大都会 PARTⅡ

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Epizode serije 1. сезона (52)

1 第1話 追撃
5. 4. 77.
Samo sezona
公園で婦女暴行殺人事件が連続発生。犯行の手口から同一犯人と睨み、城西警察署捜査課が捜査を開始するものの、目星を付けた容疑者はいずれも白だった。そんな中、4件目の事件が発生。捜査課の黒岩は、被害者が搬送された渋谷病院へ急行。聞き込みを申し出るが、担当医師の宗方に止められる。黒岩は4件目の犯行現場であるスーパーに徳吉らを派遣。目撃者を捜す一方、意識を取り戻した被害者の久子(永島)に面会するが、事情聴取の最中、暴行時の恐怖が蘇った久子は錯乱する。変質者の仕業と見る黒岩に宗方は前科のない、見た目は普通の男性という犯人像を示唆した。
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2 第2話 幻の総監賞
12. 4. 77.
Samo sezona
挙動不審の男、春木達男(峰岸)が逮捕された。春木は小刀を所持し、警官に声をかけられると逃走したという。逮捕時の状況を聞いた黒岩は、彼がデカいヤマを踏んでいると睨み捜査を進める。そんな折、自殺未遂を図って重傷を負った春木が渋谷病院に搬送。黒岩は典子(舛田)から、春木がうわ言のように陽子という女性を殺す旨漏らしていた事実を聞き出す。その女性、柿田陽子(范)は、かつて春木の情婦だったが、彼の暴力を共通の知人である合田(吉田)に相談する内に恋仲となり駆け落ち。だが、実はその裏には5年前に大阪で発生した強盗殺人事件が関与しており……。
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3 第3話 白昼の狂騒
19. 4. 77.
Samo sezona
大内が新聞記者にネタを提供したことに拠り、記事を見た犯人の逃亡を許す事件が発生。幸い犯人は検問で逮捕されたものの、この失態を黒岩に追及された大内は自責の念に耐えない。そんな折、手塚(三上)という男性が、ライフルを手に片思いの女性・みどり(伊佐山)が働く喫茶店にろう城。大内は名誉挽回とばかりに自らみどりとの人質交換を買って出た。手塚はそれを承諾し、今度は大内を盾に逃走用の車を要求。喫茶店を脱出すると大内の運転で一路、東京タワーへと向かった。黒岩らは大内の身を案じつつ、追跡するが……。
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4 第4話 警官嫌い
26. 4. 77.
Samo sezona
黒岩は暴行未遂事件の犯人・小沼(溝口)を取り調べていた。前科のある小沼は、以前の取り調べ時にはなかなか口を割らなかったが、今回はあっさり自供。黒岩はそこに疑問を抱きつつも彼を連れ現場検証に向かうが、そこを覆面の男達が強襲。小沼を連れ去られて黒岩は負傷し、渋谷病院へ運び込まれた。黒岩は内ひとりの覆面を剥がして一瞬素顔を見ており、その顔には確かに見憶えがあった。それはかつて黒岩が逮捕した竹本(林)という男性だったが、彼は刑務所で獄死していた。そんな折、事故死に見せかけた小沼の死体が発見され……。
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5 第5話 明日のジョー
3. 5. 77.
Samo sezona
閉店直後のバーでマスターが殺された。黒岩は徳吉を連れ、上納金徴収専門のヤクザ・谷口(片桐)を賭博現行犯として別件逮捕する。折しも屋台のラーメン屋の店主・松永が公園で襲われた。手口は似ていたが、黒岩は影で糸を引く谷口の親玉の仕業と直感する。松永を手当した宗方は、凶器は素手だと黒岩に告げる。犯行現場で採取した靴型から丸山は犯人が肉体労働者の青年と推理。だが捜査は難航し、容疑者がなかなか浮かばない。そんな折、宗方の言葉にヒントを得た黒岩は犯人はボクサーと睨んでジムを周り、吉成清(水谷)という青年に行き当たり……。
(C)石原プロモーション
6 第6話 傷だらけの逃走
10. 5. 77.
Samo sezona
負傷したチンピラ・サブこと井上三郎(磯村)が渋谷病院へ担ぎ込まれた。黒岩と徳吉の事情聴取には口を割らず、植松組の木島(久遠)が組員であるサブを引き取りに現れるが、黒岩は彼を追い返す。植松組は救急患者の搬送を装って渋谷病院へ侵入。サブを襲うが、いち早く察知した黒岩がこれを阻む。そこにサブの同級生と名乗る女性・小島玉枝(四方)が見舞いに訪れるが、彼女が店の客から託されたという差し入れのタバコには青酸カリが入っていた。明らかにサブは狙われている。折しも麻薬密輸業社の用心棒・武藤(遠藤)が遺体で発見され……。
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7 第7話 ダイヤモンドは死の匂い
17. 5. 77.
Samo sezona
黒岩らは急報を受け、交通事故現場に向かう。だが、負傷者を乗せた筈の救急車が行方不明に。負傷者は宝石店・大宝堂の社員・平井誠で、時価3億円相当の宝石を移送中だった。間もなく救急車と平井の遺体が発見されるが、宝石はない。しかも犯行に使用された救急車は渋谷病院の盗難車だった。現場付近で首筋に火傷痕のある男性が目撃され、当該者で前科のある早川謙吉(草野)が逮捕。彼の情婦が黒岩の旧知の女性・千代(杉本)であることが判る。そんな折、大宝堂社長の有田(福岡)がアメリカの保険会社の女性(マルカーネン)を連れて城西署に現れ……。
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8 第8話 眼には眼を
24. 5. 77.
Samo sezona
医師が二人、続けて襲われた。手掛かりを掴めずにいた黒岩は、ひとりの救急隊員(加地)から二人の共通点を知らされる。いずれも1週間ほど前、交通事故死した子供の受け入れを拒否した医師達だった。黒岩は子供の父親・朝倉(岡崎)による恨みの犯行と睨んで捜査を開始。当の朝倉(岡崎)は最後に受け入れを拒否した医者・宮部(勝部)が居留守を使った事実を突き止め、彼の父親(近松)と娘(田中)を誘拐し、電話で脅迫してきた。宮部は自分に落ち度はないと主張して黒岩らの捜査を拒否。金で解決しようとするが、黒岩にはそれで朝倉が納得するとは思えず……。
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9 第9話 おとり
31. 5. 77.
Samo sezona
渋谷病院に担ぎ込まれた患者、山田良一(清水)は麻薬中毒者だった。黒岩らは彼から密売ルートを手繰ろうとするが、山田は今日子ら看護婦の目を盗んで病院が保管している純度の高いモルヒネを自らに注射。ショック死する。山田と懇意にしていたという男性・本山(綿引)が遺体を引き取りに現れ、山田の死は病院の過失として院長の梶山(玉川)と宗方に慰謝料を要求。これをはねつけられた本山は次に今日子に接触。間接的ながら患者を死に至らしめたという彼女の過去を暴き、病院のモルヒネを持ち出すよう脅迫した。それを知った宗方はクロに打ち明け……。
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10 第10話 刑事のいのち
7. 6. 77.
Samo sezona
吉岡は懇意にしている小料理屋の女将・朋子(小園)から相談を受けた。彼女の息子が受験のプレッシャーから覚せい剤に手を出して困っているという。吉岡は上条にだけそのことを打ち明け、黒岩らに内緒で捜査を進めたいと話す。捨てたはずの刑事根性が湧き上がり、断れなくなったという吉岡の言葉に打たれ、上条は協力することに。吉岡は情報屋の兵藤(三谷)を使って極秘裏に密売組織を内偵。売人の中尾(庄司)を追い詰めるが、取り逃がしてしまう。翌日、中尾が死体で発見。続いて兵藤も撃たれ……。
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11 第11話 対決
14. 6. 77.
Samo sezona
新任課長の武井は、捜査課の中で優位に立とうと、黒岩や大内らに声をかけて回る。しかし、徳吉らはいかにも迷惑そうな素振り。そんな折、護送中の殺人犯・青山勝(志賀)が、護送車に居眠りトラックが追突したことを利用して逃走。彼は東友会系小室組組員で、2週間前に郷田組との抗争で二人を射殺。鉄砲玉に使われていた。困惑する武井をよそに黒岩らは青山の行方を追った。町工場で手錠を外した青山は、黒岩らの追撃を振り切って逃走。どうやら第三の標的がいるらしい。黒岩は青山が狙うターゲットを絞り込もうとするが……。
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12 第12話 人質射殺7.PM
21. 6. 77.
Samo sezona
黒岩達はあるタレコミを受けて、出所したばかりの男を尾行していた。男の名は大塚(河原崎)。5年もの懲役を課せられた稀代の悪党という。その大塚は黒岩らの監視の中、現金輸送車を襲撃。まんまと強奪に成功する。出所した足での犯行という前代未聞の事件に、城西署は全力で捜査にあたる。逃走ルートを絞り込んだ黒岩は、大塚ら犯行グループが一般家庭に潜伏したと見抜き、張り込みを開始。人質の安全確保のため、徳吉を押し売りに変装させて一味の下へ送り込む。作戦は成功。押し売りとして捕われた徳吉から情報を得た黒岩は、人質救出作戦を練る。
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13 第13話 俺の拳銃
28. 6. 77.
Samo sezona
自宅マンションでソープランド嬢の久保春子(花野原)が自殺した。父親が嫌で家出したらしい。黒岩らは遺体発見者で春子の知人の友子(佐藤朋美)から春子の父親が区役所に勤めていることを聞き、平原が彼を訪ねた。だが、父・博之(梅野)は娘の自殺を認めようとしない。他殺の疑いはないものの、針尾組組員・明石(佐藤)が春子を喰い物にしていた事実が判明。明石と対面した黒岩は彼に不審を抱き、上条にマークさせる。そんな中、捜査課に春子殺害をほのめかす電話が入った。電話を受けた平原が呼び出しに応じて出向くと……。
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14 第14話 切れたザイル
5. 7. 77.
Samo sezona
ビルの屋上から男性が転落死した。男性の名前は磯野孝士(榎木)。ビルにある天満不動産に勤めていたという。結婚を間近に控えた彼に自殺の動機は見当たらない。黒岩らは屋上で磯野のメガネのレンズの破片を発見。他殺の線に切り替える。そんな折、今度は沢弘之(瀬良)という男性が路上で刺殺された。彼は磯野と同じ大学の山岳部員で、2か月前、彼らと登山中の部員・田島が事故で死亡。そのことで田島の父・良平(早川)が磯野らを怨んでいた事実が判明する。一方、捜査課に神総太郎と宮本兵助、二人の新人刑事が配属。早速今回の事件の捜査に加わった。
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15 第15話 炎の土曜日
12. 7. 77.
Samo sezona
深夜パトロール中の徳吉の無線に、警ら中のパトカーから不審火発見の報が入る。次に悲鳴が響き、徳吉らが駆けつけると巡査二人を乗せたパトカーが火だるまに。現場に残されたオートバイの車輪跡から暴走族を手繰り、取り調べた結果、内ひとりの酒田(柴田)が事件当夜に盗難を働いた事実が判明。彼を逮捕する。一方、自衛隊員を招いての検証の結果、米軍の火炎放射器が犯行に使われた可能性が高いことが判り、黒岩は酒田の尋問と同時に火炎放射器の入手ルートを追及。大内が、米兵から貰った火炎放射器を転売したというホステスの情報を入手し……。
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16 第16話 兇悪犯脱獄
19. 7. 77.
Samo sezona
凶悪犯の金森徹(赤穂)が脱獄した。金森は強盗殺人罪で7年の刑を受け、前橋刑務所に服役していた。そんな折、城西署に女性事務員が会社の金500万円と共に消息不明との通報が入る。続いて、乱暴され車内に監禁されている女性が発見。黒岩らが急行すると件の女性事務員だった。その女性・有賀定子(清水)の証言から金森の仕業で、彼が飛行機で高飛びしようとしていることが判り黒岩らは空港を張る。だが、金森は新宿で発見。渋谷病院に収容された定子も姿を消す。そして、定子が金森の情婦である事実が判明し……。
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17 第17話 トラック大爆走
26. 7. 77.
Samo sezona
丸山の元同僚で現在は警備員をしている斉田(伊沢)がチンピラ3人組に刺されて渋谷病院に搬送された。彼らに絡まれたOLをかばってのことだが、チンピラもOLも逃走。幸い斉田は命に別状なかったものの、左眼の光を失うことに。程なくOL・池田和子(小沢)の身許が割れ、黒岩らは彼女に協力を頼むが、和子はそれを拒否。黒岩の一計で斉田と再会した和子は、彼が負傷してなお和子の身を案じていたことを知り、モンタージュの作成に協力。3人の内二人の逮捕に結び付くが、残るひとりの勇次(桑原)が逃亡し……。 (C)石原プロモーション
18 第18話 暁の兇弾
2. 8. 77.
Samo sezona
白昼、婦女暴行事件が発生。城西署が加害者男性を逮捕し、女性を保護するが、二人は恋人で事件は狂言だった。聞けばその男性・浩(野瀬)が、東洋銀行頭取・八田(渥美)の娘の誘拐計画に誘われたものの、怖くなり警察に捕まって身の安全を確保しようと考えたと言う。浩の証言通り誘拐事件が発生した事実を知った黒岩らは身代金引き渡し現場を張る。だが、村上(山西)ら犯行グループは現金を奪い、まんまと逃走。しかし、内輪もめから仲間のひとりが重傷を負ってしまう。偶然、渋谷病院を訪れた村上は今日子を脅して宗方を呼び寄せ……。
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19 第19話 別件逮捕
9. 8. 77.
Samo sezona
質屋強盗を追っていた城西署に、駐車違反の末、公務執行妨害で逮捕された瀬田(斉藤)という会社員が連行された。傷害の前科があったため質屋強盗の容疑者のひとりとして事件当夜のアリバイを尋ねると、瀬田は何故か黙秘。その夜、瀬田は母親の墓参りで妹の美津子(永島)と共に千葉の実家に泊ったのだが、結婚式を控える妹に配慮して真実を話さなかったのだ。黒岩らが質屋強盗の真犯人を逮捕した頃、瀬田は脱走。銃砲店からライフルを奪ってマンションに押し入り、母娘を人質にろう城した。単なる道路交通法違反だった瀬田の罪はどんどん重くなっていく。
(C)石原プロモーション
20 第20話 狙われる
16. 8. 77.
Samo sezona
徳吉は同じ刑事で盟友の中西(小野)から一通の封筒を渡され、自分が死んだら開けるよう告げられる。徳吉は一笑に付すが、その直後に中西が持病の癌を苦に拳銃自殺。さらに徳吉を付け回す謎の男・須田(伊藤)も現れ、にわかに件の封筒が怪しくなる。中に入っていたメモから、中西が売春組織に女性を斡旋して賄賂を得ていた事実が判明。徳吉は連絡係で中西の愛人のみゆき(岡)に接触するが、みゆきはトラックに跳ねられて死亡。トラックの所有者の望月(八代)を捜し当てた徳吉は彼を追い詰めるが、望月は逃走中に吐血し……。
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21 第21話 非常線突破
23. 8. 77.
Samo sezona
手配中の強殺犯・片桐常夫(佐々木)が通りがかりの女性を人質に抵抗。徳吉の活躍で女性は解放され片桐は逮捕されるものの、女性が麻薬を所持していたため片桐共々城西署に連行することに。彼女は香港在住の中国人・林蘭芳(中島)で、程なく厚生省の麻薬取締官から林の身柄を引き渡すよう要請がくる。黒岩らは仕方なく従うが、護送中のパトカーを二人組の殺し屋が強襲。林を奪還して逃走した。黒岩は麻薬取締官の西川(蜷川)から、林が麻薬組織のボス・區堅明の愛人で、麻薬の価格釣り上げ目的のために来日している事実を聞かされる。(C)石原プロモーション
22 第22話 最後の戦場
30. 8. 77.
Samo sezona
旋盤工・木島猛の他殺体が発見され、その指紋が未解決の金融窃盗事件の現場に残されていたものと一致。黒岩らは木島の交友関係を洗う。その結果、木島が最近、5年前まで勤務していた岡部印刷の社長・岡部(根上)と呑んでいたとの証言を得た。岡部を訪ねた丸山は、元職業軍人と語る岡部の独特の雰囲気が気にかかる。一方、大内の聞き込みで木島が5日前、友人で元暴力組織の構成員・常山(笹木)と口論していた事実が判明。直後、木島の高校以来の親友・宮坂(石川)が銃殺され、常山に嫌疑は深まる。だが、丸山はひとり岡部の張り込みを続け……。 (C)石原プロモーション
23 第23話 護送
6. 9. 77.
Samo sezona
黒岩は神と宮本を伴い愛知県の豊橋へ飛ぶ。豊橋警察署が逮捕した銀行強盗犯の小山(志賀)を東京まで護送するためだ。黒岩らは奪った金の隠し場所を小山に問い質すが、彼はギャンブルで全部スッたの一点張り。5000万円もの大金をそう簡単に使い込める筈もなく、黒岩は黒幕の存在を考慮。東京の一歩手前で黒岩らを乗せた護送車を、謎のトラックが強襲。小山を救出せんとする仲間の仕業だったが、黒岩の機転で一味は全員逮捕され、危機を免れた。だが、小山の奪還に失敗した黒幕は、今度は小山を消そうと企み……!
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24 第24話 刑事無情
13. 9. 77.
Samo sezona
神奈川県警の赤木警部補(藤巻)の要請で、大内と上条がホテルの1室に潜伏中の凶悪犯、東田(内田)、半田(鈴木)、浅井(森下)の3人組の逮捕に協力することに。容疑は覚醒剤の不法所持。だが、女性に絡まれた上条が犯人のひとりに後頭部を強打され、逃走を許してしまう。上条の怪我は全治2週間で済んだものの、赤木は黒岩らを強く非難。武井は赤木の機嫌を取ろうと神と宮本に捜査の協力を命じた。赤木は覚醒剤を密売している暴力バーのママ、美沙(三條)に接近。自ら取り引きを持ちかけ、肉体関係を結ぶが、その裏には赤木の非情な決意があった。
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25 第25話 恐怖の診断
20. 9. 77.
Samo sezona
宗方は急患を診るため渋谷病院へと急ぐ。担ぎ込まれていたのは交通事故で内臓破裂を起こした患者の佐野。宗方の懸命のオペも虚しく佐野は息を引き取る。宗方の到着まで処置を代行していた松井(広瀬)は自身の判断ミスとの自責の念にかられる。最初から宗方が執刀していれば患者は助かったかもしれないとの看護婦達の話を小耳に挟んだ弟の五郎(亀石)は、仲間と共に松井を監禁し、続けて宗方も拉致。松井を人質に、彼の誤診を認めて3000万円の慰謝料を支払うよう宗方に詰め寄る。一方、渋谷病院の異変を察知した黒岩は……。
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26 第26話 Gメン抹殺指令
27. 9. 77.
Samo sezona
銃殺遺体が発見された。被害者はおかまの留こと大塚留吉。“夜の女王”の異名を取る名物おかまだった。彼の腕には覚醒剤の注射跡が多数あり、以前からの中毒者であることが判明。程なくサウナ・クイーンランドのマッサージ師で、留の内縁の妻を名乗る女性・並木信子(西尾)が城西署を訪れるが、彼女もまた覚醒剤中毒患者で、捜査課は留のバックに大掛かりな密売組織があると断定。信子を別件逮捕して取り調べようとするも、麻薬取締官の根津(高城)が彼女の釈放を要求してきた。根津は信子を泳がせることで組織の実体に近づこうと目論む。 (C)石原プロモーション
27 第27話 爆破予告
4. 10. 77.
Samo sezona
公園で女性の絞殺死体が上がった。被害者は鳥居夏子(井上)、山手観光のバスガイドだ。被害者に抵抗した痕がないため顔見知りの犯行として捜査を開始。その矢先、殺害犯から捜査課に次の犠牲者を出したくなければ500万円を用意するよう脅迫電話が入る。黒岩らは逆探知に成功し上条が現場に駆け付けるが、逃走を許してしまう。その直後、犯人の前田(本田)が出頭。だが、上条が取り逃がした人物とはまるで印象が違った。捜査課は殺害犯は前田、脅迫犯は別人として捜査を続行。そんな折、脅迫犯から再び電話が入る。徳吉はそれを無視するが、予告通りバスが爆発し……。
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28 第28話 狙撃
11. 10. 77.
Samo sezona
金融業者の小島良造(殿山)という初老の男性が狙撃された。狙撃場所が向かいのビルのトイレという事実以外は何も判らず、捜査は行き詰まる。小島は2時間で1億円を用意できるという著名な金貸しで、取り立てが厳しく潰された会社も少なくない。政治家らとの癒着等々噂されており、数多くの恨みを買っていた。捜査を進めると、かつて小島が手を組んだ沢元(北上)という大物フィクサーに狙われている可能性が浮上。さらに、急患を装った刺客が病院に現れ小島を強襲するが、黒岩や大内の機転により逮捕された。その刺客のいずれもが、とある大手暴力組織の構成員で……。
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29 第29話 17番ホールの標的
18. 10. 77.
Samo sezona
スコープ付きのライフルと弾丸30発が銃砲店から強奪された。黒岩らが捜査を進める中、男性の銃殺遺体を発見。弾丸は盗まれたものだった。折しも城西署付近にあった駐車違反車が盗難車輌と判明。しかも車中の遺留品から今回の犯行に使用されたもので、さらに犯人が“井上”名字の人物を狙っていることが判り、黒岩らは被害者に関係する名字が“井上”の3人の男性に聞き込みを開始する。そんな中、3人とは別の人間が撃たれて重傷を負った。その男性が判事だったことから、黒岩は次に狙われるのは3人の内、検事である井上(土屋)と推理し……。(C)石原プロモーション
30 第30話 日没までの命
25. 10. 77.
Samo sezona
麻薬密輸の捜査中、渋谷病院に運び込まれた少年にコレラの疑いが出た直後、付き添いの父親共々姿を消してしまう。カルテ記載の住所氏名も虚偽であることが判り、黒岩はその父親が麻薬密輸に関与していると推測。少年が感染した可能性が高い東南アジアからの入国者リストを取り寄せ、今日子らに父親のモンタージュ写真の作成協力を依頼。そんな折、黒岩は宗方から少年が助かるタイムリミットは今日の日没までと告げられ……。
(C)石原プロモーション
31 第31話 殺人計画No.4
1. 11. 77.
Samo sezona
ある交番が爆破された。それはかつて宮本が勤務していた交番だった。重症を負った巡査長の白川(高杉)は宮本が世話になった恩師。宮本の心配も虚しく白川は息を引き取る。現場検証の結果、爆弾は過激派の使うものではなく、まったく別の線と見られた。そんなとき第二の爆破事件が起きる。現場は以前、宮本が関わった少女誘拐事件の協力者・松井明子(金子)の部屋だった。事件の犯人・河合正明(蟹江)は少女を保護していたと主張。示談の話も出るが、少女の母親が告訴を強行し、河合は3年の実刑を受けた。一連の爆破事件は、このことを恨んだ河合の犯行として捜査を開始する。
(C)石原プロモーション
32 第32話 刑事黒岩の命
8. 11. 77.
Samo sezona
黒岩達は麻薬の売人を追っていた。ヒッピーとも呼ばれる井崎(宇南山)という男だ。毒物が混じった粗悪な覚醒剤を売り歩き、3人の予備校生が死亡していた。針尾組の吉岡が裏で糸を引いていると思われたものの、なかなかボロを出さない。その最中井崎本人も件の覚醒剤が原因で遺体で発見された。彼の残した暗号文から取引の情報を掴んだ黒岩らは、取引現場を押さえ、一味の逮捕に成功。だが、リーダー格の大貫(曽根)が逃走し、黒岩は大貫を追い詰めるが、子供を盾に取られ逆に囚われの身となる。行方不明の黒岩の身を案じる捜査課。そこに新たに城西署捜査課課長として山元が赴任した。
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33 第33話 刑事失格
15. 11. 77.
Samo sezona
通行人が突然刃物で刺され、現金を奪われた。その手口から黒岩は以前丸山が担当した事件の犯人・河村徹男(片桐)の犯行と睨む。河村は3か月前に出所した際、身許保証人である丸山に更正を誓っており、丸山は彼の無罪を主張する。だが、丸山が河村夫妻の部屋を訪ねるとそこに二人の姿はなく、凶器から河村の指紋が検出され彼の犯行が確定する。それでも丸山はひとり河村を信じ、犯行動機を探ろうと単独行動に出た。その結果、河村の妻・茂子(片山)が男を作って逃げた事実が判明。河村が彼女の命を狙っていることを知る。そんな中、河村による第二の犠牲者が出てしまい……。
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34 第34話 野獣を撃て
22. 11. 77.
Samo sezona
学校から帰った少女、岡松陽子(大星)を待っていたのは凶悪な男だった。男は母親を刺し、陽子の首に手をかける。偶然、近所の女性が回覧板を届けに来たため男は逃走。陽子は失神しただけで助かり渋谷病院に運び込まれるが、意識障害を起こして記憶を失ってしまう。陽子の意識回復を待ちつつ黒岩は捜査を開始。犯人が現金1万円と翡翠の指輪を奪ったことが判りその線から犯人を手繰る。やがて陽子が意識を取り戻すが、証言は不可能だった。一方、恵比寿の質屋で件の指輪が発見され女性が持ち込んだことが判明。徳吉らがその女性・奈美(山口)を取り調べると彼女は麻薬中毒で……。
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35 第35話 危機迫る賭け
29. 11. 77.
Samo sezona
宝石店に強盗が押し入った。被害額は推定5億円。調査の結果、ガードマンが手引きしたものと見られたが、残忍な犯人はその男をも殺して逃走。ほどなく黒岩らは容疑者のひとり、高岸信(沢田)を逮捕。犯人と断定し、仲間の神山(福本)を指名手配した。高岸逮捕の一報後、城西署に西川(林)という男性が現れ、高岸に面会。黒岩は二人の会話を盗聴して情報を得ようとするも、西川の手引きにより高岸が逃走。だが高岸は、神山に盗んだ宝石を渡した直後、彼に殺害されてしまう。黒岩は残忍な神山が西川の命も狙うと考え、わざと西川を釈放して神山を誘き出そうとする。
(C)石原プロモーション
36 第36話 挑戦
6. 12. 77.
Samo sezona
清水六郎(柴田)という青年が今日子を訪ねて来た。かつて自動車泥棒をしたことがあり、そのときに黒岩や宗方、彼女に世話になったことがあるのだ。その後、渋谷病院から献血用の血液が紛失していることが判明。実は六郎が盗み出し、黒岩にイタズラを仕掛けたのだ。死体のない殺人事件をでっち上げ、黒岩にひと泡吹かせようという魂胆だった。翌日、六郎の計画通り黒岩が捜査に乗り出し彼を逮捕した。死体が上がらないまま事件は六郎の思惑通り展開していく。だが、六郎の自供した場所から本物の死体が上がり六郎は蒼ざめる。果たしてこの死体はどこの誰か?そして真犯人は?
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37 第37話 銀行ギャング徳吉
13. 12. 77.
Samo sezona
捜査課に、3歳の男の子が行方不明になったと連絡が入る。捜査課の仕事ではないと渋る面々に、黒岩は誘拐の可能性を考慮し、徳吉に捜査を命じる。そんな折、徳吉は公園でかつての同僚で、今はタクシー運転手の高倉(平泉)と再会。その直後、徳吉は高倉とその仲間の西村(三上)により拉致・監禁されてしまう。その家には件の行方不明の男の子がいた。高倉は暴力団との過度の癒着を理由に懲戒免職になっており、徳吉を使って警察への復讐を目論む。高倉は子供を人質に、徳吉に城西署の給料強盗を強制。子供は事前に親元に返してまんまと誘拐の事実を隠滅してあり、そうとも知らぬ徳吉は……。
(C)石原プロモーション
38 第38話 凶器が走る
20. 12. 77.
Samo sezona
タクシー暴行魔が出現。城西署捜査課は変質的な犯罪歴のある、現職タクシードライバーを片っ端から当たるが、いずれもハッキリとしたアリバイがあった。黒岩らは“ニューフェイス”の犯行と見て捜査の範囲を拡げる。被害者の共通点は髪の長い若い女性で犯行後、髪を切られていた。捜査中、黒岩は髪の長い女性客を乗せたタクシーを発見。尾行し、女性客に暴行する運転手・小島(市村)を現行犯で逮捕した。だが、小島は犯行を真似ただけの偽タクシーで、殺人もした憶えはないという。宗方は黒岩に、髪の長い女に憎しみなど深い感情を持った真犯人がいるとアドバイスする。
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39 第39話 グッドバイ1977
27. 12. 77.
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旧陸軍通信兵という経歴の下田徹男(長谷川)が刺殺された。彼の部屋を捜索するとテレビやステレオといった盗品を多数発見。管内で多発中の連続窃盗事件は彼の仕業だった。下田を刺したのは区会議員の秋吉英機(佐原)で、自宅に窃盗に入った彼を発見、抵抗している内に刺したという。正当防衛と見られニュースも秋吉のお手柄を伝えたが、黒岩は何か引っかかるものを感じて秋吉の身辺調査を開始。一方、下田の遺品の腕時計が15年前の殺人事件で盗まれたものと判明。黒岩がその事件の調書を調べに行くとそこに山元の姿が……。山元と15年前の事件にはどんな因縁があるのか?
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40 第40話 午前零時の脱獄
3. 1. 78.
Samo sezona
黒岩はある堀田悦子(范)という女性の相談を受ける。約1年前に黒岩が逮捕した石川(成瀬)という男性の内縁の妻だった。悦子はとある男性との結婚を考えているため石川と別れたい、ついては彼の面会に黒岩に同行して欲しいと言う。悦子は石川により親兄弟と引き離され、情婦扱いを受けており普通に考えれば別れたほうが幸せなはずだ。黒岩は躊躇するが、山元に説得されて悦子に同行。石川は別れ話に逆上、悦子の相手が黒岩と勘違いして暴れる。翌日、黒岩は昨夜零時頃石川が脱獄したという報を受ける。悦子の身を案じて彼女のマンションへ駆けつけた黒岩は、虫の息の悦子を発見し……。
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41 第41話 野良犬の恋歌
10. 1. 78.
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覚醒剤ルートを追う捜査課。その大元は沼田(田島)という大物で、この町で起こるすべての犯罪は沼田に繋がると言われ、市民にもその名は知れ渡っていた。徳吉はその張り込みを命じられるが渋る。実は洋子という彼女(風吹)ができて、デートの約束をしていたのだ。張り込みで約束の時間に遅れた徳吉が半ば諦めつつ待ち合わせの喫茶店を訪れると洋子は待っていてくれた。嬉しさのあまり徳吉はプロポーズ、洋子の父親と面会することになった。だが、彼女の父親こそ沼田で、徳吉と陽子は険悪なムードに。だが、洋子は家出して徳吉のアパートに駆け込んだ。一方、黒岩らは覚醒剤の密売人を追っていた。
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42 第42話 赤い命を奪還せよ
17. 1. 78.
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渋谷病院に運び込まれた急患は、南米イザベリア共和国大使館員の令嬢(ウエルトン)だった。48時間以内の緊急手術が必要だが、彼女の血液は世界に101人しかいない珍しい血液型だった。至急イザベリア共和国からその血液が輸送されることになり、宗方はひと安心。だが、羽田に到着した血液は輸送車ごと何者かに盗まれてしまう。やがて、黒岩の推測通り犯人から血液と引き換えに1千万円を要求する電話が入る。ナイーブな外交問題でもあり、外務省から杉本(大村)という南米担当官が城西署に派遣されて来た。杉本の指揮下、現金の受け渡しが行われるが、失敗に終わり……。
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43 第43話 城西署爆破計画
24. 1. 78.
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火薬庫からダイナマイト10本が強奪、警備員が殴られ渋谷病院に運び込まれた。丸山は5年前に同じ火薬庫からダイナマイトが盗まれた事件を思い出す。相模湾上流で爆発させ、密漁をしたのだ。犯人は下平正市(梅津)。懲役10か月の刑を受けた。丸山は下平の妻・玉子(杉山)を訪ねるが、既に別れたという。だが、妻の元には立ち寄ったようで“自分はもう永くない、最後にドカンと花火を打ち上げる”と漏らしていたという。さらに下平が、かつて黒岩により射殺された、猟銃乱射事件の犯人・河合良夫(庄司)の実の父親であることが判明。そんな折、下平は今日子を人質に取り、堂々捜査課を占拠した。
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44 第44話 殺人捜査
31. 1. 78.
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ホテルの一室で男が殺された。男は大阪の印刷業者、津山圭介(石川)。事故死と見られたが、丸山は幾つかの矛盾点を指摘する。黒岩もまた、部屋で割れていたグラスが津山の死後に割れたものと判断。殺人事件として捜査を開始した。やがて津山の娘・小夜子が、交際中の外事省の役人・白木陽三(長谷川)から急な別れ話を切り出され、それを苦に自殺した事実が判明。ところが津山は生前、金策の相談のため白木に会う約束をしていたという。黒岩は白木に事情聴取するが、白木には完璧なアリバイがあった。だが、黒岩はその完璧さに疑いを持ち、再調査を始める。
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45 第45話 白昼の市街戦
7. 2. 78.
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町工場・柴田製作所の社員・平島雄二(小坂)が暴力組織員に殺された。犯人は針尾組の組員・西山(赤穂)だった。捜査課は西山の足取りを追うが、行方は一向に掴めない。衝動的犯行なら組が西山を差し出してくるはずだが、そういった気配はなく、平島も西山と直接争っていた様子は見られない。さらに大光寺組系の銀竜会もおかしな動きを見せていた。銀竜会は以前から渋谷で勢力を伸ばしていたが、後から進出して来た針尾(宍戸)と対立している。捜査を進める黒岩らは平島が銀竜会組長の山森(伊達)と繋がりがあり、針尾組が武器密輸に関して銀竜会と抗争している事実が判明し……。
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46 第46話 霊感聖少女
14. 2. 78.
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捜査中、神が老婆に優しくしていたことから犯人を取り逃す。黒岩らは神を擁護するが、本人は激しく落ち込む。そんな折、神はスナックで予知能力を持つ花売り少女の亜紀(中村)と出会う。少女は神が刑事であることを言い当て、さらに新宿で事件が起こると予言した。翌日、弁慶とパトロール中の神は、とある会社の給料強奪計画に遭遇。襲撃犯のひとりの特徴が予言通りだったため事件を未然に防ぎ、さらにグループのひとり・尾形(大浜)を逮捕することに成功した。犯行グループは指名手配中の質屋強盗で、神は山元からお手柄だと褒められる。神は再び亜紀に会い、事件の手掛かりを聞くが……。(C)石原プロモーション
47 第47話 黒いライセンス
21. 2. 78.
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暴走族・ドクロ会の参謀格の小西進(永野)が何者かの手で殺害。抗争相手のチーム・コマンチに襲われたものと見て黒岩らは捜査を開始した。事件の第一発見者でもある交通課の杉山(矢吹)の協力もあり、容疑者すべてを補導。だが、第二の犠牲者を出してしまう。被害者はコマンチの一員、野村修(氷室)だった。捜査課は囮作戦敢行を決定。立候補してきた杉山をその任にあたらせ、夜通しの捜査を決行した。作戦は空振りに終わったかに見えたが、犯人は囮には目もくれず別の場所で堂々第三の犯行を行った。情報漏洩の可能性を感じた黒岩らは、杉山にその疑惑の目を向ける。
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48 第48話 狙われた刑事
28. 2. 78.
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徳吉はかつて逮捕した元組員・松下(中島)の呼び出しを受けて出かけるが、彼にその憶えはないと言う。そこで突然殴られた徳吉は気を失い、目覚めると松下が自分の拳銃で銃殺されていた。中目黒署に尋問される徳吉を、黒岩ら城西署が引き取りつつ現場検証にあたる。中目黒署は徳吉が犯人、抵抗した跡がないため黒岩らは徳吉の無罪を主張。だが、足を洗った松下の身辺からは何も手掛かりが浮かばなかった。黒岩らは徳吉に恨みを抱く前科者の矢代(大村)、高梨(野呂)らを尋問するがいずれもアリバイがあった。そんな折、唯一の目撃者である浮浪者の木村(弘松)が渋谷病院に運ばれ……。
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49 第49話 逃亡の果て
7. 3. 78.
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城西署内で月田刑事(照内)が撃たれた。月田を撃った拳銃は1週間前現金強奪事件で使われたもの。意識を取り戻した月田は、以前自身が誤認逮捕した北山史郎(林)の仕業ではないかと語る。調べると北山は丁度出所しており、故郷に帰る前に月田に復讐する旨吹聴していたという。さらに他にも北山を捜している二人組の男性がいることが判る。捜査課は、故郷の島原に逃げた北山を逮捕するものの、護送中件の二人組に襲撃され、北山を連れ去られてしまう。実は二人組の平川(蟹江)と梅田(檀)こそ現金強奪事件の真犯人で、北山は現金と拳銃の入ったカバンを二人から奪っていたのだ。(C)石原プロモーション
50 第50話 射殺命令
14. 3. 78.
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原宿の銃砲店が襲われた。押し入った男は店員と客を人質に取り、ろう城した。犯人は逆上し、ヘタに手出しができない。そんな危険な状態にありながら、宮本は丸腰での話し合いを申し出る。犯人の吉田次郎(青木)は、法務大臣に掛け合い、逮捕された兄・辰夫(地井)を釈放する旨要求。それを聞いた宮本は、警察が手出しをしない代わりに人質に手を出さぬよう言い聞かせて一時退いた。その辰夫は丸山が逮捕し、今は渋谷病院で治療中だった。そして黒岩らは、次郎が覚醒剤中毒であること、彼らが幼い頃、軍用機の墜落で母親を喪っていたことなどを知る。宮本は辰夫に次郎の説得を頼むが……。
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51 第51話 北九州コネクション
21. 3. 78.
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北九州市へ麻薬密売人の安岡俊次(川地)を追って来た徳吉と宮本。しかし、尻に火の付いた安岡は、仲間の宇野(八名)と梶(中田)により若戸大橋から落とされてしまう。運良く渡し船に救出された安岡は共立病院へ収容されるも、何故か治療も食事も拒否し、生きようとする意思が見られなかった。実は安岡は以前、胃がんで宗方の手術を受けたことがあった。宗方は安岡の担当医から連絡を受け、はるばる共立病院を訪れた。そんな宗方の心意気に打たれ、安岡は治療を受ける約束をする。一方、宗方から殺し屋が安岡を狙っている可能性を示唆されたトクは、彼の病室を張り込む。するとそこに拳銃を持った男性(片桐)が侵入し……。
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52 第52話 追跡180キロ
28. 3. 78.
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銀行強盗事件が発生した。紙幣も硬貨も見境なく持ち去り、被害総額は1600万円にものぼった。現場に残された指紋から、犯人のひとりは中川陽平(風間)と判明。城西署の管轄外の事件だった。そんなとき、上条らは駐車違反を取り締り中の警官を殴って逃走しようとした男性を逮捕した。その男こそ指名手配中の中川だった。全くの偶然から事件に関わることになった城西署だったが、早速中川の取り調べに当たる。一方、中川の仲間がバスをジャックし、彼の釈放を要求してきた。黒岩らは中川が金を隠し持っていると判断。中川を一時釈放し、まずは人質の安全確保をと考える。だが、山元の警察上層部への交渉に時間がかかり、犯人らが苛つき始め……。
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O ovoj emisiji

「大都会―闘いの日々―」に続き、1977年4月から放映された「大都会PART II」は前作から大きく路線変更され、ハードなアクションとユーモアを加えた、エンターティンメント性の高い作品となった。渡哲也演じる黒岩の所属も城西署捜査四課から捜査一課になり、石原裕次郎も新聞記者から渋谷病院の外科医・宗方悟郎へと役柄を変えている。刑事と医師。犯罪を犯した者を追いつめる男と犯罪によって傷つけられた者を助ける男。人命を守るという共通した目的を抱き、互いに協力し合い、時に対立しながらも、強い絆で結ばれた二人の男の関係は、前作を引き継ぐ形で描かれている。本作品のポイントには松田優作の加入が挙げられる。それまでに彼が演じてきた「太陽にほえろ!」のジーパン刑事や「俺たちの勲章」の中野刑事とは、異なった刑事像を松田は創り上げている。ハードな暴力派刑事というイメージの中にさりげないユーモアを加味した演技は、強く印象に残るものであった。
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4,4
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