今回は、ペルーが誇る世界自然遺産である、
ワスカラン国立公園についてまとめたものを。
ワスカラン国立公園
(スペイン語で Parque Nacional Huascarán)
首都リマから北におよそ400キロメートル。
標高3,000〜6,000mHで世界一標高の高い場所にある国立公園。(富士山は3700mHくらい。)
広さは四国のほぼ半分に相当する大きさ。
国立公園の入口。
公園自体は、とんでもなく広いので、数ある入口のうちのひとつと言ったところ。
国立公園のゲート。
管理棟 (いわゆるトイレ)
国立公園の看板。
ワスカラン国立公園は赤道付近に位置するが、標高が高いので山々の頂上は万年雪に覆われ、マイナス20℃になる場所も。
赤道付近の緯度地域にある冠雪の山としては最高峰のワスカラン(標高 6,768 mH)があり、これが公園の名前にもなっている。
ペルー最高峰、ワスカラン山。
広い公園内には、663の氷河と296の湖が存在する。
氷河湖はエメラルドグリーンの輝き❗
驚きなのは、これらの山々のほとんどがかつて海の底であったということ。公園内の4,800mH以上のみでアンモナイトの化石などが見つかっているそうだ。
国立公園に指定されたのが1975年のこと。
世界遺産(自然遺産)に登録されたのは1985年だそう。
面白いと思ったのは、国立公園内で遊牧民たちが生活しているところ。乾季の5〜10月までの期間限定で生活することを許されているそう。実際に放牧中の動物をよく見かけた。
100年に一度だけ花を咲かせる、珍しい生態のセンチュリープラント、プヤ・ライモンディの生育地でもある。
ワスカラン国立公園には、壮大な自然があり、普段見ることのない絶景をたくさん見ることができた。アンデスの世界って改めてずごいなと感動しました。
(つづく)
(おまけ)
入口ゲート付近のレストランにいた子供。
ニットの帽子がアンデスっぽくて可愛かった。
逞しく生活してました。
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