2017/02/18 - 2017/02/19
3位(同エリア63件中)
コージ☆さん
粟国島(あぐにじま)って,どこ?何かあるの?
たいていの人は,そう思うでしょう
わたしも何があるか知りませんでしたが,離島の旅ってなんだかロマンがあるので,行ってみることに
この島は,映画「ナビィの恋」の舞台・ロケ地にもなって少し有名になりました
※粟国村観光協会HP→http://aguni-kankou.jp/
(レンタカーやレンタサイクルを扱っています)
【沖縄の小さな島々シリーズ】
与那国島→http://4travel.jp/travelogue/10850507
鳩間島→渡航予定
波照間島→渡航予定
多良間島【冬編】→http://4travel.jp/travelogue/11102265
多良間島【夏編】→http://4travel.jp/travelogue/作成中
大神島→http://4travel.jp/travelogue/10756367
渡名喜島【周遊編】→htthttp://4travel.jp/travelogue/11098136
渡名喜島【古民家編】→htthttp://4travel.jp/travelogue/作成中
粟国島→http://4travel.jp/travelogue/11216990
南大東島【前編】→http://4travel.jp/travelogue/11098136
南大東島【後編】→http://4travel.jp/travelogue/11097665
南大東島【再訪】http://4travel.jp/travelogue/作成中
北大東島→http://4travel.jp/travelogue/11116209
- 旅行の満足度
- 5.0
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粟国島は,那覇から直線距離で60kmの東シナ海にポツンと浮かぶ島です
「栗くり」じゃぁないです「粟あわ」ですので,念のため…
この島ではコメが採れなくて,アワやムギが主力作物だったので,粟国島って名前になったとか -
那覇からフェリー粟国で2時間
毎日1往復してます
往復6,480円って高い気がするけど,離島だから仕方ないね~フェリー粟国 乗り物
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フェリーの船内は,けっこうキレイで快適~
泊港を朝9:55出航ですが,40分以上前から乗船できました
で,シートで居眠りしているうちに出航してた~フェリー粟国 乗り物
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東シナ海を走ること2時間,粟国島が見えてきました
左の断崖とか,なんだか迫力あるー -
粟国港に入港~
見事に!何もないので,ちょと笑っちゃいました
島の方々,ごめんなさいm(__)m粟国港 乗り物
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今日泊まる「プチホテルいさ」は,港から丸見え
プチホテル いさ <栗国島> 宿・ホテル
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上陸~っ
この日,定員270人のフェリーに乗っていたのは20数名でした…
ちなみに粟国島の人口は758人(2016年現在)
って,思った以上にいるじゃん!
「むんじゅる」って「むんじゅる節」という粟国の民謡のことで,麦わらという意味の「ムンガラ」「ムンジャラ」というコトバが訛ったそうです粟国港 乗り物
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港から見える断崖(筆ん崎・マハナ展望台)
後で,あそこまでチャリで行きます
この迫力ある地形は火山活動で出来たそう筆ん崎 自然・景勝地
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いちおう観光にも力を入れているようです
港は何もなかったけど,島内は,けっこう見どころあるんです!
ということで,さっそく『見どころ勝手にランキング』を発表!
☆☆☆
マハナ展望台(筆ん崎・番屋原広場),東ヤマトゥガー,洞寺,沖縄海塩研究所
☆☆
西ヤマトゥガー(ヤビジャ海岸),西御願,観音堂,長浜ビーチ(ウーグ浜),西集落
☆
番屋跡,大正池公園,粟国空港,島唯一の信号,坂本那原海岸,“シーサーハウス”
※この後の各ポイントの写真には,☆の数も載せてます -
黄色い丸が,三ツ星か二つ星のポイントです
島に1泊すれば,チャリでのんびり走っても全部行けます -
港から今日の宿に荷物を預けに行きました
その途中に,楽しいお家発見
塀の上に,手作りシーサーがい~っぱい!
勝手に,“シーサーハウス”って名付けちゃいました -
観音堂☆☆
沖縄の信仰を象徴するようなお堂ですねー
観音様(仏教)なのに鳥居(神道)って,もう「宗教なんて,なんくるないさぁ」って感じで,ちょっとおかしかった
神仏習合っていう大そうなものじゃなくて,沖縄じゃ宗教ってのは無くて,結局はウタキ(御嶽)とかヒヌカン(火の神)様とか,原始信仰のようなものが一番大切だってことが,よく分かりました
ここで面白いのは,ここの御本尊?が“梵字”が刻まれた石なんです(写真左)
この梵字は,観音様を表すそう粟国村観音堂 寺・神社・教会
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さて,観光協会にやって来て,チャリを借りました
電動アシストで,6時間1500円
電気自動車のレンタカーもあります
写真の石は,「トゥージ」という石の水がめ
むかしの粟国島は,水の確保に御苦労されたそう
トゥージは,島のあちこちで見かけました島あしび館 粟国村観光協会 名所・史跡
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まずは,島の西へ向かってスタート
粟国島は西へ行くほど高くなっている(チャリだとしんどい)ので,バッテリーがいっぱいあるうちに西へ行こうという作戦
走り出してすぐに…
実にいい!廃墟の屋根に朝顔
そんなこんなで,走ってもすぐに一時停止で,なかなか先へ進みません(毎度のことです…) -
西御願☆☆
この森は,古くから拝所が多くあって,「西御願植物群落」として沖縄県の天然記念物に指定されてます
ここに断層が走っていて,ここから西が高く隆起してます
って,能書きはともかく,肌で感じるくらいに神聖な雰囲気があります
ふと,森の方を見ると,洞窟の入口のようなものが… -
西御願☆☆
洞窟の入口が拝所になってます
それに,まだ洞窟の奥に行けそうだったけど,コワいので,この辺でやめときました… -
西御願☆☆
この御願の雰囲気は,とにかく圧倒的でした
すっごいパワーというか何と言うか分からない神秘的な感じ…
半分,コワいって感じ…
たぶん,霊感が強い人は,わたしよりももっと強烈な何かを感じるんでしょうねー -
大正池公園☆(写真左)は,展望台へ立入禁止だったので☆ひとつにしました
本来なら大正池展望台からは,空気が澄んでいれば沖縄本島や周辺の島々が見えることもあるそう
写真右は,パークゴルフ場
って,休日だけど誰もやってないしー
写真下は,松尾御嶽大正池公園 公園・植物園
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島の最西端にあるマハナ展望台(筆ん崎・番屋原広場)☆☆☆に到着
ホントは☆三つの素晴らしいポイントなんですが,初日は曇ってて魅力がイマイチでした
翌日は快晴だったので,写真は後で載せますマハナ展望台 名所・史跡
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島の端っこから引き返して,ヤビジャ海岸☆☆☆に着きました
けっこうな高さの断崖を降りて行くんですが,帰りがしんどい~ -
ヤビジャ海岸☆☆☆
この赤い岩がスゴイ!
粟国島の地形は,意外なことに火山活動によって出来たものが多いそう
海岸にある赤い岩は,なんと凝灰岩が溶岩の熱で酸化し赤く変色したもの
考えてみたら,沖縄の海で,こんなに間近に火山活動の痕跡を見るって初めて -
ヤビジャ海岸☆☆☆
この辺は,地質好きにはたまらない~!って観光協会のHPに書いてありました
わたしのようなシロウトが見ても圧巻
まず,色ですが,手前の赤いのが凝灰岩が焼けたもの,真ん中の黒いのが溶岩,奥の崖が白色凝灰岩
岩も,玄武岩・凝灰岩・花崗岩・安山岩と種類豊富
NHKのブラタモリで紹介したら,タモリさん興奮でしょうねー -
ヤビジャ海岸☆☆☆
おーなんて芸術的なんだー
“岩のミルフィーユ”状態(って,小市民的発想かぁ?)
まるでアーティストが彫り上げたような岩で,模様もきれいに入ってる~ -
ヤビジャ海岸のお隣にある,東ヤマトゥガー☆☆☆へ来ました(隣って言っても,崖を登って下らないと行けないけど…)
なんだこの割れ目はー!
人一人通れる程度に見事に割れてる~
自然にできたそうです割れ岩/東ヤマトゥガー 名所・史跡
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東ヤマトゥガー☆☆☆
割れ目を通り抜けると洞窟に人工物が割れ岩/東ヤマトゥガー 名所・史跡
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東ヤマトゥガー☆☆☆
簡易水道施設です
「ヤンマーディーゼル」って読めます割れ岩/東ヤマトゥガー 名所・史跡
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東ヤマトゥガー☆☆☆
簡易水道施設
昭和35年(本土復帰前),高等弁務官資金で整備されたもので,ヤマトゥガー(ガーは井戸とか泉の意味)の水を汲み上げたそう
岩に落書きかと思ったら,整備の経緯が刻まれてました割れ岩/東ヤマトゥガー 名所・史跡
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東ヤマトゥガー☆☆☆
ホントに面白いね~
割れ岩を反対側から見たようす割れ岩/東ヤマトゥガー 名所・史跡
-
また崖の上に引き返すと,畑の脇に面白そうな小屋を発見
「おじゃましまーす」と,誰か住んでるのかと思ったら,どうやら農作業用の休憩所兼雨宿り所のようでした… -
またまた急坂を下って行くと,“村指定名勝”の坂本那原海岸☆
こういう坂は,調子こいて一気に下らない方がいいでしょう
「行きはよいよい,帰りはしんどい」で,いくら電動アシストでもここは登れません
チャリを押して上がるのもヒーヒー言うし…
坂の上にチャリを止めて歩いていくのが賢明でしょう(わたしの失敗談) -
この海岸もダイナミックな岩がいっぱい~
潮溜まりには,サカナも泳いでいて,けっこう楽しめました -
集落に戻ってきました
島唯一の信号☆発見
離島の“お約束ポイント”ですね
小中学校前に教育用に設置されてます -
粟国村のマンホールは,「南国らしいね~」って,のんきなこと言ってられないデザインなんです
実は,むかし飢饉の際はソテツを食べて,生き延びたそう
だから,粟国ではソテツを大切にして,「村の木」としています
たかがマンホールから,色んなことを教えてもらいました -
集落の中では,ブーゲンビリアに,なんとカンヒザクラも!
沖縄本島北部では,1月頃に満開らしいけど,まだ咲いてる~ -
サトウキビ畑が焼畑農業になっちゃったー
しばらく集落や畑をブラブラして,宿へ向かいました -
民家の敷地にトゥージ(水がめ)が並んでる~
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拝所の中には,意味があるのか無いのか分からない石が大事に祀られて?いました
こういう拝所がいたる処にあります
左下は井戸の跡
粟国島では,観光名所や記念碑などの説明石?(写真中)を整備中です
もうじき完成でしょう -
翌朝,宿にあった「粟国島の祭祀」という本を見てたら,御嶽などの祭祀を行う場所が細かく紹介されてて感心
それに,それぞれの御嶽などに神様の名前もあるんですね~ -
1日目のチャリ・ブラを終えて,本日のお宿「プチホテルいさ」にチェックイン
こんな(と言ったら失礼ですが)離島にしては,小ぎれいで今風です
しかも,離島には珍しく?!部屋はユニットバス付きでした
1泊2食で7,000円で,この島で最高級ホテル!?です
ちなみに,他に数軒民宿があって,5~6000円ですが風呂など共同だったりしますプチホテル いさ <栗国島> 宿・ホテル
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ディナー!?
家庭的です
ま,豪勢に魚介類満載ってのもいいけど,こういう素朴なのもいいね~
お客さんは,お袋くらいのおば(ぁ)ちゃんとわたしの2名様でだけでした
離島の夜は,なぁ~んにもやることないから,星空観察して,9時には寝ましたzzzプチホテル いさ <栗国島> 宿・ホテル
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2日目の朝
朝日にぎりぎり間に合ったー
朝の離島の散歩は気持ちいい~
朝ごはんまでブラブラ -
「ナビィの恋」ロケ地は,この辺らしい
って,わたしは映画を観てないので分かりませんが… -
ホテルの前の公園には子供向けの遊具(写真右)
防波堤(写真左)の上を歩いていたら,ギョギョ!ウツボが干上がってる~
口の形が,公園の滑り台のヘビの口(右上)とそっくり粟国港 乗り物
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マハナ展望台(筆ん崎・番屋原広場)☆☆☆
あれに見えるは,ハクショクギョウカイガンノカイショクガイ(白色凝灰岩の海食崖)
って,ブラタモリに出てきそうな地質・地形で,興味のない人には,呪文か何かに聞こえるかも?筆ん崎 自然・景勝地
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海の向こうに,去年の6月に行った渡名喜島がかすかに見えました
マハナ展望台などに行けば,久米島や沖縄本島近辺の島々も見える(こともある)そう
※渡名喜島の旅行記→htthttp://4travel.jp/travelogue/11098136 -
これは,渡名喜島から見えた粟国島
粟国島は,左(西)の方が高くて東へ行くにつれて低くなってる西高東低!?のクサビ型してるって,よく分かります
※渡名喜島の旅行記→htthttp://4travel.jp/travelogue/11098136 -
朝の食堂
海が見えて,実に爽やか~プチホテル いさ <栗国島> 宿・ホテル
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いただきまーす
ブレックファーストもシンプル~
でも,こんな素敵な食堂で,朝ごはん食べられるんだから,よしとしよう!プチホテル いさ <栗国島> 宿・ホテル
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ホテルの部屋からの眺め
見納めしてチェックアウト
今日も観光協会にチャリを借りに行きますプチホテル いさ <栗国島> 宿・ホテル
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道中の,シーサーハウス☆
どれもこれも遊び心満載で,見ていて楽しいので,一つずつ紹介しちゃいまーす♪
ケータイ持ってたり(左),“ヤドカリ・シーサー”(下)だったり
こういう,“心のゆとり”って見習いたいものです -
シーサーハウス☆
さんまの蒲焼缶詰に入ってたり(左),エイサーやってたり(下)
お土産屋さんで売ってもいいくらいの出来栄え -
観光協会では,昨日もチャリを借りたってことで,使用料をちょっと負けてくれました
チャリを借りたら,まずは集落をブラブラ -
シーサーとサンゴを並べるって,この島じゃフツーみたい
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長浜ビーチ(ウーグ浜)☆☆に到着~
確かにキレイなんですが,サラサラの砂じゃなくて,サンゴの小さなかけらが堆積したビーチです
観光協会のHPでは「ハイシーズンでも人が少なく,シュノーケリングに最適」って書いてあるけど,どうなんだろう??
面白いことに,粟国島の集落によって,このビーチの呼び方が違うそう
このビーチの近くの集落では「長浜」,ここより西の方の集落では「ウーグ」と呼ぶそう長浜ビーチ(ウーグ浜) ビーチ
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粟国空港☆
離島の“お約束”滑走路と空港の見学
那覇と粟国島を第一航空が就航してますが,2015年8月に事故があって運休中です(幸い人命は無事)
飛行機だったら那覇から25分という近さだし,9人乗りという「日本で一番小さな旅客機」に乗ってみたかったのに残念…
1978年に開港というから,けっこう歴史あるねー
プレハブ小屋に,「仮設ターミナル」と書いてあって,なんとなく入っちゃいました粟国空港 空港
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空港脇の海は,めっちゃキレイ♪
夏だったら,ここでひと泳ぎしてるかも?! -
島の北側にある「村民牧場」のウシ
ヤギとかカニとか -
那覇でもお馴染み「粟国の塩」を作ってる沖縄海塩研究所☆☆☆は見学できると聞いたので,寄ってみました
勝手に見学できそうでしたが,事務所に「見学受付」と書いてあったので,一応声をかけました
さーっと見学できればいいと思ってたので「受付って面倒だなぁ」と思ったら,記帳するだけで受付終了(見学は無料です!)
で,この島に似つかわしくない!?カワイイおネエさんの案内で見学開始 -
沖縄海塩研究所☆☆☆
まず,この島に似つかわしくない不思議な建物を見に行きます
「研究所」って言うから,実験室が入ってる建物かと思いきや,中を見てビックリ! -
沖縄海塩研究所☆☆☆
おネエさんが扉を開けると…
「なんじゃぁこれはー!」全く想像していなかった,今まで見たこともない光景
仕組みは,こうです
「天井から1万5千本の竹がブラ下がってて,そこに海水を上から滴らせ→穴が開いたブロックから入る風で水分をとばす→下に落ちて溜まった海水(写真下)を汲み上げて,また上から滴らせる→以下,リピート→1週間以上かけて塩分濃度6・7倍の“濃縮塩水”の出来上がり~」
で,この建物の正式名称は「立体式塩田タワー」で,高さ10メートルだと -
沖縄海塩研究所☆☆☆
“濃縮塩水”(正式には「かん水」と言う)から塩にするには,2通りあって,一つ目が,写真のように煮詰める方法
薪を燃料に30時間!かけるそう
煮詰めて,自然乾燥させて,「釜炊き塩」の出来上がり~
真っ白じゃなくて,ちょっと黄色がかってます
試食させてもらうと,マイルドだけど濃い味(もちろんしょっぱい) -
沖縄海塩研究所☆☆☆
「かん水」から塩にする二つ目の方法が,分かりやすい“天日干し”
夏場でも,この「天日塩」にするのに1か月近くかかるそう
真っ白で,お味はワイルドな感じ
ちなみにミネラルは,「釜炊き塩」の方が多いとのこと
ということで,10分もかからず案内終了~
おネエさんの案内は,ひじょうにコンパクトながらも分かりやすい説明で感心 -
沖縄海塩研究所☆☆☆
見学無料なのに,お土産までもらっちゃいました
で,おネエさんと世間話ししたら,やっぱり,東京からこの島へ出稼ぎ?!に来た子でした
製糖工場の期間作業員をやった後,この研究所に拾ってもらって働いてるとのこと,全く“自由人”だね~ -
沖縄海塩研究所☆☆☆
海水から塩を作る工程は分かったんですが,肝心の海水は?
と思って,研究所の裏に行くとー
キレイな海に,ホースが伸びてる~
粟国島の海は,いい塩が出来るくらい,キレイなんだそう
いい社会科見学でした! -
さて,この島はアップダウンが多いので,電動アシストでもえっちらおっちら,洞寺☆☆☆に着きました(ちょっと疲れ気味~)
「むんじゅる節」を記念した石碑とブロンズ像,その右は,ムンジュルガサ(麦わらで編んだ笠)の形をした休憩所洞寺公園 自然・景勝地
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洞寺☆☆☆と書いて,「テラ」と読みます
むかーし,お坊さんが暮らしていたそうだから,寺(テラ)なのかな?
さっきの海塩研究所のおネエさんが,「あそこはスゴいですから,行った方がいい」って,奨めるから来てみました洞寺公園 自然・景勝地
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洞寺☆☆☆の鍾乳洞の入口
この島は,沖縄の他の離島と同様に,大部分を琉球石灰岩で覆われているので,鍾乳洞ができやすい
で,ここに住んでお経を読んでいたお坊さんの“しゃれこうべ”の化石を祀っているって案内板に書いてあったので,ちょっとおっかなびっくりで突入!洞寺公園 自然・景勝地
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洞寺☆☆☆
すぐに,見事さに興奮♪
写真下は,鍾乳洞の下から入口を見上げた様子洞寺公園 自然・景勝地
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洞寺☆☆☆
真昼間といえ,一人で鍾乳洞に入るって,しかもお坊さんの“しゃれこうべ”があるって聞いたんで,怖いんですけど…
仏さまの像があるっても余計に…洞寺公園 自然・景勝地
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洞寺☆☆☆
こんな小さな離島に,見事な鍾乳洞があるなんて意外
あ,ここは無人ですが,人感センサーでライトが灯くようになってます
そんなハイテク?も意外洞寺公園 自然・景勝地
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洞寺☆☆☆
石柱,石筍,ストロー,ベーコン…といった鍾乳洞用語はたいていそろってます
ここを観て言うのもなんですが,離島の鍾乳洞じゃ,南大東島や沖永良部島の方がすごかった
※南大東島の鍾乳洞→http://4travel.jp/travelogue/11098136
※沖永良部島の鍾乳洞→http://4travel.jp/travelogue/11033619洞寺公園 自然・景勝地
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洞寺☆☆☆
非常事態の際は,このボタンを押せば,誰か来てくれるそうです
こんなのがあると,余計に怖いんですが…
「お化けが出た~っ」って押してもいいんでしょうか??洞寺公園 自然・景勝地
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鍾乳洞を後にして,昨日も入ったマハナ展望台へ向かいます
今は,こんなのどかな島ですが,昭和20年の3月には空襲があって,6月には米軍が上陸したそう… -
番屋跡☆は,この島で一番高いところにありました
むかしは,番屋遠見台として,異国の船が通ると,慶良間諸島に松明で知らせて,そこから首里王府に報告がいったそう
試しに,岩の上に登ってみたら,確かに見晴らしがよかったです番屋跡・番屋遠見台 名所・史跡
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マハナ展望台(筆ん崎・番屋原広場)☆☆☆
パステルカラーのトイレがカワイイ~マハナ展望台 名所・史跡
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マハナ展望台(筆ん崎・番屋原広場)☆☆☆に到着~
うひょ~素晴らしい♪
今日は晴天!マハナ展望台 名所・史跡
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マハナ展望台(筆ん崎・番屋原広場)☆☆☆
天気がいいと,こうも景色が変わるもんだね~
誰もいないし,ホント素晴らしいポイント♪
この島の見どころナンバーワン間違いなしです!
右端は風力発電マハナ展望台 名所・史跡
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マハナ展望台(筆ん崎・番屋原広場)☆☆☆
風力発電機には「風粟(ふうあ)くん」って,ベタな名前付きですマハナ展望台 名所・史跡
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マハナ展望台(筆ん崎・番屋原広場)☆☆☆
今いるところを,海から見たようす(ポスターから拝借)
こんな切り立った崖(白色凝灰岩の海食崖)なんです筆ん崎 自然・景勝地
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マハナ展望台(筆ん崎・番屋原広場)☆☆☆
ここの海は,ダイビングの上級者向けのポイントで,写真のようなギンガメアジのトルネードが見られるそうです
それにしても,美味しそう~ -
マハナ展望台(筆ん崎・番屋原広場)☆☆☆
これが限界かな…
ホントは,崖の上に座って,足をブラブラしたかったけど
目の前の海にギンガメアジがいっぱい泳いでるんだねー筆ん崎 自然・景勝地
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マハナ展望台(筆ん崎・番屋原広場)☆☆☆
おそるおそる下をのぞいて見ると,ひえぇーコワ~い
なにしろ高さ90メートル近いし
天気はいいけど,風が少しあったので,なるべく屈んでました
立ってて風に煽られたら,“ひとり火曜サスペンス”って格好悪い結末だし…筆ん崎 自然・景勝地
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マハナ展望台(筆ん崎・番屋原広場)☆☆☆
断崖と灯台と,向こうに港が見えますマハナ展望台 名所・史跡
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マハナ展望台(筆ん崎・番屋原広場)☆☆☆
この場所(断崖の先っちょ)では,お祈りするですねー
ホテルの食堂にあった「粟国島の祭祀」という本に,まさにその光景が載っていました
先っちょとか,何かのてっぺんとか,大きな岩があるとか,洞窟ってのは神様がいらしたり,降臨される場所なんでしょう筆ん崎 自然・景勝地
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さて,引き返して集落をブラブラ
畑だか原っぱにも石敢當
ハンドメイド感がいいねー -
このお家の佇まいに一目ぼれ~
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いいね!サンゴとシーサー
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映画「ナビィの恋」のナビィおばぁのお家
この近くまでは案内板があったのですが,家の前には何も書いてません
でも,いかにも映画で使われそうな雰囲気で分かりました
ところで,「ナビィ」とは,なべ(鍋)が訛ったもので,沖縄でよく使われた人名だそう
花の名前を人名にするは分かるけど,よりによって鍋とは… -
西集落あたりは,いい感じの路地やお家がいっぱいです
-
「アニー号」ってコミュニティバスも走ってます
アニーは粟国島のキャラ
下のクルマは,第一航空の業務用のようです -
旅行記を書きながら,こういう写真を見てると,「自分は,夢を見ていたか,竜宮城に行っていたのか?」って気分になります
東京の喧騒の中に住んでるから余計に,離島の生活が非現実的に思えちゃうんでしょうね~ -
お腹すいたので,その辺の人に「食べるところないですかー?」って聞いたら,もともと食堂が少ない上に,今日は日曜日だから休業ばかり…
で,「浜売店」を紹介してもらいました
ここでは食料品から日用品まで,内地と同じようなものはたいてい手に入ります
しかも,すごいことに,休業日は年末年始だけで,営業時間は7:30~22:00(日曜は21:00まで)って,まさにコンビニ!
ここで,お弁当を買いました -
さて,十分に集落をブラついたので,チャリを返しに観光協会へ
おみやげに,“塩サイダーキャンディ”を買いました
キャンディーにも,レジ袋にもアニー
もちろん“粟国の塩”も売ってますが,料理しないので塩を買ってもね… -
2日間,存分に島めぐりをして満足感いっぱいで港へ
-
14:10発のフェリーで那覇へ戻ります
向こうに,泊まった宿が見えますねー -
さらば粟国島
島旅は,この去っていく瞬間が一番センチメンタルになって涙が…
んなワケないでしょっ!
でも,「いい島だったー」と,今回もそう思えました -
船内はゆったり快適なので,さっき買ったお弁当をいただきまーす
うーん,ボリューミィ~
って言うか,ちょっと脂っこ過ぎで,胃もたれしそう…
ブタの生姜焼きにトンカツって…
でも,コンビニ弁当より手作り感はあるね!ひじき入ってるし
気になるお味は…って次元じゃなくて,お袋がつくるような弁当で,美味しいとかマズいとか言ってないで,ありがたくいただだけーって感じのものでした -
帰りは,あっという間に到着
那覇に着いただけなのに,急に現実世界に戻って来たような感覚
この後,飛行機で帰京するんですが,あの,のどかな離島から東京の喧騒まで単純計算して5・6時間で着いちゃうなんてーフシギ…
やっぱり,今回もいい島旅でしたホテルルートイン那覇泊港 宿・ホテル
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この旅行記へのコメント (2)
-
- たらよろさん 2017/03/07 12:41:25
- 粟国島観光大使
- こんにちは、コージ☆さん
見事に観光大使をお勤めになられた感じ。
これは、島から任命間違いないのでは??
いや、実は私、、、
お恥ずかしながら、ずっと、あわくにじまだと思ってました。
あぐにじまなんですね。
栗ではなく、粟なのはわかっていたのですが、
まさか、あだけだとは・・・(笑)
綺麗な海に癒されて★
いつまでも、素朴な海は私たちの宝物ですね〜
たらよろ
- コージ☆さん からの返信 2017/03/07 22:47:18
- フツーは,読めないですよね〜
- たらよろさん
メッセージありがとうございます!
わたしも,読めないどころか,沖縄通いするようになって,「ふ〜ん,そういう島があるんだ〜」って知ったくらいです
観光大使のギャラは,まだ振り込まれてせん(笑)
粟国島のいいところを,色んな人に知ってもらいたくて旅行記を作ったんですが,よく見たら“島の宣伝写真集”になっちゃいましたねー
メジャーな観光地もいいですが,格別なものは何もないのどかな島もいいですよ〜♪
コージ☆
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