マレーシアの首都 クアラルンプール【エリア別情報】

マレーシアの首都クアラルンプール

世界でもその高さを誇るPETRONAS Twin Towers(ペトロナス・ツインタワー)で知られるマレーシア首都クアラルンプールは、KL(Kuala Lumpur) として親しまれており、近化が進み、国際都市として急成長しています。 

KL首都圏(クランバレー)には、製造業や石油関連企業などの外国企業が多く進出しており、外国人の駐在員数は4万人を超えている上、進出する日系企業は900社ほど、日本人在住者は1万人強となっています。 イーオンデパート、伊勢丹、吉野屋、ユニクロ、日本料理店日本人会や日本人学校もあるので、家族同伴で駐在する個人が多い傾向にあります。

 

マレーシアの首都クアラルンプールのエリア情報

 

連邦政府の直轄地であるクアラ・ルンプール(KL)は、243平方kmと東京23区の4割ほどの小さな面積であり、その人口は176万人にすぎず、マレーシア全体の人口が3000万人ですので、アジアの主要都市に比べ、過度に密集していない稀な傾向にあります。しかし、周辺のセランゴール州の地域を含めた首都圏(クランバレー)では、720万人程度の規模となり、KL郊外から通勤をする者にとって、朝晩の渋滞は頭痛の種となっており、慢性的な交通渋滞を緩和すべく、LRTの延伸プロジェクトや既存のKTMやLRTが通っていない東西のベッドタウンとKL中心部をつなぐ路線の開発が急ピッチに進められています。

政府が掲げる「大KL首都圏構想(グレーターKL)」にそって、首都圏拡大をめざし、大規模高速列車(MRT)の敷設やKL-シンガポール間の高速列車計画、格安航空会社の発着専門のKL第2国際空港(KLIA2)など、交通・港湾インフラの拡充が行われている一部の表れでもあります。 このように国あげて首都の発展をめざしているクアラ・ルンプール(KL)は、将来性のある都市として、世界中の投資家から注目されています。

首都クアラルンプール(KL)をエリア別にみると、PETRONAS Twin TowersのあるKLCC地区(国内大手企業、外資系企業のオフィス、高級ホテル、ブティックが建ち並ぶ商業中心街)、ブキッビンタン地区(流行のファッションで身を包む若者を魅了する繁華街)、KL国際空港向け特急や各地への国鉄、私鉄電車が乗り入れるKLセントラル駅地区からなります。

さらに、高速や鉄道、バスなどのインフラも整備されつつあるため、大変魅力に富んでいます。また、不動産も、他の地区と比べて非常に高く評価されており、投資先として申し分ないエリアであるといって良いかもしれません。