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悠里 (c)Clear
氷沼 悠里・・・鯖のみそ煮定食・・・
一応、本作品のメインヒロイン・・・です(よね?)
MoonLight は、悠里三部作ともいえるのではないだろうか?
独立色の強い「香耶」、ストレートに共感できる「汐音」に比べて、「沙祐璃」「悠理」「美姫」の三作は「悠理」を中心に絡み合う。

亡くなった婚約者への想い。果たされなかった約束が多く重い分、後を引いてますね。
作品を完成させ投稿するために「デート」がしてみたいというあたり、微笑ましいなぁ。
選んだきっかけは、やはりあのゴミ捨てシーンか?(笑)
割れた風船を大事そうに持たせて、悠里の気持ちを我々に共感させるための道具とするあたり、なかなかうまい演出ではないか。

後半、主人公への想いが募ること=亡くなった婚約者を裏切ること。この図式を崩すために葛藤する姿が切ない。
「想い」は消えてゆくものではなく、積み重ねていくもの。
逃げていては、何も積み重ねられないんだと気がついたとき、

バッドエンドで、悠里の気持ちを知った主人公が泣いたときに沙祐璃さんがかける言葉。
「誰かのために泣けるってすごくい大切なことだから
 だから私も泣いていいかな」
沙祐璃さんの涙の意味。言えなかった一言は・・・