ミステリ・SF・ファンタジー・ホラーの専門出版 TOKYO SOGENSHA

ゴキンジョビジュツカン ご近所美術館

ご近所美術館

在庫なし

定価
880円(本体価格:800円)
ジャンル
  1. 国内ミステリ > ミステリ
  1. 国内ミステリ > 連作短編集
レーベル
  1. 創元推理文庫(M)
判型
文庫判
ページ数
334ページ
初版
2015年5月29日
ISBN
978-4-488-44711-3
Cコード
C0193
文庫コード
M-も-2-1
装画
オオタガキフミ
装幀
松木美紀

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内容紹介

国道沿いのビル群の間にひっそりと建つペンシル・ビル。その二階に“美術館”はあります。のんびり寛げるラウンジは憩いの場として親しまれ、老館長が淹れるコーヒーを目当てに訪れるお客もちらほら。しかし、この度館長が引退することに……。後任としてきたのは、稀に見る美貌を持つ川原董子さん。そんな彼女に、常連の海老野くんは一目惚れしてしまいます。董子さんを振り向かせたい一心で、彼女の妹あかねさんの助けを借りつつ、来館者が持ちこむ謎を解決していく海老野くん。果たして、彼の恋の行方は? 恋する青年が美術館専属の探偵となって奮闘する、ほんわか連作ミステリ。解説=大矢博子

目次

「ペンシル」
「ホワイトボード」
「ペイパー」
「マーカー」
「ブックエンド」
「パレット」
「スケール」

著者紹介

森福都 (モリフクミヤコ)

1963年山口県生まれ。広島大学医学部総合薬学科卒。96年「薔薇の妙薬」で第2回講談社ホワイトハート大賞エンタテインメント部門優秀賞を受賞してデビュー。同年「長安牡丹花異聞」で第3回松本清張賞を受賞。2002年「十八面の骰子」が第55回日本推理作家協会賞の候補となる。主な著書に『双子幻綺行 洛陽城推理譚』『セネシオ』『狐弟子』『漆黒泉』『楽昌珠』『肉屏風の密室』『赤い月 マヒナ・ウラ』がある。

著訳者の既刊本