速させる。

◆四球と 2安打で25試合連続出塁の阪神・北條史也内野手

 「追い込まれても粘って粘って…という気持ちでいます」

 

 全員野球でファン皆が待ち望む「三文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

全身全霊を懸けて不屈の精神で立ち向かう。たとえ、どんなに苦しい局面になろうとも、最後の最後まで絶対に勝負を諦めない。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。そうした強い決意をスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2018年のシーズンロゴとしても展開して参ります。

 

 2018年公式戦順位表

 

 2018年交流戦順位表

 

 2018年 公式戦 日程と結果(08月)

 

 2018年 公式戦 日程と結果(09月)

 

 

 

 

   

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