2018/11/17 - 2018/11/20
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ミズ旅撮る人さん
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2018年に石垣島へ行った旅行記です。
3日目はまた雨模様。昨日の八重山諸島巡りの日が天気で良かった。
川平湾に行こうと思っていましたが、雨では景色が期待できないので、急遽変更。
先ずは、石垣島の地元フーズ「オニササ」を探しに行きます。
地元御用達のスーパーでは、珍しいものがいっぱいで、思わず興奮。
それからも雨は降り続くようなので、「石垣島鍾乳洞」に行きました。
全国で7番目の長さ3.2㎞もある日本最南端の鍾乳洞です。
ここでは「オオゴマダラ」や「ヤシガニ」などを飼育していて、
間近で見ることが出来ます。
お昼は「オニササ」を持って、昨夜訪れた「国立天文台VERA石垣島観測局」へ。
一山離れた場所から電波望遠鏡をドローンで撮影しました。
午後は、石垣島最北端の「平久保埼灯台」までドライブ。
雨が止み、美しいサンゴ礁の海を見ることが出来ました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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石垣島の中心部を走っていると、八重山郵便局の向かいに、
八重山警察署大川交番がありました。
本土で見る交番とはあまりに違うので、写真を撮ってしまいました。
建物の前には広いコンクリート造のテラスがあり、
強風対策で穴だらけです。一般の家でテラスがあるのはよく見るけれど、
交番で何故こんなに広いテラスが必要なんだろう? -
「知念商会」
八重山農林高等学校の脇の桟橋通りを北上するとあります。
店に向かって右側に駐車場があります。知念商会 グルメ・レストラン
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この店が発祥の「オニササ」を探しに来ました。
「オニササ」は、ささみなどのフライを、
おにぎりで挟んで食べる物です。知念商会 グルメ・レストラン
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店に入ってまず驚いたのが、「ラーメン・味噌汁用のお湯」「そばだし」が置かれていることです。
レンジがあるスーパーはあっても、「そばだし」???
いったい、どんなものが売られているんだろう。知念商会 グルメ・レストラン
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入口付近の売り出し品の棚には「タンナファクルー」というお菓子が
置かれています。
丸玉製菓のHPには、以下のように書かれています。
「タンナファクルーは明治二十年、首里真和志町で生まれました。
私の曽祖父であり丸玉創業者の玉那覇宏次朗の父が考案した、
黒糖、 小麦粉、卵で作った素朴な焼き菓子です。
当時は大変高価な宮廷菓子、光餅(クンペン)の代用品として庶民に
親しまれ、今では沖縄の伝統的な焼き菓子として知られております。
この一風変わったタンナファクルーという名前は創設者のあだなに
由来しています。
家の名である「玉那覇」(沖縄の方言でタンナファ)と色黒だった
曽祖父のあだ名「色黒」(クルー)を合わせて
「タンナファクルー」と呼ばれるようになったそう。」知念商会 グルメ・レストラン
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こちらが「オニササ」製造現場。
おにぎりとフライを選んで、ビニール袋に入れます。知念商会 グルメ・レストラン
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「オニササ」の紹介記事。
「発祥は約35年前。それまで客の注文ごとに店員が
ビニール袋に詰め込んでいたフライを、ビニール袋を設置して
セルフサービス形式に変えた所、近隣の高校生が鶏ささみフライと
おにぎりをビニール袋の中で握り合わせて食べる方法を考案。
それが高校生の昼食や間食として広まり、今や日販500食、
他のフライと合わせ日販1,500食に達する人気ぶりだ。
鶏ささみフライの他にフライ26種類、おにぎりの他に
ジューシーおにぎりがあり、客はこれらを好みに組み合わせて食べる。
おにぎりとポークなら「オニポー」、コロッケなら「オニコロ」、
ハムカツなら「オニハム」となる。
20年前、5種類の調味料(ソース・マヨネーズ・ケチャップ・
醤油・塩)を設置した頃から、客が急増した。」知念商会 グルメ・レストラン
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「オニササ」のケースの向こう側には、「沖縄そば」や「ゆし豆腐」、「ボロボロジューシー」という謎の物体。
そばつゆはこれに使うんですね。知念商会 グルメ・レストラン
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更に、お弁当類がこんなにたくさん!
石垣島滞在中、食事はここで済ませられそう。 -
「オニササ」の作り方。
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高校生のいない時間帯がいいでしょうね。
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相変わらず雨が降っているので、川平湾に行くのは止めて、
鍾乳洞にやって来ました。
洞窟の中なら雨は関係ないので、副案として考えていました。石垣島鍾乳洞 自然・景勝地
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石垣島鍾乳洞の入口は、竜宮城のような佇まいです。
石垣島鍾乳洞 自然・景勝地
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入口の脇には、芙蓉の花が咲いています。
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木のうろから、山羊小屋を覗き込む。
小屋の中にも何頭かいるようです。 -
蘭の花と黄色いカメムシ?
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園内には「オオゴマダラ」のケージがあります。
「オオゴマダラ」はタテハチョウ科の蝶で、
日本の蝶としては最大種の1つです。
沖縄県では広く分布し、親しまれている県の蝶です。 -
網越しに裏側を。
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この蝶の最大の特徴は、金色の蛹(さなぎ)です。
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ヤシガニです。がっちり大きなカニで、びっくりしました。
壁に張り付いていました。 -
いよいよ鍾乳洞に入って行きます。
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日本最南端の鍾乳洞は、石筍の数と成長速度は日本一。
3年で1㎜伸びます。石筍の成長速度は1㎝伸びるのに
130年とも言われます。 -
階段で地下にどんどん降りて行きます。
石垣島鍾乳洞は全長3.2㎞ありますが、
そのうち公開されているのは660mです。 -
ここから鍾乳洞探検の始まり。
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鍾乳石が細かくて、柔らかい印象を持ちます。
サンゴ礁の島では、鍾乳石の成長が早いそうで、
それが関係しているのかな? -
とても立派な石柱。
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大量の石筍とつらら石。
なんだか、普通の鍾乳洞より、どんどん石柱が出来て行きそう。 -
繊細なつらら石。
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鍾乳洞の中は、割とコンクリートの敷かれた歩きやすい道が多いです。
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袋小路の奥まで行って、戻って来る順路が2か所あります。
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つらら石成長中。
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鍾乳洞に違いなんてあるの?と思いがちですが、
ここは、見るからに他とは違います。こんなに繊細な作りの鍾乳石が
びっしりとあるのは、一見の価値ありです。 -
鍾乳石は炭酸カルシウムで出来ていて、その中に含まれる
カルサイトの結晶が輝いてキラキラしています。 -
「仙境の広場」不思議な雰囲気の空間です。
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ここから先、イルミネーションが施されています。
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左側の天井に無数の鍾乳管が垂れ下がっています。
英米語ではストロー、イタリア語ではマカロニと呼びます。
ポーランドのポストイナ鍾乳洞では、パスタと呼んでいました。
本当にパイプになっていて、芯が空洞だそうなので
ストローが一番いいネーミングですね。 -
電飾をただ点けても、見せ方が劣っていると意味がないです。
中国やアジア諸国のようにギラギラにして欲しいとは思わないけれど、
その他の国の鍾乳洞を参考にしてもいいと思います。
素晴らしい見せ方をしている鍾乳洞がたくさんあります。 -
あまり安全に歩け過ぎるのも味気ないなあ。
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こんなに素晴らしい石筍があります。
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まさにストロー。
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観光客が「トトロに見える」というので、近年売り出し中の鍾乳石。
高知県の龍泉洞にも同様に「坂本龍馬」の鍾乳石がありました。
このトトロは結構そっくりなのでは? -
鍾乳石好きには、たまらない空間です。
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博物館のような鍾乳洞より、探検心を満足させる鍾乳洞の方が
喜ばれると思います。 -
「カーテン」と呼ばれる鍾乳石。薄い部分は透けて見えます。
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鍾乳石はこんなに素敵なんだから、
それを引き立たせるライティングがせめて欲しい。 -
「野底マーペー」
石垣島の悲恋物語「野底マーペー」に因んだらしい。
絶望したマーペーという娘が石になってしまったという話。 -
コメントは致しません。
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鍾乳石はいい。
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降るような、細い鍾乳石たち。この眺めをもっと大事にしたいなあ。
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もったいないという思いを胸に、鍾乳洞から地上に向かいます。
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出口は、まさに南国。鍾乳洞は売店のおまけみたいな物なのかな。
地図で見るとここには他に「八重山鍾乳洞」と「龍神鍾乳洞」が
並んであります。
しかし、まともに営業しているらしいのは「石垣島鍾乳洞」だけで、
他は立ち寄る気にはなりませんでした。
せっかくサンゴ礁の島ならではの、繊細な鍾乳石が見られるのに、
もったいないです。 -
さて、鍾乳洞から出ても雨は止みません。
お昼を食べるのに、いい場所として、昨夜、素晴らしい、
夜に活躍する姿を見せてくれた「国立天文台VERA石垣島観測局」の
電波望遠鏡を見に来ました。
昼間なので、遠方からもパラボラが半分見えます。 -
南国を代表する花ハイビスカスは、雨の中でも色鮮やかで
生き生きとしています。「琉球木槿(むくげ)」という別称があります。 -
昨夜は、この眺めが突如現れました。
真っ暗な中にオレンジ色に輝く電波望遠鏡。
心底、度肝を抜かれました。
なんと石垣島の旅行の中で一番強烈な思い出になりました。 -
雨が降っているので、車の中での昼食です。
「オニササコロ(欲張り)」と「ジューシーかまぼこ」です。
じゅーしーとは沖縄風炊き込みご飯のことで、
白身魚のすり身に包んで揚げられます。 -
「VERA石垣島観測局」の入口にもシーサーがいました。
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VERAの説明。
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VERAの仕組み。
昨夜、青く光って見えたのは、上部機械室なんですね。 -
VERAの観測でわかった天の川銀河の回転速度は、
従来の値(220㎞/s)より大きい、240㎞/sであり、
質量はこれまでの値より約20%増えました。 -
真昼間なので、あまり動きませんが、
それでもちょこっとずつ回ったりしています。 -
副反射鏡。おもしろい所に鳥がいたもんだ。
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このパラボラにぞっこん惚れました。
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石垣島の西にある名蔵湾を遠望する場所に来ました。
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ドローンを上げてみました。
これだけ離れた場所からでも、電波望遠鏡は巨大なので良く見えます。 -
島の北部に向かって移動中です。
まるで北海道のような真っ直ぐな道がありました。 -
ほぼ四角い石垣島に、いくつかの島がくっついたように北に伸びた
半島の先に来ています。雨が止んだので、展望が少し開けています。 -
石垣牛たちが、の~んびり。
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平久保崎は、サンゴ礁に囲まれた綺麗な海です。
外海とサンゴ礁の中の海。違いがはっきり分かります。 -
石垣島最北端の灯台。その向こうには大地離島が見えます。
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観光用パンフレットなら、こちらの写真ですね。
意外と歴史は浅くて、1965(昭和40)年に琉球政府により建設。
沖縄県の本土復帰により1972(昭和47)年からは
海上保安庁の管轄になりました。 -
平久保崎から西側の眺め。
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東側が平野ビーチ。
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灯台はこんな所にあります。
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駐車場は少し下。左の下が平野ビーチ。
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帰り道、目隠しをされた馬を見ました。「石垣島馬広場」です。
与那国馬の乗馬体験などをしています。 -
ただ真っ直ぐ幹線道路を走って帰るのではつまらないので、寄り道です。
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強そうな鶏。
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島にいるのに、あまり海とは縁が無いなあ。浦底湾です。
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こういう道の方がおもしろい。
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川平湾を遠望しています。
川平湾を望むパーキング 自然・景勝地
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明日はいよいよ最終日。川平湾に行かれるかな?
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崎枝湾に四角い生け簀が浮かんでいます。
車エビの養殖場です。竹富島の南端にもありました。
明日は、川平湾です。
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