佳子さま、選手たちの健闘を笑顔でたたえる 鹿児島国体の総合閉会式に臨席

 2023/10/17 20:45
入場行進する各県選手団に拍手を送られる秋篠宮家の次女佳子さま=17日午後2時6分、鹿児島市の白波スタジアム
入場行進する各県選手団に拍手を送られる秋篠宮家の次女佳子さま=17日午後2時6分、鹿児島市の白波スタジアム
 秋篠宮家の次女佳子さまは17日、鹿児島市の白波スタジアムで開かれた鹿児島国体の総合閉会式に出席された。熱戦を繰り広げた選手の健闘を笑顔でたたえ、28日に始まる全国障害者スポーツ大会に炬火(きょか)が引き継がれるのを見届けた。閉幕を告げるアナウンスが流れると真っ先に手をたたき、拍手が会場に広がった。

 午後2時前、桜島が噴煙を上げるなか歓声や拍手を浴びて着席。県選手団が入場すると、小さく手を振る場面も。説明役の藤本徳昭副知事によると、高校生がデザインしたトーチや太陽国体でも使われた炬火台に関心を示し、「ボランティアの方がたくさん関わってらっしゃるのですね」と関係者をねぎらった。

 閉会式に先立ち白波スタジアムで陸上競技のリレー3種目の決勝も観覧。選手が場内で紹介されるたびに拍手で激励し、巧みなバトンパスや激しいトップ争いを熱心に見入った。

 佳子さまは初の鹿児島入りだった。16日に肝付町で「高山流鏑馬(やぶさめ)」の練習を見学、17日は閉会式後に鹿児島市の鹿児島南特別支援学校を視察して帰路に就いた。

 障スポに臨席するため、28日に日帰りで鹿児島を改めて訪れる。ソフトボールとボッチャの2競技を観覧される。