2015/02/15 - 2015/02/16
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tak_610さん
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その②はカトマンズ盆地です。車さえ走っていなければ、2-300年タイムスリップした感じです。
世界遺産の建築物も素晴らしいのですが、それ以上にネパールがいかに平和な国なのか、この世界遺産を見て回って感じたことです。
数百年前の建築物が、きれいに残っているというのは、激しい戦争・破壊行為がなかったからであり、自然災害もなかったからです。
宗教的にもヒンズー教と仏教が見事に共存・融和していて、宗教対立も見られません。民族も100以上いるそうですが(わずか数百人の民族も)少数民族紛争も無く、国会審議で民族間の対立で審議が進まない程度となんとも平和なお国柄。治安も問題ありません。
宗教、民族を主張して世界を騒がせている過激派の人々に、この国を見て、感じてもらいたいと強く思った旅行でした。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 航空会社
- ジェットエアウェイズ (運航停止) タイ国際航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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ナガルコットは曇りでヒマラヤを見られないままに下山。世界遺産カトマンズ盆地観光です。
最初は、チャングナラヤン。小じんまりした門前町といった感じです。このお寺の歴史は5世紀まで遡れるとのことです。 -
参道にしては曲がりくねっているし、細道だし。
自然発生的な門前町ということですかね。 -
日本のお寺と形が似ていますが、基本はレンガ造りなので、大きく違います。
観光客も少なくて静かです。 -
レンガ造りの建物に、木の窓枠/装飾がはめ込まれています。レンガと、装飾の微妙なライン。
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お祭り用の山車が無造作に。
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続いては3王朝時代の都の一つ、バグダプル。大して広くないカトマンズ盆地に3つの王朝が平和に共存していたことが驚き。元々は兄弟で国を分け合ったということですが、代を重ねれば争いになるのが歴史の常。争いが、ヒンズー寺院の建築競争だったというのが何とも平和的だし、そのお陰で、世界遺産として楽しめるわけです。
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ダルバール広場(=王宮前広場)。3王朝の首都それぞれにあります。
どこも、ヒンズー寺院がいっぱいあります。 -
これが王宮。ダルバール広場のヒンズー寺院は、どれも王宮より立派です。それだけ、王宮が質素。
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イチオシ
柱の装飾がきれいです。
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街全体が世界遺産ですが、人が普通に暮らしています。家畜も普通にウロウロ。
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ヒンズー教寺院と仏塔が普通に混在して街中にあります。昔から宗教対立とは無縁の平和なお国柄です。
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普通の通りの風景。観光客目当てのお土産物が並べてありますが。
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住民が普通に住んでいる家。ゆがんで傾いてますが。
街が世界遺産指定なので、修理、新築するのに許可が必要との事。
確かに、ここに、近代的な建物ができたら台無しになります。 -
トウマディー広場。日本のお寺と共通するところもあるような気もします。こちらはヒンズー教、日本は仏教とかなりの違いがあるはずですが。
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五重の塔の上り口には様々な護衛たち。通常のライオン(獅子)だけでなく、ここは、相撲力士や象もいて、護衛が豪華です。
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陶器工場って、ただ職人が轆轤を回しているだけ。屋根はあるけど、吹きさらし。
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乾燥のため、前の広場に並べてあります。
多分、数百年、同じことしているんでしょうね。 -
ところ変わって仏教寺院のスワヤンブナート。
ネパールの仏塔はストゥーパと呼ばれていて、特徴は目があることです。仏陀の目なんだそうです。 -
ここは5世紀に建てられたカトマンズ最古の仏教寺院。
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仏教と、ヒンズー教が合体。ヒンズー教リンガの台座に仏像が乗っています。宗教融和による平和、素晴らしい。
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おサルがうろうろ。仏塔の上で好き勝手に遊んでます。
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カトマンズ郊外の小高い丘の上にあるのでカトマンズ盆地が一望できます。天気がよければヒマラヤも、多分。
高層建築が全くないですよね。 -
カトマンズのダルバール広場。世界遺産の観光地ですが、普通に車やバイクが通り抜けていきます。
左にあるのがカトマンズの地名の由来となったとも言われているKashthamandap寺院ですが、目の前に車は駐車しているし、地元の人が普通にくつろいでいるし、世界遺産の建築物を保全している風は全くありません。それでいいのか? -
クマリの館。クマリとは少女の女神らしい。数年のお勤めを終えたら次の女神様と交代して家に帰るとのこと。
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旧王宮。半分はネワール建築。
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旧王宮。半分は洋風。
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カトマンズのダルバール広場は所狭しとヒンズー寺院が立ち並んでいます。
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印象的なカーラ・バイブル像。恐怖の神ということで、閻魔様ですね。昔は、この像の前で裁判が行われたとも。うそをつくと舌を引っこ抜くぞというのは閻魔様ですね。
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王宮の中。左がネワール式で右が洋式。この洋式建築がものすごい違和感を放っている。
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反対側は洋式とネワール式の不思議な組み合わせ。それでも何となく様になっているようにも。
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王宮の窓。中から外は見えるが、外から中は見えないような格子穴の大きさになっている。
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カトマンズの商業中心地。狭い道の両側にお店が並んでいる。ネパール中から買い物にくるらしい。売っているものは生活必需品だが、チベット経由の中国からの輸入品ばかり。
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お寺を(多分勝手に)お店にしているショール屋。バチあたらないんですかね。
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ネパール料理を少し。右の餃子(そのものです)をモモと言います。
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ネパール風ピザ、チャタモリ。ピザというよりお好み焼き。ソースが欲しくなります。
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仏教寺院ボダナート。ストゥーパはスワヤンブナートよりこっちの方が大きい。ネパール仏教には主に4つの宗派があるそうですが、それぞれの宗派のお寺と学校(寺小屋)がこの周囲に揃っています。
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その一つのお寺。どこも黄金のお釈迦様。
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イチオシ
お釈迦様にお祈りする親子。お母さんのまねをしている子供のお祈りがかわいい。
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巨大マニ車。この中にお経が入っていて、1回まわすと1回読経をしたことになるらしい。
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明治時代の日本人、河口慧海はここまできたという記念碑。
経典を探し求めて、更にここからヒマラヤを越えてチベットに行った人物。 -
チベット仏教寺院。お勉強中です。
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イチオシ
幼い修行僧は、まだ、お経も無く、見るからに退屈そうです。よーく分かります。
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これがお経。チベット語で書かれているらしい。
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お掃除。水をかけているだけでしたが。上の方はどうするんでしょうね。
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イチオシ
旗のようなものにはお経が書かれています。全ては信仰のために。
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お寺の前で激しく炊かれていたお香。激しすぎて煙いだけ。
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ストゥーパの周りには大量の小型マニ車。これを全部回して歩けば、修行になりますか。
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ボーダナートはなぜか奥まったところにあって、表通りからだと気付きにくくなっています。表にでたごちゃごちゃ感は、やはりアジアの町。
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三つ目の古都、パタン。お寺の並び方は、ここが一番、整然としています。
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こちらが王宮。一番、こじんまり。
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ヒンズー寺院の前に牛の石像。これは、そのお寺に祀られている神様の乗り物なのだそうです。牛はシヴァ神の乗り物だそうで、だからヒンズー教徒は食べないんだそうです。
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イチオシ
パタンの街を一望。コンパクトに整然とまとまっています。
同じようなネワール式建築で、違いがわかりません。京都でお寺・神社周りをさせられる外国人の気持ちがよく分かります。
3つの首都が、それぞれ、破壊もされずに昔からの姿できれいに残っていることがこの国の平和主義を表していると思います。 -
お供えする花を売っています。
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多分、日本人の間でだけ有名なヒマラヤそば。(日本人しかみかけなかったので)そば粉がネパールにはあり、それを利用して、日本で修行したネパール人がやっているお店。
ネパールまで来て、蕎麦づくし。
これで、ネパール観光の〆
この足でインドの世界遺産巡りです。
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この旅行記へのコメント (1)
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- tak_610さん 2015/05/04 20:36:52
- 頑張れネパール
- つい、この間訪れたネパールが地震で大変なことになっています。この目で見た世界遺産も大きな被害を受けてしまっています。
哀悼の念を捧げるとともに、ささやかな募金ぐらいしかできませんが、早期の復興を祈ります。また、この、素晴らしい世界遺産が観れる日が来ることを信じています。
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