石原プロ制作の『大都会PARTⅢ』最終回や『西部警察』シリーズの悪役(スナイパーなど)をスマートに演じ、人気時代劇『水戸黄門』『暴れん坊将軍』などでは大悪を堂々と演じる鹿内孝(1941~)は59年市川学園高校卒業後、鹿内タカシ&ブルーコメッツを結成、ロック歌手として売り出す。
63年東宝の『素晴らしい悪女』では、団令子のプエルトリコ人の恋人役で映画初出演を果たす。
66年渡米してニューヨーク大学に留学。68年に帰国、歌手活動と並行して俳優としても活躍。
71年芸名をそれまでの鹿内タカシから、本名の鹿内孝(本当の読みはしかないたかし)に改名。
映画は東映作品、日活ロマンポルノ作品などに出演。テレビでは時代劇、刑事ドラマ、2時間サスペンスなどにおいて悪徳政治家、悪徳刑事、悪徳社長、ヤクザ、殺し屋から幕府や藩の重職、浪人、盗賊といった"悪役"を都会的な感性と品の良さで演じきる。
若き日は二枚目系悪役として、浪人、やくざ、盗賊に扮することが多く、後年になると貫禄がつき悪の大物に扮する機会が増える。
赤座美代子と
佐藤オリエと
三浦真弓と
萩尾みどりと
名脇役藤原釜足と
鈴鹿景子と
真ん中は日活ロマンポルノなどで活躍した日向明子
左は斬られ役のスター福本清三
工藤堅太郎と
早川保と
田畑猛雄と
宝塚歌劇団出身の紫ともと
中島久之と
実はおじゃる系も得意
由美かおると
草薙幸二郎と
梅津栄と