2022/10/25 - 2022/10/27
4034位(同エリア46492件中)
れいろんさん
沖縄秋旅最後の旅行記です。
那覇滞在(&ダイビング)、夫婦旅行を終え、最後は離島旅1泊を計画しました。
那覇(泊)から渡れる島の中で粟国か渡名喜。または久高島か津堅島。
どこも宿泊したことのない島々です。どこに行こうかな?
気軽に行ける久高島が第一候補だったのですが、渡名喜の「赤瓦の宿ふくぎ荘」に問い合わせをしたところ、とても良い対応をしてもらったので、渡名喜島に決定。
渡名喜島には、大昔、立ち寄ったとこがあるのですが、その時の記憶もおぼろ。初めて行く時のようにわくわくしました。
ところで、旅行記作成の「エリア選択」で、「慶良間諸島・久米島」の下のエリアに渡名喜島の名前が入っていないって?
・・・4TRAVELダメじゃんねぇ。
それから、再開発され新しいホテルがいくつも立ち並んでいる離島の玄関口・泊エリア。渡名喜行の前後に別々のホテルに泊まったので、その感想なども記載したいと思います。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 船 私鉄 徒歩 ソラシド エア
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
渡名喜の前泊は国道58号線沿いに建ち、とまりんまで徒歩5分ほどの好立地ホテル コンフォートイン 那覇泊港。
言わずと知れた全国展開しているビジネスホテルですが・・・ -
・・・ほかのコンフォートインと異なり、ここのロビーは遊び感あふる設えになっていて驚きました。
-
ロビーの右手にはラウンジ兼朝食会場があります。
国道58号線に面した大きな窓があってとても明るい空間です。 -
ここの内装もリゾートっぽいポップな雰囲気ですね。
ウエルカムドリンクもここで提供されています。 -
予約した部屋は1ベッド◆クイーンエコノミー◆.
こちらも・・・ -
・・・南国感のある壁絵が描かれていました。
-
トイレと洗面所。
-
洗い場のあるバスルームとは別れているので使いやすいです。
私はこのタイプの浴室が好きだな。 -
窓は西向き。ちょっと海も見えます。
泊大橋がわかります。明日はあの橋を潜って渡名喜島へ行きます。
今からわくわくしています。 -
無料で提供される朝飯は、会場で食べても、部屋に持ちかえってもOKです。
このホテルは、キャベツとタコミートをのせて作る自己流タコライス風が目玉です。
ワッフルもとって、部屋に持ちあがっていただきましょう。 -
とまりんの離島乗船券売り場。
渡嘉敷行き、阿嘉島経由座間味行き、粟国行き、私の乗る渡名喜経由久米行き。
釣りや観光目的の人の姿も多く「戻ってきた」なぁと感じます。
※南北大東行きもとまりん発着ですが、毎日運航ではなく、出航も17時と、他の離島便とは重なりません。 -
フェリー粟国(運行主体は粟国村)を横目に見ながら・・・
-
・・泊~渡名喜~久米を航行する久米商船へ。
船舶はフェリー琉球とフェリー海邦の2隻あり、この日の1便はフェリー琉球。
出航に向けて、荷積みの真っ最中。
私の「ツボ」に刺さる名シーン。 -
乗船します。
一番下に車両甲板があって、客席はBデッキと上階のAデッキ。 -
Bデッキは和室=ごろ寝席、Aデッキは椅子席です。
観光シーズンは久米島へ行く観光客であふれる和室。 -
渡名喜行の乗客専用ブースや女性専用ブースも用意されています。
もっとも、10月下旬の平日だもん、がらがらです。
一応、女性専用ブースに居場所を確保し、船内探検を開始します。 -
Bデッキの後部から、Aデッキの後部に外階段を上がって行きます。
-
素敵なウッドデッキが広がっていました。
前方Aデッキの椅子席。
Aデッキの後方(展望室)は、座席が後ろ向きに配置されていて、航海中、後ろの眺めを楽しむことができるようになっています。 -
ちょっと椅子席をのぞいて・・・
-
Aデッキの上、最上部に上ります。
-
ここも素敵なスペースです。
丸いテーブル3つと、その周囲に4客の椅子が置かれています。
もちろん航海中のズレたりしないように、しっかりと床に留められています。 -
少し後方に歩いて行けるランウェイのようになっていました。
船内探検楽しいです。 -
船が泊港を出ます。
揺れが大きくなってくるので、Bデッキの女性専用ブースに戻って、ごろごろ寝っ転がって行きましょう。 -
泊~渡名喜の航行時間は約2時間。
そろそろでしょうか?
ごろ寝から起き上がって、外を見に行くと、渡名喜島が近づいていました。 -
私が渡名喜島で宿泊する赤瓦の宿ふくぎ荘は、赤瓦屋根の古民家を再利用した1棟貸しの宿。
集落内に6棟あって、どこの家屋になるかは着いてからのお楽しみなんです。
宿泊費は1泊2食付きで大人9000円(1名利用)(2名以上は7,000円)
私は、朝食不要なので、1泊夕食付きで8500円になります。 -
渡名喜港到着~
赤瓦の宿ふくぎ荘の管理人さん(HBさん)が迎えに来てくれています。
軽のボックスの助手席に乗って、この日の宿まで連れて行ってもらいます。
HBさんは、狭いフットライト道路を走りながら、夕食をとるふくき食堂の場所を教えてくれたり・・・ -
・・・私の「あっ猫だっ!」に対して、「うちで食堂用の魚をさばくので、そのアラを目当てにいつも猫が来るんだよ。最初は1匹で着ていたんだけど、子供や、旦那猫まで連れてくるようになっちゃってさぁ」などと。良い人=猫好きだ。
となきの観光ガイドマップの「13番ふくぎのトンネル」方向へ左曲し・・・ -
・・・更に左折して、「見えましたよ」と。
ふくぎ食堂のあるフットライト道路(村道1号線=メイン通り)から1本後ろの通りです。
この道に面した・・・ -
・・こちら、ムトゥンヤー小(グァ)が、私の泊まる家屋だそうです。
あれぇ~?「道>下る階段>ひんぷん>家屋の正面」じゃないのね?
道>家屋の横を下る階段&細路・・・で、 -
・・・回り込んで→家の正面でした。
家屋の前に十分な広さの庭があるのですが、その庭の先、石垣の先はふくぎ食堂の建物の裏側でした。
なんとなく、ふくぎ食堂の裏庭に建てられた新宅みたいに感じてしまいました。
家屋の名前に「小」って付くのも、そんな感じ・・・。 -
家屋の中はどんな様子かな?
シンプルな畳の間は2つ続いています。
床の間(テレビとテーブル)のあるこの部屋と、何もない次の間。 -
畳の部屋の東側から南側にかけてぐるっと廊下が回っていて・・・
-
西側に台所がありました。今風に言うと2Kです。
台所の北側には・・・ -
・・・バスルーム。
こじんまりとした今風のユニットバスです。 -
写真を撮りながら、家屋の中をどたどた歩いていると、外からの視線を感じました。おやぁ、白黒猫がいるぞ。
私を偵察しにやって来たんだね。
こんにちは! 今日のお客さんだよ。よろしくね。 -
縁側に座って呼んでみます。
もう少し、そばにおいでよ~。
石垣から降りて近づいてきました。 -
でも、ここまで、柱の所まで。
これ以上はそばに寄って来ませんでした。
あの石垣の所に現れたという事は、ふくぎ食堂にご飯をねだりに来ると言っていた猫ちゃんだな? -
では、散策に出発します。
道に出るのには階段を数段上ります。新鮮な体験。 -
向かいには「憩い処西門(いりーじょ)」という看板を掲げた家屋が。
渡名喜村観光協会のHPには、「古民家を利用した居酒屋。地域の常連客が毎日集まります。」と記載されていました。
貸自転車もあるらしいです。 -
ムトゥンヤー小の前(正確には裏?)の通りは、本当にふくぎ並木が美しい場所でした。
-
先ほど、車の中からのHBさんが教えてくれた、夕食をとるふくぎ食堂の場所を確認しておきます。
-
ふくぎ食堂の前のフットライト道路(村役場前から東浜まで続く村道1号線)。
狭い道は未舗装の白砂敷き。両側の防風のためのふくぎ並木。
2022年にこんな素朴でこんな美しい道路があるなんて「嘘」みたいです。
(夢じゃなくて、嘘です。) -
東方向に歩いてみましょう。
-
すぐに桃原商店が。集落に2軒しかない貴重な小売り店です。
飲料(アルコール含む)、ちょっとした食料、日用品などが売られていました。
「桃原」はトウーバルと発音されるので、HBさんから、口頭で伝えられるた時は、どこのことだか良くわかりませんでした。 -
観光ガイドマップに「カイヤ跡」とするされている場所。
来てみたけれど、カイヤ跡って何だろう?
えーっと、「首里王府より穀物検収のために派遣された役人が、借宿にしていた敷地跡。個人の所有する土地だったが、その由緒ある歴史から村に寄付された。」 -
辻の美しい事。
ふくぎ並木を歩いている時は両側の視界が遮られるているので、明るさにちょっと驚きます。 -
渡名喜の集落は台風時などの防風のために、路より掘り下げられた土地に建てられています。
ここはふくぎが植えられていなかったので、路から下がっている様子が良くわかります。 -
そして、この藁を縛ったものは何だろう? 何かのお守り?魔除け?
え~っと、ガイドガイドっと。
ススキの葉を束ねた「柴差し」という魔除けなんだね。 -
これは、ニシバラドゥン。
ドゥン=トゥン=殿 で、祈りを捧げる場所だとのこと。
渡名喜島には全部で4か所の殿があり・・・ -
・・それぞれ、グビリドゥン・ニシバラドゥン・ウェーグニドゥン・サトゥドゥン。
呪文のようです。
現在でも、年に一度、島民がそれぞれの祠に集まり祈りを捧げているそうです。
私もお祈りしていきましょう。 -
どこもここも美しい渡名喜の集落。
地図を見ないで、迷っていたい・・・。 -
でも、アイキャッチがあれば、すぐガイドマップと照らし合わせてしまう、俗っぽい私。
上門家?
「島の初代村長を勤めた上門家。建築年代は不詳だが、琉球石灰岩の立派な石垣で囲まれ、裕福な屋敷だったことを伝えている。」 -
みちの脇に丸い石があって「チキシ」と看板がありました。
え~っと「チキシ」「チキシ」・・。
「昔は各字に5つあった石だが現在は1つだけ。重さ約50~70kgの丸い石で、夜になると若者がこの石を地面にたたきつけて悪霊よけをしていたそう。」 -
こちらは井戸です。ハーバラガー。
「ガ―」は井戸ですね。
渡名喜は大正時代の中期まで、集落に点在している5つの井戸で島民の生活が成り立っていたそうです。 -
それぞれの井戸の名前は、「ヘーガー」「ヘーバラガー」「ニシガー」「ニシバラガー」「クビリガー」。こちらも呪文みたいね。
今は屋敷内に井戸のあるケースが多いようです。
もちろん上水道(※)は完備されています。※海水淡水化施設による。 -
渡名喜の観光ガイドマップ。
わかりやすいです。 -
集落の外は農地が広がっていて、その先にはびっくりするような雄大な山容の山がそびえていました。
-
島の南側にある山々。義中山、大岳、大本田という名前があるそうなのですが、Googleマップで見てもどの山がどれだかわかりませんでした。
ここで、気がつきました。渡名喜の集落もトンボロ地形ですね? -
帰宅して調べたところ、やはり2つの島が砂州でつながって、その砂州上に集落が形成されたとのこと。
2つの島がつながったのは、3500年前頃。
写真は東(あがり)浜からの、北側の山、西森です。 -
穏やかな東浜は、サンゴ礁で外海から守られたイノー。
島唯一の海水浴場になっています。
東浜に沿って南へ。 -
目的地のアマンジャキ。崖の下の歩道跡です。
昔は満潮時になると海岸線の道が通れなくなり、険しい山道を迂回しなければならなかったことから、住民が開設した道だそう。 -
上部からの落石の可能性があると、柵が設けられていて、実際にアマンジャキを歩いてみることは出来ませんでした。残念!
簡単に乗り越えられる程度の柵だけど、渡名喜ルールに従いましょう。 -
次は集落の北側を歩いて、旧渡名喜小中学校へ。
今は多目的活動拠点施設(歴史民俗資料館)になっているようです。 -
ここのふくぎ並木も美しいのですが、渡名喜小中学校跡には「特別なふくぎ群」があるらしいのです。
-
お邪魔しま~す。(入庭、見学は自由です。)
右の建物が多目的活動拠点施設(歴史民俗資料館)で、正面に見えるのが・・・ -
樹齢250年を越えていると言われているフクギたち。
・・・意外と樹高が低いです。 -
渡名喜小中学校跡のふくぎが樹齢250年を越えるって? と思いましたが、ここは元々番所だったんですね。
番所→小中学校→多目的活動拠点施設(歴史民俗資料館)。
そうだ、現役の小中学校にも行ってみないとね。
放課後の時間が良いかなぁ。 -
いったん宿に戻って、持ってきたバナナなどで簡単な昼食をとって、少し休憩。
放課後時間になったので、現役の「渡名喜幼・小・中学校」に行ってみましょう。
児童たちが道の掃き掃除をする「早起き会の熊手置き場」。
月・水・金の週3回も行われるんですね。明日は水曜日、早起きして見に来ようかな。 -
となき おすい のマンホール。
島の山と、村の花のカワラナデシコですね。 -
「こんにちは~」下校時の子供達かな? 元気に挨拶をしてもらいました。
最近、各地の「離島に泊まる旅」をしているのですが、どの島にも「人に会ったら挨拶」と、私たちが子供だった時の習慣(文化)が守られていて、はっとさせられます。
もちろん、挨拶をしても全員が良い子という訳ではないでしょうが・・・ -
・・・「知らない人に話しかけられても返事しないで」と言われて育つ、病んだ大都会の子供たちが可哀そうだなぁと思います。
「知らない人と話すなんて!それで子供が怖い目にあったらどうするの?」と、問われれば、そういう側面もあるんだよなぁと、理解はしています。
「道路よりいちばん深い家」道から1m55cmも下がっているそうです。 -
港に来ました。
到着時は、すぐHBさんの車に乗り込んじゃったので、何も見ていなかったからね。 -
ターミナルにも入ってみましょう。開いているようです。
2021年9月に完成した新しいターミナル。赤瓦に白い漆喰が綺麗です。 -
2階は明るくて広くてきれいな待合室。
今日はもうフェリーは寄港しないので、閉まっているのかと思いましたが、解放されていて、仕事なのかパソコンを叩いている男性がいました。
乗船券売り場(フェリー寄港時オープン)、売店(フェリー寄港の前、1時間程度のみープン)、食堂(休業中)があります。トイレも綺麗でした。 -
村道1号線の1本北の通り。
海も、港も、山の景色も良いのですが、やはり渡名喜は集落の風景が特出しています。 -
右手がムトゥンヤー小。戻ってきちゃいました。
お茶でも飲むかぁ。
子供たちと立話をして、満たされちゃって、学校に行くのを忘れていました。見に行くときにに行く前に行くことにするかぁ。 -
日の当たる所にハイビスカス。
素敵なふくぎ並木ですが、どうしても暗くなっちゃうので、こういう所は嬉しいです。 -
花もアップで1枚撮影。
-
もう1枚、載せちゃえ。
-
さて、良い時刻。
夕日を見に出発です。ムトゥンヤー小の前の通りもフットライトが灯っていました。
おお、嬉しい。 -
良いじゃん。良いじゃん。
来島前は村道1号線のみにフットライトが設置してあるのかと思っていましたが、これは街灯なんですよね?
高い位置に設けないのは、防風対策なのでしょう。 -
日が傾いてきました。
たぶんこれらが学校の先生の社宅。(推測です) -
渡名喜幼・小・中学校。
訪問するには、ちょっと遅すぎました。 -
校門だけ写真にとるかぁ。
-
小さな灯台にも出会いました。
-
急げ急げ~、港に行こう!
-
落日には間に合いましたが、雲が多いです。
-
完全に沈むまで、ゆっくり見て行くことにします。
-
渡名喜村役場庁舎。
港からここまで、県内最短の「県道」です。
県道188号、渡名喜港線。全長25m。 -
夕食は18時からなので、ゆっくりふくぎ食堂に向かいましょう。
暗くなってフットライトが映えてきました。良い雰囲気です。
真っ暗になったら、また、散策しましょう。 -
だんだん暗くなってフットライトが映えてきました。良い雰囲気です。
真っ暗になったら、また、散策しましょう。 -
夕食は、ほかのふくぎ荘の宿泊客と一緒に、適当に座卓を囲むスタイルでした。
カツオのお刺身、ピーマンとモヤシ炒め。
焼肉(玉ねぎ入り)、モズク入りの天麩羅
ご飯、具沢山のお味噌汁。 -
食事を終えてふくぎ食堂から出ると、期待どおり美しい世界が広がっていました。
-
宿に戻る前に、集落内をぐるっと散策していきます。
-
別の世界に迷いこんだのでは・・・と思わせる、この景観。
道の左右には家屋があるはずなのに、とても静かでした。 -
周囲の深い闇の中、フットライトがほんのり「我が家」を照らしていました。
-
おはようございます。(小声)翌朝です。
薄明時間になったので、夜明け前の朝の散歩に出発します。
まだフットライトが灯っていて・・・ -
・・・だんだん明るくなる空。
-
東の海から上がる太陽を迎えに浜に出ましたが、う~ん、雲が多いなぁ。
海からの日の出は期待できそうもないので・・・ -
小高い場所にある「里御嶽(さと うたき)」と目指します。
後で知ったのですが、里御嶽へ登る道はハブと遭遇する危険性が高い(特に草が生い茂っている時、雨の後、日が沈んでから)と。この時間もまずかったかな。
道の途中からの東浜と集落。 -
幼・小・中学校と、奥に入砂島(米軍の射撃演習場になっていて立入りの出来ない無人島)。
-
里御嶽到着です。
「島随一の信仰地。14~15世紀頃のグスク時代の遺跡。」
私もお参りしていきます。 -
この日の日の出はこんな感じでした。
さて、早起き会の子供たちの活動を見に行かなくては、集落へ急げ~。 -
早起き会の写真はありません。私は基本ビビりなので、子供を含めて皆が働いているのに、自分だけふらふら行って写真を撮るのは、ハードルが高すぎました。遠目で皆の姿を見ながら足早に通り過ぎるだけで精一杯。
ここを歩いていても、竹ぼうきや熊手で路面を掃くシュッシュという音が聞こえています。 -
新鮮だった渡名喜島の滞在もそろそろ終了。
HBさんに港まで送ってもらい、久米島からのフェリーを待ちます。 -
船はどんどん近づいてきて入港しました。
-
方向転換し、側面を岸壁に、後部をスロープにピタリと付けて停船します。
この操船テクニック、いつも見とれてしまいます。 -
この日の泊行き1便はフェリー海邦。
Aデッキ。座席の椅子は、こちらの方が綺麗でした。
今日はこちらに座って行きましょう。 -
さようなら、渡名喜島。
ふくぎ並木、白砂の道、道から下がった敷地に建つ赤瓦の民家などの美しい景観。
そして挨拶の習慣や町内の清掃(早起き会)などの美しい習慣。
「今の日本にある」なんて、その全てが不思議でした。 -
フェリーはスピードを上げて、一路、泊へ。
-
途中、兄弟船とすれ違います。
泊発、渡名喜経由、久米島行のフェリー琉球。 -
泊港に到着後、昼飯を食べに、我部祖河食堂 前島58号店に立ち寄ります。
名護に本店がある我部祖河食堂は「元祖ソーキそば」が有名ですが・・・ -
野菜そばも美味しいんですよ。
注文は野菜そばの小。
小を頼んだのは、まだまだ次を考えているからです。 -
この旅の最後の宿は、とまりんに近いアクアチッタ・ナハ。
明日を考えれば、モノレールの駅に近いホテルが便利かと思ったのですが、このホテルは屋上にプールがあるというので、泊まってみることにしました -
スタンダードツインルーム。18㎡。
国道58号線側の部屋で、眺望は向かいのホテル ルートインでした。 -
広めのバスタブの置かれたバスルーム。
部屋はさておき、屋上のプールを見に行こう! -
おお、凄いじゃん。
夜19時から有料(1ドリンク付きで1,000円)になり、入場も大人限定になるのですが、この時間は宿泊客はフリーで利用できます。 -
元気な子供と、大人しめな少し大きい子供、2人が泳いでいて、それぞれのお母さんがプールサイドで見守っていました。
-
ジャグジーもありました。
-
デイベッドの並ぶエリアがあり、
-
反対側のバーのテラス席はこんな感じ。
ここで一杯飲むのも悪くないですが、1階で提供されているウエルカムドリンクにビールもあるので、今から飲みに行ってきます。 -
1階の朝食会場(レストラン)で15時~18時の間提供されるウエルカムドリンクは、各種の「美酢」や、さんぴん茶。更にコーヒー、紅茶などの温かい飲み物に加え・・・
-
お楽しみのビール!!
飲み放題なんですって。2杯いただいちゃいました。
満足満足。 -
有料の時間帯でも、プールの見学は自由だというので行ってみることにしましょう。
プールの受付も兼ねるバー「BLU NOTTE」で、ドリンク500円(ハッピーアワー)で提供されているんですね。
安いじゃん。 -
おっ、お洒落なライトアップ。
58号線を挟んたホテルのサインが目立つのが残念ですが、アクアチッタの屋上プールです。 -
タイ・バンコクのホテルみたいですよね。
この時、プールの利用者は2名。
彼らの飲み物が右のスタンディングテーブルに置かれています。 -
渡名喜島から2時間の所に、こんな場所があるんだよね。なんて不思議!
一言で「沖縄」って言ったって、本島とその周辺だけでも、環境は大きく違うんだよなぁ。 -
最終日は午前中のソラシドエアで羽田に帰るのみです。
(沖縄彩発見クーポンでお土産を買うので、早めに空港へ。)
窓の外にチービシが見えました。 -
機内はほどほどの混雑具合。
私の席の並び、3-3は、全て着席していました。 -
富士山が見えてくれば、そろそろ羽田に向けて降下開始です。
とても写真の枚数が多い旅行記になってしまいました。
最後まで読んで下さった皆さま、本当にありがとうございます。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (3)
-
- 虎キチお岩さん 2022/11/17 21:49:48
- 沖縄は出身地が苗字の場合が多く・・・
- こんばんは☆ねえちゃま
沖縄本島から離島まで広いからね~
本島や石垣、宮古中心地は地方都市と変わらない都会ですね♪
渡名喜島、慶良間諸島の上の方にそんな島があるんですね、
行ったことないです。
上門は本島南城市にルーツがあると聞いて石垣に囲まれた邸宅を見に行ったことがあります。
いーじょーとかうえじょーとか発音するらしいですよ!
渡名喜島初代村長でもあったんですね(笑)
行ってみなくちゃw
とらきち☆
- れいろんさん からの返信 2022/11/18 07:50:05
- Re: 沖縄は出身地が苗字の場合が多く・・・
- とらさん、おはようございます。
本島の東海上にある島々で、慶良間諸島、久米島は認知度も高く、ネット予約できる宿も多いのですが、渡名喜島、粟国島は知らない人も少なくないようですね。
どちらも、基本的に島に1泊する必要があるし、宿は電話で予約しないとならないので、行きにくい感じです。
肝心の「上門」家ですが、島言葉では「ウィージョー」です。
表札を見た時、おっと思ったのですが、ストレートに書くとまずい(個人情報?)かなぁと旅行記にはコメントなしで載せました。
気が付いてくれて嬉しかったです。
サミー家のルーツは南城だったんですねぇ。驚きました。
れいろん
- 虎キチお岩さん からの返信 2022/11/19 00:49:06
- Re: 沖縄は出身地が苗字の場合が多く・・・
- ウィージョー
まさに(^^♪
これぞかっこよくて改名したいくらいです
インスタでは
weejooを名乗ってます♪
4トラも改名しよっかなー
weejoo☆
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
沖縄 の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 2022年10月 沖縄秋旅
3
130