バンフ＆グレーシャー国立公園レンタカーの旅8 (ウォータートンレイク国立公園）

キャンモアを出発して3時間半。アメリカとの国境近くにあるウォータートンレイク国立公園までやってきました。

ウォータートン・グレイシャー国際平和自然公園は、カナダアルバータ州とアメリカ合衆国モンタナ州に跨る広大な世界遺産です。
この公園は、冬に分厚い雪に覆われてしまうため、公園に入ることができるのは夏の間のわずか3ヶ月半程です。

ウォータートンレイク国立公園ですが、何しろ情報が少なく、事前にあまり情報が得られませんでした。地球の歩き方 国立公園編でも半ページくらいしか情報がないので、街の情報はTripadvisor, トレイル情報はAlltrailsのアプリにて情報を得ました。

ビジターセンターではアメリカとカナダ国旗の両方が掲げされていました。
ウォータートン・グレイシャー国際平和自然公園と呼ばれる所以ですね。

ビジターセンターではいきなり、シカが出迎えてくれました。
お昼時に到着したんですが、シカはビジターセンター近くの植え込みからもぐもぐ食べてました。

色々な動物に会えることが期待されます。

ビジターセンター近くで見かけた鳥です。Black-billed magpie（クロハシカササギ）という名前だそうです。

お昼は、Tripadvisorで見つけたHotdog屋にしました。
Smokey dogとAnti-dog(ファラフェルのホットドッグ）を頼みました。

ビジターセンター脇のピクニックテーブルで美味しくいただきました。

ご飯の後は、いよいよハイキングです。
1-2時間の軽めのコースを探して、The Lower Bertha Fallsのコースを選択しました。
https://www.alltrails.com/trail/canada/alberta/lower-bertha-falls-and-lake

湖沿いのトレイルを歩きながら、山側に登りThe Lower Bertha Fallsを目指します。

風はそれなりにあったのですが、天気も良く湖畔を歩く気持ちの良いトレイルでした。
この日も天候に恵まれ素晴らしいハイキング日和となりました。

途中の休憩ポイントにて。
湖の先はアメリカに繋がっているようです。

夏場はウォータートンレイク国立公園から、船でアメリカ側のグレーシャー国立公園に向かうコースもあるそうです。

山肌には葉が燃えた跡が見える森が一面に広がっていました。
山火事の影響でしょうか？

この後、山間を登り、Lower Bertha Fallsを目指します。

スタートから45分ほどで目的地のLower Bertha Fallsに到着。

結構暑かったのですが、吹き抜ける風も気持ちよく素晴らしいハイキングになりました。

ハイキングを終え、ビジターセンターから帰途に着こうとすると、道路脇の斜面に動物の群れがいました。

車を降りてよく見に行ってみたところ、ビッグホーンシープの群れでした。
動物は朝夕くらいしかみられないと思っていたのですが、16時頃でも一目のつくところで草を食んでいました。

普段見られない動物に出会えるのも国立公園巡りの良さですね。

続いて、公園の外にあるBison Padockという飼育されているバイソンを見に行きました。
サファリパーク方式で車内から、バイソンの群れを観察するというものでしたが、望遠機能付きのデジカメで最大限拡大してもこれくらいの大きさだったので、あまり臨場感がなかったのが残念でした。

さらに車を進めるともう少し近くにバイソンを見つけられましたが、結局お尻からの写真しか撮れませんでした。

動物相手では仕方ありませんね。
この日は公園から30分ほど行ったところにあるピンチャークリークの街に泊まりました。
宿泊はHeritage Inn Hotel & Convention Centre Pincher Creek
919 Waterton Avenue Hwy #6, Pincher Creek, AB, T0K1W0 Canada
というところでした。

この日は旅行の中日で洗濯をする必要があったので、夕食と翌日の朝食を買い込みホテルで洗濯を行いました。

が、ゲスト用の洗濯機はお金を入れたのにも関わらず動かなかったため、フロントの人に助けてもらい、何とか洗濯と乾燥を終えました。

翌日はいよいよアメリカに向かいます。