ハワイ激安引越し体験談!船便より200万円も安いZIPAIRを利用した方法と手続き手順を完全解説

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海外引越し費用が高騰していることをご存知ですか?

2022年夏、ハワイ出身の主人について2人の子供と共にハワイに移住をしたのですが、その引越しが壮絶でした。

何が事態を壮絶にさせたかというと、ずばり海外引越しの際に使う船便の金額

2019年までに駐在や転勤で海外引越しした知人に聞いていた費用のなんと4倍にも跳ね上がっていたのです…!

4人家族の我が家が荷物を運ぶのに言い渡された金額はなんと230万円

あみん

正直どうしたものかと途方に暮れました。。。

そんな我が家に、奇跡とも呼べる選択肢が舞い込んできました。

海外引っ越しをお得にした方法

ZIPAIRの受託荷物で
引越し荷物を運ぶ方法




この記事は、海外引越し代をできるだけ抑えたいと奮闘した4人家族が、結果2つのことを諦めて、全て空輸することに決意・実際に実行した時のお話です。

この記事で分かること
  • 海外引越しをとてつもなく安く抑える方法
  • ZIPAIRの受託荷物のシステム

コロナの影響による船便の高騰で荷物をどうしようか困っている方や、たくさんの荷物をハワイに持っていきたい!(もしくはハワイから日本に持ち帰りたい!)という方にもお役に立てれば嬉しいです。

目次

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ハワイ移住の際の引越しの条件と実際にかかった金額

ハワイ移住しました
ハワイ移住しました

まさか海外移住の引越しの荷物を全て空輸で、しかも自分が搭乗する飛行機のチェックイン荷物として運ぶことになるとは夢にも思いませんでしたが、本当になんとかなるものですね。笑

我が家のハワイ移住に際して輸送した荷物の条件、準備したもの、トータルでかかった費用をまとめてみました。

引越し日

2022年8月某日

引越しに運んだ荷物の量

段ボール箱(140〜200サイズ) 20箱
スーツケース(80〜100リットル)4つ
サーフボード 1本
写真はイメージ画像です


荷物を運ぶにあたって手配したしたもの

  • 梱包材(ダンボール+緩衝材)
  • 東京都内の自宅 → 成田空港までの宅急便
  • 受託荷物(チェックイン)
  • フライト代(片道:大人2名+子供2名/往復:大人2名)
  • ダニエル・K・イノウエ空港(ハワイ)→ ホノルル市内の自宅までの輸送車

往復分の大人2人は私の両親です。

幼い子供2人を連れて25個の荷物を運ぶには、どうしても大人の手が必要だと感じ、サポートについてきてもらいました。(今回の引越し金額に含めています。)


海外引越しにかかった荷物の輸送費

内訳金額
梱包材トータル約13,000円
成田空港までの宅急便約70,000円
受託荷物約140,000円
フライト代約255,000円
ホノルル市内の自宅までの輸送車※約0円
トータル金額約478,000円

かなりの手間暇をかけて運んではいるものの、フライト代を合わせても船便より約180万円節約することができました!

あみん

梱包から運び出しまでやってくれる国際引越し業者と比較したらそれはもうものすごい大変な作業でした。。

船便を利用していても、別途フライト代はかかったと考え、純粋に輸送費だけで算出すると、200万円ほど抑えることができました。大金です!

※最後のホノルル市内までの輸送車は今回は友人の助けを得たため無料でしたが、本来であれば2~3万円ほどかかります。

この金額は2022年11月に手配した時の金額です。特に船便は世界情勢の影響で価格変動が起こりやすいため、最新情報は都度ご確認ください。

さて、この波乱万丈な海外引越し、いったいどのように手配したのか、体験談をもとに時系列にまとめてみました。

さっそく詳細を見てみましょう!

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海外引越し業者に見積もりを取った体験談

まず引越し先と時期が決まったら、早速手配が必要なのが引越し業者。

引越しを取り扱っている日本の大手引越し会社「サカイ引越センター」に見積もりをしてもらうべく問い合わせてみました。

サカイ引越センターの海外引越しパンフレット
サカイ引越センターの海外引越しパンフレット

海外引越し経験のある知人が何人かいたため、実際いくらかかったかヒアリングした船便の予想金額は50万円

あみん

我が家は夫が現地採用のハワイへの帰国組なので、引越し費用も100%実費でした。

いざ家族4人分(夫婦+2才+0才)の荷物を船便で運ぶといくらになったかというと衝撃の230万円というお見積書がやってきました。


実際に来た海外引越しの見積書

サカイ引越センターの見積もり
サカイ引越センターの実際にもらった見積もり
あみん

もうびっくりしすぎて絶句です。本当にびっくりした時って声が出ないんですねぇ。。。

コンテナを利用する船便は、M3という単位で、利用する空間の広さによって値段が決まります。

230万円の見積もりが来た時の物量は、ソファやダイニングテーブルという大型の家具を含む物量で、ダンボール箱にすると80箱くらいの広さ。

物量を減らせば、もちろん金額も下がりますので、仮に40箱くらいの物量にした場合は、120~150万円程度になるということでした。


ダンボール箱40箱程度の物量で他社の見積書

実際に来た海外引越しの見積もり書
ヤマト運輸の海外引越し見積もり
ヤマト運輸の海外引越し見積もり



それでも120万越えでした。

これを仮に20箱に抑えた場合は単純に金額が半分になるのか?と聞いたところ、梱包+パッキングリストを作成や、搬出搬入の作業の費用が固定でかかる基本料があるため、半額にはならないという回答でした。

いま、海外へ送る船便が高騰している理由

2022年夏の時点で、コロナにとロシア・ウクライナの戦争による世界情勢の関係で、飛行機や船便にかかるサーチャージが異常な高騰を見せています。

それに伴い、世界的なコンテナ不足で、日本からハワイに荷物が到着するまでの所要日数は5ヶ月ほどかかると言われました。(※通常は2ヶ月ほどだそうです。)

コロナ前なら所要日数か数ヶ月レベルでかかりながらも、安く海外に荷物が送れることが魅力だった船便も、アフターコロナで大きく状況が変わってしまったことは言うまでもありません。

ZIPAIRなら破格のフライト代でハワイに行ける

船便が高騰している理由がサーチャージということは、もちろん飛行機代も爆上がりしています。

JALやANAはもちろん、コロナ前にスカイマイルを貯めてたのでデルタ航空もチェックしましたが、どの航空会社も航空券代がコロナ前の約2倍の金額になっていました。

そこで偶然知ったのが、2020年に就航開始したZIPAIRという航空会社。

ZIPAIRはJAL100%出資で新しく就航したLCCの航空会社です。

コンセプトは「時代に合ったサービスクオリティと究極のコストバリューを両立する、今までにないエアライン

ZIPAIRの最大の特徴は、サービスが全てオプション制だということ。

航空券代には席代しか含まれておらず、座席指定、荷物の預け入れ、機内食の有無まで全て追加料金がかかります。

そんなZIPAIRの片道の航空券代は29,000円〜!※

※航空券代はシーズンや曜日で変動します。




最安の場合、60,000円弱でハワイを往復できるなんて、アフターコロナでは考えられないくらいの破格です。

ZIPAIRのオプションシステムがすごい

我が家が助けられたオプションのひとつ、それが受託荷物の規定です。

ZIPAIRはなんと1人5つまでチェックインで預けることが可能

ZIPAIRでのチェックインカウンターの様子
ZIPAIRでのチェックインカウンターの様子

そして、どれくらいの荷物の大きさまでよいかと言うと、3辺203cmまでの荷物をなんとMAX32kgまでOKなんです。

成田 → ホノルルの受託荷物料金表

受託荷物料金
1個分、14㎏まで4,500円
1個分、23㎏まで5,500円
1個分、32㎏まで6,500円
スポーツ用品7,000円


ホノルルから/他の都市の料金は下記サイトからご確認できます↓


多くのエアラインが、1人あたりの受託可能数は2つまでだと思います。

そして追加で預けたい場合の追加料金もかなり割高に設定されていることが多い中で、このシステムはとても斬新で知った当初は本当に大丈夫?と不安になるほどでした。


そんなこんなでZIP AIRのチェックイン荷物として空輸で運ぶことに決めました!

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ZIPAIRでハワイに引越し荷物を運ぶ手続き手順

航空券取得 → ホノルルの自宅に荷物を運び入れるまでに手配した内容がこちらです。

引越しの手続き手順

  1. ZIPAIR予約(2ヶ月前)
  2. ホノルルの空港 → ホノルルの自宅まで輸送する車を手配(航空券手配と同時)
  3. 荷物を梱包 → ヤマト運輸の空港便の集荷依頼(出発4日前までに)
  4. 成田空港で荷物を受領 → ZIPAIRチェックイン
  5. ホノルルの空港で荷物を受け取り → 自宅に運び入れ

① ZIPAIR予約

航空券は、片道:大人2名/子供2名、往復:大人2名の計6名で予約しました。

往復の航空券は私の両親の分です。

25個の荷物を運ぶのに、2歳と0歳の子供を連れでは、主人と私、大人2人だけの手では心配であったため、今回は私の両親に荷物を運ぶサポートをお願いしました。

今回のフライト代は大人は38,000~46,000円の間での予約でしたので、1人あたり片道40,000円、子供は6歳まで一律7,500円のため、2人の片道分15,000円で計算しています。

\ 子供料金の規定はこちらのHPでご確認ください /

受託荷物の追加登録(購入)は、当日のチェックイン前までにオンラインで済ましておくのがオススメ!カウンターでチェックインすると別途手数料が3,000円かかります

② ホノルルの空港 → ホノルルの自宅まで輸送する車の手配

この車の手配に関しては、ハワイ出身の主人の友人が当日、車3台で空港まで駆けつけてくれたので、手配というほどのことはしませんでした。

もしこの友人のヘルプがなければ、ハワイに空港送迎用のチャーター便を運航している会社があるため、このような大きなバンを手配予定でした。

こういったバンは今のハワイ旅行客の多さだと、割と早く埋まってしまうので、航空券を手配したらできるだけ早く手配に動いた方がいいです。

ハワイの空港送迎チャーター便
ハワイの空港送迎チャーター便

検討していたロバーツハワイさんのHPを参考までに添付しておきます。

大きなバンの相場は100ドル前後ではありますが、荷物の量で変動する会社がほとんどですので、事前のお問い合わせをお勧めします。

③ 荷物を梱包 → ヤマト運輸の空港便の集荷依頼

空港便はどこから送るかによって締切日が異なりますが、私は余裕を持って4日前に集荷依頼をしました。

あみん

ZIPAIRは成田空港の第1ターミナル北ですよ!

詳しい集荷情報はヤマト運輸の公式HPに記載されていますので、ご確認ください。



梱包材と緩衝材などはアマゾンでこちらを購入しました。

特にダンボールに関しては、衝撃に強いものを購入していませんが、食器などの割れ物は緩衝材で少し厳重に包みました。

段ボール箱の角がボロボロになっていたものもありましたが、特に破損品もなく全て無傷で運ぶことができましたよ!

④ 成田空港で荷物を受領 → ZIPAIRチェックイン

成田空港の出発ロビーにあるヤマト運輸カウンターで荷物を受け取り、そのままチェックインカウンターに向かいました。

その時の荷物がこれです。笑

実際に空港便で運んだダンボール
実際に空港便で運んだダンボール

ヤマト運輸のカウンターは一番端っこにあって、結構な距離をカートで押さなければいけません

カートへの積み込みやヤマトの人もなんとなく手伝ってはくれますが、チェックインカウンターまでカートを押して移動するのは自分たちなので、体力仕事を覚悟です!

あみん

とは言ってもカートに乗ってしまえば、こんなに荷物でも女性の力でスイスイ押せました!

成田空港でのカートの様子
成田空港でのカートの様子

そしてチェックインは、事前にオンラインで荷物の登録をしておけば、当日は少しスムーズになると思いますが、量が多いので時間がかかると思っておいてください…!

あみん

私たちは子供たちが二重国籍な上、荷物の重量が間違っていてややこしくなってしまい、チェックインに1時間かかってしまいました。。。

⑤ ホノルルの空港で荷物を受け取り → 自宅に運び入れ

飛行機から降りたらもう一仕事待っています。

ホノルルの空港にて、スーツケースと同様に、荷物受取所のターンテーブルからカートに乗せるのですが、これがまぁしんどい。笑

あみん

唯一誰も手伝ってくれない作業です。笑

荷物を全部カートに積んだあといよいよ外に出る前に、税関検査のところで間違いなく声をかけられると思います。この荷物はいったいなんだ?と。

We are moving to Hawaii from Japan, No food!(日本からハワイに引っ越してきました、食べ物は入っていません。)と答えるとすんなり通してもらえますよ!

あみん

法律で肉の持ち込みが禁止されているので気をつけてくださいね。

そして、お迎えに待ってくれている車にさらに荷物を乗せ換えて、自宅に到着しました。

船便をやめたことで諦めざる得なかったこと

引越し費用が安く収まって、着いた日に全ての荷物が手元にあるなんて最高!なZIPAIRでの激安引越し体験。

そんな今回の引越しの中で、私が今回船便をやめて、ZIPAIRで引越し荷物を運んだことにより、諦めたことが2つあります。

諦めたこと1:持っていた荷物全てを持っていくこと

ダンボール20箱にスーツケース4箱、かなりの量を運んだように感じますが、もともと持って行きたかった量の半分以下まで減らしました

最初にもらった船便の見積もり230万円はダンボール箱だけでも50〜60箱はあった計算のようです。

船便は緩衝材を多く入れるため、自分で梱包するよりダンボール個数が割増になるとは聞きますが、それでも家財を減らして引越しした事実に変わりはありません。

荷物を減らしているのだから安くなって当然といえば当然なのですが、同じ物量でも船便が100万円を超えていたと考えると、ZIPAIR引越し法がいずれにしても激安です。

諦めたこと2:規格外の大きな家財を持っていくこと

ZIPAIRの底力に驚きつつも、どうしても運べないものがあります。

それは規定外の大きな家具を運ぶこと

幸い我が家にはどうしても持っていきたい大型の家財はありませんでした。

しかしながら、持っていけるならソファーやダイニングテーブル、使い勝手の良かった日本の家電も持って行きたかったなぁと思っています。

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激安引越し体験談まとめ

今回の波乱万丈体験談、いかがでしたでしょうか?

フライト代がもちろんかかりますが、それも含めても当初見積もりをもらった船便の5分の1の輸送費で済みました!

いろいろ諦めたこともあるけれど、輸送費も安く抑えられて、引越した当日に荷物が手元にあるなんて、今の船便の状況では考えられない好条件です。

以上、空輸で引越し荷物を運んだお話でした。

チェックインを終えた後の息子
チェックイン後、搭乗口に向かう息子

私のような引越しの人はもしかしたら少ないのかもしれませんが、ハワイのみならず、ZIPAIRが就航している海外へ、たくさんの荷物を運びたい方に少しでも参考になったら嬉しいです。

ハワイでの暮らしのリアルも少しずつ綴っているので、よければご覧ください!

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