北から南まで、イタリアの街はどこもかしこも魅力的。各地方の料理も郷土色豊かな美味しいもの揃いなので、あっちでこれ食べたい、こっちではこれ食べたいと、おいしいものへの期待値も南北ともに非常に高いわけで。

 

何度でも行きたくなる魅力はあれど、何度も行けないのが一般人の現実。しかも、長期滞在は難しい(私は今のところ、10日間くらいの日程で検討中)。どこへ行くべきか、というか、一度にどれだけ行けるのか、、行き先を決めるのは楽しくも悩ましい行程です。

 

さて、まずはイタリア全土の位置関係をざっと。

Mapは「紀行地図」さんより。ローマを中心に、北にはミラノ、フィレンツェ、ヴェネツィア・・・と日本人にもなじみの観光名所が目白押し、南は日本人的にはナポリやアマルフィが有名ですが、私個人はプーリア地方(バーリがあるとこ)に大注目。

こちらも「紀行地図」のMap。ちょうどプーリアの地図を発見したので、引用させていただきます。

 

北は、ピエモンテにロンバルディア、フリウリ ヴェネツィア・ジュリア、ヴェネト、エミリア・ロマーニャにトスカーナと、ワインの銘醸地が多く食も豊か(もちろん南も豊かだけどね)。フィレンツェ辺りにはぜひぜひ行きたい!と思うのですが、同時に何が何でも絶対行くつもりなのは、南の「アルベロベッロ」なのです。

 

三角お屋根のトゥルッリに泊まりたい! これ、私と夫の共通の見解。

写真はいずれも、フリー素材の「pixabay」より。はうー、なんと愛らしいのでしょうか。

 

アルベロベッロに行った友人は「かなり観光地化されているし、小さい街だから数時間でまわれちゃうよ。泊まるほどではないかも?」と評していたので、観光地化されてる点は覚悟の上で行きますが、泊まる価値があるかどうかは人それぞれ。私は絶対、泊まるつもり。逆に、朝、昼、夜をじっくり経験してしか見えてこない魅力というのは必ずありますからね。

 

で、悩ましいのは、アルベロベッロがある南だけをまわるか、北から入ってアルベロベッロにも立ち寄るか。南に、名所がアルベロベッロしかないのなら迷いはしませんが、もちろんほかにも気になる場所は多数。とはいえ、「南だけに絞ろうっと!」とすぐには言い切れない、すばらしい魅力が北にも無論あるのです。

 

イタリアは、国全体が世界遺産、といえるくらいに古い街並みがしっかり残る国。実際、世界遺産の登録数ランキングでも世界一に輝いています(ちなみに二位は中国、三位はスペイン、四位はフランス)。そんな街並みはもちろんこの目で見てみたいですが、同時にこういう場所↓にも身を置いてみたいな〜。ならば、やっぱりフィレンツェにも行かないと、だな。。

写真はpixabayより。トスカーナの景色。素敵すぎる。。。

 

本当に本当に、豊かな風土ですよね。

 

というわけで、北メイン+アルベロベッロにするか、アルベロベッロを中心に南だけをじっくりまわるか・・・国内の移動時間、便利さなども調べながら、じっくり、かつ迅速に、検討していこうと思います。

 

旅の道程を考えるの、大好きです。