2020/10/12 - 2020/10/12
24位(同エリア63件中)
いちごさん
コロナ自粛をしてから、早や8ヶ月。
そろそろ Go To 使って国内旅行を~という世相のなか、我が家は今も、相も変わらずの自粛生活です。
この間、我が家の大移動先は、私の実家と夫の実家だけ。
感染ハイリスク保持者なので、まだまだ自粛を覚悟しているところです。
でも、テレビや新聞ではコロナもさることながら、高齢者の運動不足が怖い~と。
確かに~。
狭い狭い~家の中や庭では、ロクに運動も出来ないので、たまには近隣でのお散歩を。
栗東市に出かける用事があったので、市内の【安養寺】を散策することにしました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 自家用車
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-
【安養寺】は740年に聖武天皇の勅願により、良弁僧正が開基した歴史あるお寺です。
ご本尊は【薬師如来】さま。
その後、834年に弘法大師空海が中興して【真言宗】に改宗されたのだそうです。 -
栗東市に安養寺という地名があるのは知っていたけれど、そこにあるお寺の存在はほとんど気にしたことがありませんでした。
今回、運動不足解消のために、用事があった所の近辺で散策が出来る場所を探したら、【安養寺】で四国88ヶ所の巡礼が出来るという耳寄りな情報を。 -
そんなきっかけでお参りするのはバチあたりですが、薬師如来さまは、こんな時期だからと許してくださいますよね。
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山門の前に【子護大師】さまの石像があります。
巣立ってから何年にもなりますが、我が家の子たち、孫たちの事、護ってくださるようお願いします。 -
紅葉する前の青もみじですが、これが、なかなかの山門映え。
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境内には【薬師堂】【観音堂】があり、そのあいだに【庭園】があるのですが、私がこの案内板を見たのは帰りがけ。
【観音堂】も【庭園】も、知らずに過ぎてしまいました(^_^;) -
【安養寺庭園】は県の指定名勝のひとつ。
「庭園は客殿の北庭、庫裡書院の東庭をなし、東側の山裾に展開する池庭である・・・」云々。
よって、客殿、庫裡書院も知らずに出てきたのが心残りですが、引き返すのも面倒で、、、とことんバチあたりです。 -
境内に植えられた【高野槙】
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すごく背が高いんです。
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高すぎて、3分割で、やっとてっぺんが写せました。
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境内は広く、誰も居なくて静まりかえっています。
中央に護摩が焚かれる護摩壇がありますが、今は、痕跡だけ。 -
【薬師堂】
薬師如来像とともに日光・月光両菩薩、十二神将と阿弥陀如来等が祀られているそうです。
前扉の碁盤の桟に白い袋が吊り下げられています。
気持ちだけのお賽銭を中に入れて、隙間を覗きながら、此度の災難を助けてくださるよう、お願いしました。 -
この石段から【四国88ヶ所霊場】の巡礼が始まります。
緑深い中へと入って行くようです。 -
まず、入り口に鎮座する仏さま。
四国で巡礼した夫は懐かしそうに、そして得意げに
「1番札所【霊山寺】、徳島県や~」と。
栗東市でお参りできます。 -
マイナスイオンたっぷりそうな森の中へ入って行きます。
-
道が続いている通り、続いている方向へ歩いていけば、山の中でも迷うことなく2番札所、3番札所~へと巡礼出来ます。
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「【切幡寺】や~、車の道は狭いし石段は多いし、行くの大変やったんやぁ」
と、夫、回想中。
「ふ~ん」私は行ったことがないので、もうひとつ、ピンとこない。
10番札所、徳島県です。 -
遍路道は、下ったり
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上ったり
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階段があったりと
-
ちょっと、いい運動です。
今日は朝冷え込んだ分、日中、とても暖かくなって暑いくらい。
頑張って歩いていると汗も出てくる。 -
ただ、こんな太い根っこがうねうねと地を這っているので、ようく注意しないとつまづいてコケそうです。
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コケに覆われた所は、樹木に遮られてあまり日が届かないからか、湿気ていてツルツル。
足でしっかり踏ん張らないと、すべってコケそう。 -
木の根っこが、自然の枕木を作っている所は歩きやすい。
-
登山をしないので、こんなふうに、森の中を歩く機会はなかなかありません。
薄い木漏れ日が射す山径を歩くのは、とても新鮮。
結構歩いていると思うけれど、疲れてなくてドンドン歩いていけそうです。
運動不足解消のため、仕方なく住宅街を歩いて買い物に行くことがあるけれど、帰り道はヘロヘロ。 -
「【石手寺】、もう51番まで来た~、愛媛県や~」
「ふ~ん」という私の薄い反応にもめげず、夫の案内は続きます。
でも、【石手寺】は松山市内の行きやすい所にあるので、私もお参りしたことがあります。 -
遍路道は、上ったり下ったりしながら、さほど広くはない巡礼地を迷路のように進みます。
たしか、さっき通った道が下に見える・・・まさか、何かに化かされているのではないよね
、、、と思えるくらい -
じつは、シーンとしていて、人けがなくて、ちょっと怖い。
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ところどころで、仏さまが守ってくださっているとは言うものの、私はバチあたりだし・・・(^_^;)
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ひとりだったら、そうそうに退散していたかも。
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夫の解説、回想付きではありますが、誰かがいるのは心強い。
とうとう、87番【長尾寺】の前まで来ました。
香川県なので、夫の出身地なので、「おっ、【長尾寺】」の声にも、心なしか歓喜が伝わって来ます。 -
88番【大窪寺】だけは、ちょっと特別な場所にあります。
巡礼結願(けちがん)の霊場だからでしょう。
石段を上がって -
少し広い所に独立していて、特別扱いの別室です。
香川県です。
【長尾寺】【志度寺】とともに、実家から近い地にあるので、夫は大満足で巡礼を終えたようです。
私も、久しぶりに自然の中を歩けて満足しました。 -
【鐘楼堂】
戦時中にも供出を免れた鐘。
大晦日には鐘を撞こうとする人が列をなすそうです。 -
境内の金木犀が花盛り。
-
辺りには、かぐわしい香りが漂っています。
お天気が良くて、今は秋本番。
また、どこかで歩こう~(^^♪
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