2018/08/16 - 2018/08/18
7456位(同エリア25701件中)
ひでぽんさん
地下鉄4号線の北東側の終点、「タンコゲ」の響きに誘われ、ふらっと訪ねてみました。駅を降りると再開発工事が真っ盛り。懐かしい家々は空き家または取り壊され、アパートの建設ラッシュでした。その槌音を抜け、仏岩(プルアム)山の麓に向けて急な坂道を15分ほど登ると、上渓(サンゲ)洞のタルトンネが広がり、軒の低い家々が身を寄せ合っています。トンネには、碁盤の目のように細い道が通っていて、静かにそっと歩いてみました。真夏の昼下がり、人影はなく、静まり返っています。唐辛子が植えられたプランター、屋根に転がるカボチャを眺めながら、セメントの凸凹した白い道を進んでいくと、なんだか懐かしく、心が穏やかになっていくようでした。じっくり見て回りたいところですが、ここは生活の場。しっかりと空気を吸い込んだらおしまいとします。北側に眺めのいい広場があり、そこから整備された長い階段を下りていけば、古い市街地に抜けました。広い通り沿いにあったバス停「サンゲ4洞住民センター」からバスに乗り、峠を越えてクリ(九里)市方面に向かうと、何気ない景色が楽しく、派手ではないですが、記憶に残る旅になります。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- エアソウル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ゆったりとした時間が流れていました。生活には不便もあるでしょうが、できることならいつまでも残っていてほしい風景です。
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タルトンネは、ほんと空が近いですね。
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トンネの北の端からはスラク(水落)山を望めます。下に見えるのが、下っていく長い階段です。
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最近は街を明るくしようと、タルトンネや古い街並みにはイラストが描かれた建物が増えましたね。これは、階段を下った街にあった建物。
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街を下っていくと、昔ながらの雑貨店が。こちらもまた懐かしさを覚えます。軒先の縁台に座ってジュースでも飲めば、店のアジュンマが話しかけてきます。
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再開発が進んでいる駅周辺ですが、まだまだ手つかずの路地裏も。練炭が積み上げてある風景は好きです。
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タンコゲ駅のホームから西側に広がる街並み。こちらも散策してみるといいかも。
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