モーリタニア旅行記(ブログ) 一覧に戻る
食事つきでオーベルジュに宿泊していたので、あまり一般的ではないかもしれないけど、旧フランス領としては、パンがとても美味しい以外、食の楽しみはかなり少ないと言っていいと思う。<br />砂漠の国なので野菜が乏しく、漁業は盛んながらほとんど輸出してしまうので、食べるものは限られてくる。肉は羊がほとんどで、あとはヤギ、ラクダなど。<br />味付けのバリエーションも乏しい感じ。まずくはないけど。<br />なお、お皿がいつも1枚多いのは、ハエ除けに(すごくハエが多い!)料理の上にかぶせるためです。<br /><br />※モーリタニアの旅写真はこちら<br />https://goo.gl/photos/2U6YiLUgJzkDid4i9

モーリタニアの味

5いいね!

2005/12/24 - 2005/12/31

47位(同エリア55件中)

0

9

telescopio

telescopioさん

食事つきでオーベルジュに宿泊していたので、あまり一般的ではないかもしれないけど、旧フランス領としては、パンがとても美味しい以外、食の楽しみはかなり少ないと言っていいと思う。
砂漠の国なので野菜が乏しく、漁業は盛んながらほとんど輸出してしまうので、食べるものは限られてくる。肉は羊がほとんどで、あとはヤギ、ラクダなど。
味付けのバリエーションも乏しい感じ。まずくはないけど。
なお、お皿がいつも1枚多いのは、ハエ除けに(すごくハエが多い!)料理の上にかぶせるためです。

※モーリタニアの旅写真はこちら
https://goo.gl/photos/2U6YiLUgJzkDid4i9

PR

  • 北アフリカ一帯でよく食べられるクスクス。<br />モーリタニアは「西アフリカ」に区分されるけれど、モロッコの隣でもあり、北アフリカに通じる部分も多い。<br />味は、どちらかというと、モロッコよりチュニジアのクスクスに近かったかも。

    北アフリカ一帯でよく食べられるクスクス。
    モーリタニアは「西アフリカ」に区分されるけれど、モロッコの隣でもあり、北アフリカに通じる部分も多い。
    味は、どちらかというと、モロッコよりチュニジアのクスクスに近かったかも。

  • こちらは「クスクス・モーリタニアン」。<br />クスクスの色が濃くみえるのは、写真のせいではない。<br />モロッコやチュニジアのクスクスは、もっと明るい黄色というか、ゆでる前のスパゲティのような色をしているけど、モーリタニアのものは、茶色に近い色。何が違うのか知らないけど、味もちょっと違う。例えて言うなら、小麦粉のクレープに対し、そば粉のガレットのような...。<br />左下は、砂漠の大事なおやつ、なつめやし。

    こちらは「クスクス・モーリタニアン」。
    クスクスの色が濃くみえるのは、写真のせいではない。
    モロッコやチュニジアのクスクスは、もっと明るい黄色というか、ゆでる前のスパゲティのような色をしているけど、モーリタニアのものは、茶色に近い色。何が違うのか知らないけど、味もちょっと違う。例えて言うなら、小麦粉のクレープに対し、そば粉のガレットのような...。
    左下は、砂漠の大事なおやつ、なつめやし。

  • スパゲティ・ボロネーゼ、とフランス人は言っていたが、イタリア人はこれをスパゲティとは呼ぶまい。<br />麺はかなり柔らかく(フランス人はフォークで短く切って、すくって食べていた)、味もどちらかというと焼きうどんに近いかも。<br />左上はパン。朝は長いまま1本で出てくるが、昼以降はいつもちぎってあった。<br />バナナもよく出たが、モーリタニアでは取れないのでは?<br />たまに出るマンダリン(小さいオレンジ?)はとても美味しかった。

    スパゲティ・ボロネーゼ、とフランス人は言っていたが、イタリア人はこれをスパゲティとは呼ぶまい。
    麺はかなり柔らかく(フランス人はフォークで短く切って、すくって食べていた)、味もどちらかというと焼きうどんに近いかも。
    左上はパン。朝は長いまま1本で出てくるが、昼以降はいつもちぎってあった。
    バナナもよく出たが、モーリタニアでは取れないのでは?
    たまに出るマンダリン(小さいオレンジ?)はとても美味しかった。

  • これは...多分御飯だと思うけど...って、判断つかないこと自体が不思議な、白い粒。麦御飯みたいな食感。<br />クスクスにかけるのと同じようなスープをかけて食べるのだが、味の組み合わせとして、これはちょっと微妙だった。<br />写真はないんだけど、粒の小さい御飯(タイ米を割ったような感じ)にかけて食べたときは、同じような味でもとても美味しかったのだが。

    これは...多分御飯だと思うけど...って、判断つかないこと自体が不思議な、白い粒。麦御飯みたいな食感。
    クスクスにかけるのと同じようなスープをかけて食べるのだが、味の組み合わせとして、これはちょっと微妙だった。
    写真はないんだけど、粒の小さい御飯(タイ米を割ったような感じ)にかけて食べたときは、同じような味でもとても美味しかったのだが。

  • 鶏肉のタジン(とモロッコなら呼ぶだろう。煮込み料理)。<br />鶏はグラム単価が高いらしいし、フライドポテトとタマネギなどの野菜も入っていたことを思うと、ちょっとご馳走の日だったのかも。<br />鶏肉はよくしまっていて、美味しかった。

    鶏肉のタジン(とモロッコなら呼ぶだろう。煮込み料理)。
    鶏はグラム単価が高いらしいし、フライドポテトとタマネギなどの野菜も入っていたことを思うと、ちょっとご馳走の日だったのかも。
    鶏肉はよくしまっていて、美味しかった。

  • 美味しい田舎のパン!<br />田舎では、バゲット(いわゆるフランスパン)の形ではなく、このように何本かつながったような形で焼かれている。<br />これが、もっちり、しっとりとして、実に美味しいのだ。<br />フランス人も「エクセロン!」と言っていたから、本当に美味しいのだと思う。<br />首都ヌアクショットではバゲットが普通だが、そちらも美味しく、本国のフランスパンにひけを取らない。<br />でも現地の人は「ここでは機械で(?)焼いている。田舎は窯で焼いてるから、もっと美味しい」と言っていた。

    美味しい田舎のパン!
    田舎では、バゲット(いわゆるフランスパン)の形ではなく、このように何本かつながったような形で焼かれている。
    これが、もっちり、しっとりとして、実に美味しいのだ。
    フランス人も「エクセロン!」と言っていたから、本当に美味しいのだと思う。
    首都ヌアクショットではバゲットが普通だが、そちらも美味しく、本国のフランスパンにひけを取らない。
    でも現地の人は「ここでは機械で(?)焼いている。田舎は窯で焼いてるから、もっと美味しい」と言っていた。

  • 素朴なおやつ。<br />クラッカーというかクッキーというか、懐かしい味のビスケット。<br />森永マリーがさらに素朴になったような感じ。口の中の水分を吸ってしまうので喉が乾くが、後を引く味。<br />ピーナツのようなものは、完全に熟していないというか、ちょっと青っぽい味で、あまり食べるとお腹に良くなさそう。

    素朴なおやつ。
    クラッカーというかクッキーというか、懐かしい味のビスケット。
    森永マリーがさらに素朴になったような感じ。口の中の水分を吸ってしまうので喉が乾くが、後を引く味。
    ピーナツのようなものは、完全に熟していないというか、ちょっと青っぽい味で、あまり食べるとお腹に良くなさそう。

  • なんだか判らない写真だけど、これはナツメヤシのおやつ。<br />多分、ナツメヤシをつぶしたものをこねて丸め、薄皮で包んだようなものかと。砂漠の”きんつば”って感じ。<br />これをちょっとちぎって、というかむしって、缶詰のココナツミルクをつけて食べる。<br />美味しい!

    なんだか判らない写真だけど、これはナツメヤシのおやつ。
    多分、ナツメヤシをつぶしたものをこねて丸め、薄皮で包んだようなものかと。砂漠の”きんつば”って感じ。
    これをちょっとちぎって、というかむしって、缶詰のココナツミルクをつけて食べる。
    美味しい!

  • モーリタニア名物のお茶。<br />モーリタニアでは、1日に何杯もお茶を飲む。<br />どこかへ行くときも、ポータブルのガスコンロ、風除けの箱(左端の、ラーメン屋の出前箱みたいな白いやつ)、ホーローの小さいティーポット(やかんの陰の青いやつ)、グラスといった「お茶道具」を車に積んで行く。<br />いれ方には、けっこう長い手順があり、濃くて甘いお茶を、優雅に丁寧にいれる。ミントが入るとちょっと高級。<br />高さをつけて、何度もグラスからグラスへ注ぎ返し、泡をたてるのがいいらしい。<br />3杯飲むのが基本で、1杯目は飲み物のため、2杯目は人生のため、3杯目は愛のために飲むのだ...とかなんとか言ってた気がするけど、私のデタラメなフランス語では理解が及びませぬ。

    モーリタニア名物のお茶。
    モーリタニアでは、1日に何杯もお茶を飲む。
    どこかへ行くときも、ポータブルのガスコンロ、風除けの箱(左端の、ラーメン屋の出前箱みたいな白いやつ)、ホーローの小さいティーポット(やかんの陰の青いやつ)、グラスといった「お茶道具」を車に積んで行く。
    いれ方には、けっこう長い手順があり、濃くて甘いお茶を、優雅に丁寧にいれる。ミントが入るとちょっと高級。
    高さをつけて、何度もグラスからグラスへ注ぎ返し、泡をたてるのがいいらしい。
    3杯飲むのが基本で、1杯目は飲み物のため、2杯目は人生のため、3杯目は愛のために飲むのだ...とかなんとか言ってた気がするけど、私のデタラメなフランス語では理解が及びませぬ。

この旅行記のタグ

5いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

telescopioさんの関連旅行記

telescopioさんの旅行記一覧

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

モーリタニアで使うWi-Fiはレンタルしましたか?

フォートラベル GLOBAL WiFiなら
モーリタニア最安 1,560円/日~

  • 空港で受取・返却可能
  • お得なポイントがたまる

モーリタニアの料金プランを見る

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

PAGE TOP