黒瓜葉虫(クロウリハムシ)
クロウリハムシのトレンチ行動
夏至の夕暮れ(東空)
夏至の夕暮れ(西空)
今年もカラスウリのツルがビワの木に絡み付いて伸びてきた。その葉っぱを食草としている甲虫のクロウリハムシが、せっせとカラスウリの葉を円形に傷付けている。これは「トレンチ行動」と呼ばれているもので、葉っぱが出す防御物質としての苦味などを遮断してから、お召し上がりになると言われているが、確かなことはまだ解明されていない。この幼虫は地中でウリ類の根を食べて育つらしい。そして成虫で越冬する。と言うことは我が家に居着いていることになる。2年前にはハキリバチが葉を持ち帰るのを目撃したこともある。今回はクロウリハムシの行動を飽きもせずに観察した。
昨日は父の日・夏至・部分日蝕と盛りだくさんだったが、あいにく雲がかかっていたので日蝕観察は出来なかった。諦めて「父の日」だけを楽しむことにした。ビールが切れているので、とりあえず金麦500ml缶を6本だけ買いに行った。その間に風呂も沸いてくれることだろう。料理は妻に任せて先に風呂を浴びる「父の日」なればこその贅沢である。娘から送られたワインの中に金賞受賞というラベルが添付されたフランス産の赤ワインがあったので、飲みさしのワインを脇に置いて「金賞ワイン」を頂いた。旨か!
「父の日は 虫と戯れ 赤を開け」