2006/05 - 2006/05
289位(同エリア525件中)
gentlyさん
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画像が多くなったので「その2」を作りました。名所の多いモナコ市街コースのほぼ全てのコーナーで撮影することができるという絶好の機会に恵まれたので、これからモナコ・ヒストリックやF1を見に行かれる方の参考になればと思ってコースの簡単な解説をしてみましょう。
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モナコ・モンテカルロ駅利用の場合、徒歩で最も近いのがサン・デボーテ。駅からのんびり歩いて15分程度。アルベール一世通りのモナコ自動車クラブから歩いて5分とかからない。アントニーノーズの辺りまではレストランやお土産やも多く楽しげな雰囲気。サンデボーテから東は坂道が多い上、レース期間中は交通整理が行われているのでシャトルバスの利用が無難。想像以上に高低差のあるコースなので徒歩は大変です。
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ついに憧れのモナコ市街コースのスタート地点、それもレース期間中に立つことができました。スタート地点から第一コーナーサン・デボーテを望む。黄色いラインはピットの出口。レーサーの視界はこんな風になっているわけです。レース期間中、一般客はこの位置での撮影はできませんので悪しからず。
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第一コーナー、サン・デボーテの内側から撮影。橋の下に名前の由来となったサン・デボーテ教会がある。駅からのアクセスも悪くないが、座席数が少ないスタンドで、視界も意外と狭いので写真撮影には不向き。
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ボウ・リヴァージュの坂。建物の窓の位置と比べてみると、テレビの映像からイメージしていた以上の急坂で、徒歩で上るのは相当シンドかった。モナコ・ヒストリックにしろF1にしろ、通常一般の観客はこの位置での撮影は不可能。コースの反対側は住宅地の狭い路地を抜けてなんとか行くことができる。
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カジノコーナーの少し手前、オテル・ド・パリの陰からレーシングカーがビュンビュン飛び出してくる。
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カジノコーナー前のスタンドから撮影。なぜかこのスタンドだけ飲み物の持ち込みが禁止されていた。ショッピングや食事をするには良い立地条件だが、駅からは徒歩では遠い。シャトルバスの利用がオススメ。モナコらしい雰囲気は楽しめるが、写真撮影にはあまり向いていない。
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トンネルの出口を真上から撮影。撮影場所は一般道で、当時工事中だったが警備の人に頼み込んで無理やり入れてもらった場所。モナコ市街コースで最高速が出る場所だけあって撮影は非常に困難。トンネルに響くエキゾーストサウンドにタイミングを合わせてシャッターを押した。
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ラスカスコーナーの外側から。コーナー内側の建物がレストラン・ラスカス。モナコ・ヒストリックのパドックから撮影。
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モナコで最も人気のあるタバココーナーのスタンドから撮影。眼下の湾内に沢山のクルーザーが泊まっていて最もモナコらしい雰囲気が楽しめる。ここからはマシンがヌーベルシケンを立ち上がって、目の前を通過してプールシケインに突っ込むまでを目で追うことができる上、近くに大型のスクリーンがあるのでレースの経過が非常にわかりやすい。しかもスタンドの裏には軽食をとれるバールやタバコ屋、清潔なトイレがあるのが非常にありがたい。しかしながら日焼け止めクリームがないと後で大変なことになる場所でもある。
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タバココーナーを立ち上がりプールシケインに突っ込んでゆくマシン。
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プールシケインの出口。スタンドが高い位置にあるので視界は広い。ただし、もっぱらシケインを抜けるマシンのお尻を眺めることになるのが難点。スタンドの低い位置に座るとタイヤカスや排気ガスを浴びることになるが、それもまた楽しみ。
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プールシケインのスタンドの最上段の端に座ると、ピットレーンも眺めることができる。個人的にモナコの隠れた名所だと思ってます。
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ピットレーンの入口から。通常ここも入ることはできません。
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70年代のF1クラスの表彰式。中央に立つのはこのイベントの常連、ティレルP34使いのマーティン・ストレットン氏。表彰式では、F1本戦同様カルメンの音楽と共にシャンペンファイトも行われる。
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全開で突っ走るERAの姿をみることができるなんて、モナコならではの光景。パドックではエンジンの整備風景さえ見ることができる。なんという贅沢!
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凄いことに2006年は4台のERAのエントリーがあった。
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アルタとアルファP3が並んでいる!しかもバックにはガイドブックやテレビで同じみのモンテカルロのビル群が見える。さすが世界最高峰のクラシックカーイベント。パドック内をうろつくだけでもお金を払う価値があります。
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ここではブガッティでさえ決して珍しいクルマではない。「Classic&SportsCar」誌によると、今回参加したブガッティの一台は、なんとイギリスから自走でモナコまでやってきてレースを楽しんだあと、また自走で帰ったそうだ。その間、トラブルは一度パンクがあったのみ。恐れ入りました。
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決して速くはなかったが、アルファのドーディチ・チリンドリが走る姿はここでしか見られません。第一回からほとんどコースレイアウトの変更のないモナコ市街コースを走るヒストリックカーを極彩色で見ることが出来るのです。
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今回のモナコで大きな話題の一つがアルファロメオP3が3台も並んだこと。
またこのドライバーの腕前が圧巻で、ブラインドのタバココーナ
ーを毎回テールを滑らせながら駆け抜ける姿はヌヴォラーリかモルの魂が乗り移ったかに思えた。 -
ここモナコでは目を疑うような光景を沢山目にすることができる。
マセラティ250Fが5台(内1台はショートホイールベースのピッコロ)もエントリーした。
しかし前回は6台の250Fが並んだというからこのイベントのポテンシャルの高さはまさに世界最高峰である
。こんなに間近でエンジンの整備の光景を見られるのもこのイベントならでは。 -
実は50年代初頭のモナコでは、2度ほどスポーツカーレース(フォーミュラではない)も行われています。
そのカテゴリーに出走していた非常に貴重なゴルディーニ。
名車ジャグワーCタイプの尻を追い回すほどの大活躍ぶりを披露していた。 -
日本では知名度が低いようだが、戦後のドイツでいち早くサーキットを走ったフェリタス。
BMW328系のエンジンはやはり強力で、モナコのスポーツカーカテゴリーでも同じ心臓を持った
フレイザーナッシュと終始レースの流れをリードしていた。 -
ボロボロのフェラーリ。しかし侮る無かれ、恐るべきスピードでサーキットを駆け抜けていた。
きっとドライバーの腕前がハンパでなく良いのだろう。
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