2022/06/19 - 2022/06/19
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fumiato24さん
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三省ハウス-ボルタンスキー「最後の教室」-松之山温泉-中里地区(「たくさんの失われた窓のために」、「ポチョムキン」)-353-石打駅
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三省ハウスの朝。
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朝食。芸術祭の施設のオープンはだいたい10時からなので、それまで宿でゆっくり。だから遠方からの場合は、長岡とか上越とかに泊まっていっても間に合いそう。
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松之山地区、ボルタンスキー「最後の教室」。ここも廃校の再利用。体育館側から中に入る。
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クリスチャン・ボルタンスキー「最後の教室」
近年亡くなったボルタンスキーの2006年からの常設展示。これも廃校となった東川小学校を使った大きな作品。その前の2003年には白い服をたくさん集めて屋外にずらっと並べるという展示をしていたが、それが「夏の旅」という位置づけで、この最後の教室は「冬の旅」。冬の豪雪の時に訪れたボルタンスキーがその印象を元にした。 -
見ていて人の廃れた脳内をゆっくり歩いているような感覚に囚われる。ボルタンスキーは「不在」というテーマを持っていてこれもその現れだと思われる。
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こちらは校舎部分。廊下から。
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教室の中。
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もう一つ、体育館側2Fには影絵的な作品があるが、モティーフの多くは死に関すること。
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仕掛け。
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少し戻り、日本三大薬湯の一つ、松之山温泉へ(あと2つは草津と有馬)。
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松之山温泉は、源泉90度以上の地下海水が湧き上がった塩化物の温泉。いいお湯であることは間違いなく、かつ熱湯フリークにはたまらない。この鷹の湯に入湯。ここも芸術祭パスポートで百円引き。
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温泉街も一本道の小規模なものだが、営業中の宿や飲食店が大半で居心地が良い。十一屋商店で買った名物のしんこ餅、美味しくていくつでもいけそう。
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もう少し回ってみたくなり、中里地区の2作品。
この「たくさんの失われた窓のために」は、JRの車内で流れていた映像の一番最後に映る作品。まあ、白枠の窓とカーテンが立っているというただそれだけのものなのだが、たった一つの窓なのに、「たくさん」とついているのが考えさせられる。これも「不在」がテーマなのか。
中里地区の景観は、松代や松之山とは違って、中心部から離れてもある程度は家が連なる。信濃川の河岸段丘沿いというのが、思ったら以上に差として現れているのか。 -
「ポチョムキン」。川べりのそれほど大きくはないスペース。元々、廃棄物置場のようになっていたところを、そういう記憶を(素材自体は使ったのか)残しつつ小公園にしたもの。ここも周りの景色を含めて作品とも言える。
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主な作家はフィンランドの人だが、様々な国籍の人達が共に参加したという。
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帰りは国道353号通って石打へ。石打駅はスキー華やかな頃を連想させる臨時通路が印象的。普通列車はだいたい1時間1本程度。
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