2019/03/18 - 2019/03/18
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karubiさん
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どっか島へ行こう!
ということで、香川県の数ある島々の中から最初に選んだのが瀬戸内海に浮かぶ周囲16.4km、昔は塩飽諸島の中心であった丸亀市本島へ。
今年ももうすぐ春・夏・秋と3回に分けて瀬戸内国際芸術祭が始まります。
毎回、大盛況のようで国内、国外からもたくさんの人がアート作品を見に来られます。
高松空港は田舎空港なので国内は東京と沖縄しかありません。しかしいつの間にか台湾、韓国、上海、香港とアジア圏と繋がりました。芸術祭が始まる前、混雑する前に島散歩をしてみました。
本島でも少しだけでは有りますが作品を展示しています。瀬戸芸効果なのかトイレも島内ばらばらに7か所ぐらい設置してあるので女性でも気軽に気にせず行けます。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円未満
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丸亀港10:40発ー本島港11:15着のフェリー本島丸に乗りこみます。
往復割引で大人¥1050/1人。平日なので乗客は20人ぐらい。1階と2階に座席があり1階は島の住民のように見えました。自分たちは瀬戸内の景色と瀬戸大橋を見たくて2階に乗り込みいざ35分間の船旅出発です。風は若干ありますが島に行けばもっとあるはずなので手袋と少しの厚着を用意。 -
石垣島のサザンゲートブリッジを連想させるような青色の丸亀橋。
天気は上々。海は凪。揺れの心配無し。 -
潮が満潮に近く本日は平日にも関わらず潮目が良いのか釣りをしている人がたくさん見られました。
今の時期だと瀬戸内ではメバル、ガシラ、投げ釣りでカレイあたりでしょうか。 -
凪だったので揺れもなく船酔いするはずの自分が酔い止め薬を飲まず無事到着です。人口400人足らずの本島。港内は狭く船長は仕事とはいえフェリーを桟橋に横づけするテクニックには驚いた。素晴らしい。
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島1周約16km。なんやかんやで見て回るとなれば走行距離は最低でも20kmは有るでしょう。最近運動不足の自分と嫁はん。バイクをフェリーに乗せて持って行こうかとも考えたけれどそれもあっけなく小さい島内を1周する思え、敢えて自転車で見て回る方を選びました。レンタル自転車は切符売り場と併設。
¥500/1台。電動は¥1500。 -
自分は手前の電動ではないチェンジギア付の洒落た赤い自転車を選択。これが後になって後悔する事に。
嫁はんは少し小さいブリジストン社製のママチャリを選択。これが正解。
2台で¥1000なり。 -
ここ本島は映画やテレビのロケがよくあるようです。芸能人の写真が数多く展示されています。今ではもう配船になった本島丸の船が横溝正史シリーズ獄門島、瀬戸内少年野球団にも使われたとの事。
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待合所にはパンフレットも置いてあったが見ずに行きあたりばったりの自転車行脚を左周りで開始しました。やはりこの時期予想していた島の東と北側には風が吹いてます。
前半から若干辛い。 -
塩飽勤番所。江戸時代この辺りの政務、行政をつかさどる明治まで使用した番所です。ここには織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の朱印状や明治に勝海舟を責任者としアメリカまで航海した咸臨丸の水夫35人のそれにまつわる資料、品が展示されています。水夫50人中35人が雇われたという事はどれだけ船を操る技術が凄かったか香川県民として誇りに思います。
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瀬戸大橋を西側からそれも真横から眺めるのは意外に初めてです。与島も見える。
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島には3軒ほどの食事所があるみたいでしたが平日で閉まっている可能性を考えしかもコンビニ的な店もないので昼飯はお握りを用意。
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サツマイモ天ぷらと香川名物?・竹輪天も。
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磨崖仏。岩に仏さんを彫ってます。こんな感じの仏さんが数か所見られました。
お地蔵さんや小さい寺も数か所。四国88か所のような本島33か所?の看板も見えた。香川県には霊場と証される物がいくつか存在します。 -
逆風の中ペダルを漕ぎ島の北側に位置する笠島地区に来ました。沖縄の竹富島や渡名喜島のような伝統的建物保存地区になっております。自転車を置いて歩いてみました。
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観光客だけでなく住民も見かけません。
漆喰の白壁と古い建物群は徳島県うだつの町並みを思わせる情緒があり夏の灼ける物凄く暑い日に日陰に入り浴衣姿にうちわとスイカを持って涼んでいる白黒の写真を見るような風景が頭に浮かんできました。 -
専称寺。
立て札には本島霊場5番札所。
1207年寺の始まりだそう。
法然上人は土佐国に流罪になった史実があるので途中に讃岐に立ち寄りここ本島にも来たのでしょう。高松には法然寺もあり水戸黄門で知られる徳川光圀の兄である松平頼重を藩祖とする高松藩の菩提寺にもなっております。 -
吾亦紅。<われもこう…植物の一種>
ここは古民家カフェみたいでしたがこの日は閉まっていました。
ここのオーナーさんは歌手すぎもとまさとのファンなのだろうか?
すぎもとまさとの曲で<吾亦紅>という希代の名曲が有ります。語りかけるように歌う彼のこの曲は心に染み入りそれが目からあふれてきます。詞が自分にリンクして今は亡き最愛の祖母に自分も謝りたい気持ちになります。 -
宿泊施設のようなものや元水夫の誕生家、なんと伊藤若冲の水墨画展示してある家も。
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道沿いにはこんな洒落た庭も。貝殻を置いてあるだけですが西貝・アワビの大きいこと。こんな大きいアワビは見たことがない。
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北側を西に向かって進むと山道が行く手をはばむ。
木が茂っているので風の影響はないが登り坂道は自転車から降りる事にします。
ここにきてやっと気づいたんだがこの自転車はサドルが薄くケツが痛い。
ハンドルも真っすぐでやや前傾姿勢で肩がこる。中国製だった。
ギアチェンジでチェーンが外れても困るので一切チェンジ無し。
その点、嫁はんのはブリジストン自転車。快適だそう。交換を要請したがやはり断られた。 -
岩に岩が乗っている。どうやってこうなったのか。天秤にかければ落ちてもおかしくない重心に思えるのだが不思議。ご利益なのだろうか。下の岩にはここにも仏さんを彫ってあります。
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低いながら山々を登り下って数回。島の南側にやって来ました。夏は海水浴客で賑わうであろう海岸前には木烏神社。この鳥居は1627年建立。
芝居小屋も現存。 -
神社境内にあるこの建屋は江戸時代から現存するそうでここに伝達事項や番所の指示を貼りだしたようでいわゆる掲示板です。
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猫がいるであろと予想しイリコを持参していたのです。
1匹発見しイリコを与えたら次々に集まってきた。その数、8匹。
結構、人には慣れています。 -
首輪をしていたのも数匹いましたが食欲は変わりません。
ここでまったりとゆっくりとしたかったですが帰りの船の時間が迫っています。
これを逃すと2時間待たなければなりません。 -
この建屋は観光案内所兼食事所らしく換気扇からは食欲をそそる匂いが出ていたからかここにも。しかしイリコはもう無し。
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14:15本島発ー14:35丸亀着のフェリーではなく高速艇です。
途中、人口4人の牛島にも寄港します。
本島には3時間ジャストの滞在で足早に回りましたがやはり島はのどかで静かで良い。太陽の光が柔らかく感じる。行きあたりばったり散歩旅だったので坂口憲二の映画機関車先生ロケ地小学校も何処か分からず過ぎてしまいましたがそれもこれも旅と思いまた次回の機会に。
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