ミヤマガマズミ Viburnum wrghtii Miq. (スイカズラ科 ガマズミ属
 ミヤマガマズミは北海道・本州・四国・九州に生育する落葉低木。ブナ帯から海岸近くのマツ林まで分布が広い。尾根などの日当たりの良い場所に生育することが多い。主軸はよく伸びるが枝は短枝となりやすい。したがって主幹が明瞭な樹形となることが多く、伸び上がって数mの高さとなる。枝は黒紫色を帯び、ガマズミ属の植物の中では最も色濃い。葉は倒卵形で長さ6〜14cm。先端側で最も幅広く、先端は尖って菱形的な印象がある。葉の色は濃い緑色であることが多く、ガマズミ属の中では最も色が濃いと思う。葉の表面は無毛であり、光沢があることが多い。


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