2009/02/02 - 2009/05/02
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zxc567さん
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沖縄本島本部港から僅か、30分の伊江島にキャンプに行き、
そこで、感激的な出会いを体験しました。
その人はヒロコさんです。
彼女は子供の頃に脳性麻痺を患い、
車椅子の生活を続けていますが、
とてもバイタリティ溢れる女性で、
画家でもあり、伊江島に民宿「土の宿」を経営し、
オーストラリアにも「土の宿」を経営しています。
私は青少年旅行村にキャンプし、
シャワーをお借りした縁で彼女を知りました。
シャワーだけを使わしてもらったのですが、
故郷の実家に帰ったような雰囲気の民宿です。
ヒロコさんはとても気さくで、明るい方で、
良く海岸に出て、彼女の生き方・世界観をお聞きしました。
70代の彼女は車椅子ながら、世界75ケ国を旅し、
今も世界の何処かを旅しています。
彼女の凄さは以下の記事を読んで頂ければ判ります。
伊江島は沖縄戦の縮図とも言われる島であり、
平坦な地形を持つために、
第二次世界大戦時に日米両軍にとって
飛行場の適地「不沈空母」とされました。
これが、伊江島の悲劇の始まりです。
現在も島の35%を占める米軍用地は、
原爆の投下訓練や、ベトナム戦補給地、
ベトナム少年兵の訓練などに使用されてきました。
沖縄戦は「軍官民共生共死の一体化」という
軍部指導によって日本兵による住民虐殺や、
集団自決が行われた事で有名であり、
伊江島は空と海を米軍に支配され、
物資や戦力を補給出来ず、
「一木一草を戦力化」として
子供、老人、女性に関わらず動員させられました。
4706名の戦死者の1/3が民間人です。
太平洋戦争末期・沖縄戦の激戦地の一つであったと共に、
反戦運動の原点である伊江島に、
1984年沖縄「土の宿」が開設されました。
脳性マヒの障害を持つ、木村浩子さんが経営する宿です。
浩子さんは、自由に動かせる左足の親指と人差指を使って、
童画、俳画を主に描かれる画家であり、
離島で共同生活を体験できる安宿です。
以下、「土の宿」ホームページより、
北海道・東京・大阪・広島・山口・長崎と
地元沖縄の多くの人々の協力によって、
「平和の中でこそ福祉は存在する」の考えのもとに、
真の平和を求める仲間の宿として宿泊していただき、
障害者、健常者を問わず、
お互いに生きる仲間として、自由に語り、共に考え、
本当の福祉と平和を創り出していきたいと想い、
沖縄に民宿「土の宿」を建てたいと考えました。
沖縄「土の宿」は、お風呂・トイレなどが
体の不自由な人が利用しやすいように、
設計されつくられていますので、
一人でも利用することができます。
原則として自炊でお願いいたします。
米、調味料はこちらで用意してあります。
これから、続々と定年を迎える人達に
生き甲斐とは何か?
そんな事を提供・提案してくれそうです。
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